チェルシー



光の溢れる 庭先に出れば
笑い はしゃぐ 君
愛らしい耳と つぶらな瞳で
話し かける 君

僕を目指して 飛びこんでくる
君を抱きとめて ひっくりかえり
芝生の上で ねころんだまま
見あげた空は 澄みきる青さ


光のあふれる 思い出の中で
笑い 遊ぶ 僕


いくつもの夏 駆け抜けただろう
君は僕より年老いていた

蝶々を追って 無邪気なままで
空の散歩を 楽しんでいる


光の溢れる 庭先で今も・・
笑い はしゃぐ 君