昼下がりのベッドで



カーテンから透けてこぼれる光は
あなたの繊細であどけない愛みたいだ

誰かを守ろうとして
困ってる
首をかしげた子供が
そこにいる

手を伸ばしても届かない
星をつかむように
あなたの髪を撫でていたい

カーテンを開けることもできずに
うすい木漏れ日に包まれる私は
窓のそと ひらひら迷う蝶のように
静かに閉じ込められているのか