手 2012.8.24

手を離してはだめよ
好きなら
大事なら

どんなに悲しくても
どんなに切なくても
どんなに悔しくても
自分から手を離しては
絶対にだめ

二度と手に入らなくなってしまうから

悲しいときには
笑って
切ないときには
見つめて
悔しいときには
手を繋いで

愛すようにしてみて



ホーム 2012.8.24

みんなどこかに帰る
だけどどこに帰るんだろう
みんなどこかへ行く
だけどどこへ行くんだろう

本当に帰りたい場所なんてあるのかな
本当に行きたい場所なんてあるのかな

わからずに
行ったり来たりしてるうちに
どっちが家か
わからなくなっちゃうのかな



変ってく 2012.8.24

人はみんな変ってく
大切なものが変ってく

あなたのこと忘れていく私を
恨まないでね



煽る 2012.8.24

女だから
恋愛しろとか
結婚しろとか
妊娠しろとか
煽られてる気がするのは

気のせい?

使わなきゃ損みたいな風潮

やめて欲しいんだけど



未来 2012.8.24

あなたとは未来がないと思ってたのに
2年が経った

十分に未来じゃん



たまご 2012.8.24

私はあなた以外
誰も好きになりたくない

じっとしてる
殻が破れるまで

最初に見た人を
また好きになるまで



帰り道 2012.8.24

無邪気な女友達の
幸せな話に
笑って頷いた
帰り道
泣いてしまうくらいには

不幸です



疲れる 2012.8.19

なんか疲れる
とても

言葉が心なら
心が
心が体なら
体が
体が命なら
命が

とても疲れて動けない

あなたが死んでからこんなにがんばってきたのにね



情熱 2012.8.19

どうしたって手に入れたいものなんて
私にはない
欲しいならどうぞ
と、人に譲ってきた

そっと今を生きて
ゆるく死んで生くのか

才能が欲しいんじゃない
情熱が欲しい

このまま
だるい体を引きずって
疲れ眼で空が霞む前に

情熱の片鱗に触れて
燃え尽きたい



弱虫 2012.8.19

捨てることもしない
欲しがりもしない
弱虫



すべて 2012.8.19

目の前のあなたが
わたしにとって
あなたのすべて

他で人殺しをしていようと
もしかして工作員でも
愛してると100人の女に言って
50人の子供がいたとしても

目の前のあなたが
わたしのすべて

いくときは
道連れ



共存 2012.8.16

どんなに悲しくても
あなたと出会ったことを
後悔したことなんて一度もない

ただ、思うのよ
あなたと出会えなくても
あなたが生きていてくれたら
よかったのにって



祈り 2012.8.16

あんなに愛されたんだから
がんばれる

そう思うには元気が必要

あなたのぶん生きるということが
どんなことなのか
教えてくれませんか



迷い 2012.8.16

あなたの子供を産んでいたら
あなたは今も傍にいたかな?

命を引き止められなかった私は
あなたに死に遅れて

今、ここでこうしてひとり

生きていく意味を思いあぐねているよ



恋人 2012.8.16

あなたじゃない
間違えないで
背の高さが同じでも
眉毛の形が似ていても

あなたじゃない
間違えないで
私の笑顔が好きと言っても
拗ねた様子が可愛くても

あなたじゃない
間違えないで

でも、
あなたの中にあの人を
あの人の中にあなたを
探してるうちにひとりになるなら

それは
私の恋人



隣の芝生 2012.8.16

私は誰かが羨ましい
誰かは私が羨ましい

比べたらいけないと
教わった
青い芝生が
大人になっても消えないみたいだ



自己嫌悪 2012.8.16

あの人を幸せだと思ってしまう
自分を不幸だと思ってしまう

ココロが嫌い

ちっちゃくて汚い



よかったね 2012.8.4

出会えてよかった
そう心から思える人がいる
相手が生きてても死んでても
そう思う

なら、
私、生まれてきてよかったね

私、生きてきてよかったね



人と 2012.8.4

誰かを愛したい
誰かの役に立ちたい

それが自分を庇護することであっても
いいじゃない
偽善や好奇心であっても
いいじゃない
頑張ってみれば

人はひとりじゃ生きれない
弱いから繋がっていたいんだ



ここに、いる 2012.8.4

愛されることの奇跡
心が一瞬つながった喜び

気のせいでもいいじゃない
時折吹く風に惑わされるように
気持ちよくなれれば

私、忘れないよ
あなたの全てが
私の心と体を通って
しばらく
ここに、いたこと



仕方がない 2012.8.4

愛してくれる人がいる
愛してくれない人がいる
手に入るものがある
手に入らないものがある

この歳になって
やっとわかる

え〜と、競争したって
仕方がない



月と私 2012.8.2

綺麗な満月
もし誰も友達がいなくなってしまっても
あなたがいれば大丈夫かなと
思ってしまう私は
やっぱり少し変っているのかな

我侭なぶん
零れ落ちていくなにかを
拾うことなく
諦めてしまう私を

どうか、あなただけは叱らないでいて



きんく 2012.8.2

無邪気なことの美徳
無自覚なことの背徳

引きちぎった花びらに住まう虫が死ぬ
手の上で生き延びた雫に光が生まれる

愛されながら憎まれるなら
覚悟を決め血にまみれよう

口付けながら刺されるなら
目を閉じて夢をむさぼろう

あなたが笑ってる
笑顔にひそむ悪魔を
知らずに一緒に抱いて



実感 2012.8.2

あれもこれも欲しがって
なにが悪いの

生きてる
そう感じられるなら
どれほど貪欲にでもなるさ



今よりは 2012.8.2

自分がよければそれでいい
なら、
偽善なんて止めてよ

正直にさえなれば
事態は今よりはいくらか
マシなはずだよ



諦め 2012.8.2

諦めてる
それは
過去でも未来でもなく
今を
少しだけ

人に自分に優しくなるために
必要なときもあるでしょう

変り行く日々の中で
決断が必要なら

何かを手に入れるために
何かを
諦めることもあるでしょう



飛べ 2012.8.2

選択の連続
休憩は許されない
足元をすくわれる
流れの速い都会の濁流

逃げろ 逃げろ 逃げろ
追いつかれる前に
つかまえろ

ほんとうに欲しいもの見つけたら
飛びついて
奪い取れ



決めるということ 2012.8.2

人のせいにしない
過去を悔やまない
そのために
自分で決めるということ





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