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![]() 亀 2009.9.9 幸せと距離をとる 不幸せでも動じないよう 甲羅から首を覗かせて 様子見 お菓子の家 2009.9.9 愛されてない不安 愛せない不安 ひとりの不安 ひとりでいられない不安 不安・・ 不安・・ ふあんが、いっぱい 贅沢な寂しさ なら、その中で泳ごう お菓子の家を食べるみたいに 生クリームにあっぷあっぷして 欲望 2009.9.9 なにが手に入れば人間は 満たされるだろう・・ 満たされたいと 画策するから 世界戦争が起きちゃうのかな、 欲望は果てしない このわたしのちいちゃな胸でも 虫の知らせ 2009.9.9 秋の虫が鳴いてる それ以外 なんの音もしない なにも 遠い あなた 遠い あい わたし 大丈夫かな・・ トゥーデューデュー と虫が鳴く 姿かたちの見えない虫が ひとり 2009.9.9 突然の不安に襲われる 地球に取り残されたよう だとしたら わたし いま どこにいるんだろう? 運命 2009.9.8 ごめんね、 でもあなたは 私ひとりをあなたひとりの手で 幸せにできなかったんだもん 仕方がないじゃん あなたは私を ある意味満たしてくれたけど それは完全じゃなかった 私はそれを諦めて あなたにそれとなく 触れ続けた そしてだんだんと 離れて行った ごめんね、 でも、 こうする以外に どうしようもなかったんだよ テーブル 2009.9.8 好きな人の 好きなものを 気づいたら 好きになってる 私の好みは 集大成か 過去のひとたちと パーティーか 一体 2009.9.8 この世に さよなら、なんて あるのかな? 惚れた男は わたしの血肉だよ 惚れられれば 骨身に沁みるよ ベッド 2009.9.8 ベッドが小さくても大きくても 一緒みたい あなたが寄ってくるから せまい 自由 2009.9.8 ベッドの真ん中にマクラを置いて眠れる そのことの自由を満喫してるはずなのに なぜだか 涙が出た ひとり 2009.9.8 誰も彼もは愛せない そんなことわかってた うずく 2009.9.8 指先を紙で切った 嫌な痛み 嫌な痛み 心が切り取られたのに 場所がわからない うずく 嫌な痛み 笑っていて 2009.9.4 寂しいの? かわいそうに でもそれは自分のせいよ イラつくの? 無意味ね だってそれは自分次第よ 死にたいの? 生きたいの? どちらでもいいけれど・・ あなたはいいこともわるいことも たくさん人にしたものね たくさん自分にしたものね 後悔は似合わない 振り返っても時間の無駄 あなたはこのまま生きて そして最後に 瞳から涙が零れようと 笑っていて 風になる 2009.9.4 この部屋をとおりぬける風が わたしをチラ見する けれどなにも言わない なにも教えない 嫌いではないでしょう 肌に触れるくらいだもの あなたの視線はいつも さらっとして残り香は寂しい 風の通り道を探してみようか わたしもそのうち行くだろうから この肉体と精神を捨て去る日も そんなに遠くはないだろう 存在の不確かさに脅える夜 2009.9.4 本当にあなたはいるの? 本当にわたしはいるの? ぼんやりと 満月 すりへりはじめ 呼ばれればすぐ何処かへ 行こうとする どぎつい 一番星 自己主張し過ぎ 負けん気の強さなど なんの足しになるだろう 本当に この世はあるの? ひとりだとわかなくなる あなたの肌がここにあれば それはそれで 未知なるぬくもりだけれど 重石 2009.9.4 たよりない たよりない なにか とどかない とどかない 夢 ねむい ねむい 現実 つまらない つまらない 戯言 あぁ、誰か 救ってよ スライディングドア もう一つのリアル 地球がひっくりかえっても ぐらつかない 足元に重石 諦めて生きること出来ますか 蝉 2009.9.4 眠いのに寝ないで お腹が空いても食べないで 抱かれたくても触れないで 辛抱強く息をひそめて いつか・・ 蝉になる ひからびた屍に Top of Page |
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