SUNDAY



あんなに穏やかな眠りは もうやって来ないのかしら?

昼下がり 小さなソファで 遅いブランチ

おなかがいっぱいで
こころも満たされて

手を伸ばしベッドへ誘うと
躊躇しながらついて来る
あなたのはにかんだ笑顔が好き


あんなに心地のいい眠りは もうやって来ないのかしら?

素肌がなめらかで
気持ちも満たされて

小さな胸を枕代わりに
無防備に甘えてくる
あなたの天使のような寝顔が好き


目を閉じても 感じられた
あなたがそばにいることを

夢を見ながら 聞いていた
赤ちゃんみたいな可愛いイビキ


あんなに気持ちのいい眠りは もうやって来ないのかしら?

夕暮れ 青いバスルームから 私を呼ぶ声

手を伸ばしベッドへ誘うと
呆れたようにキスをする
あなたの見慣れた笑顔が好き


あんなにゆったりとした眠りは もうやって来ないのかしら?

ぬくもりは木漏れ日より柔らかで
私は 揺りかごに揺れていた
私は 子守唄を聞いていた
私は・・

あなたの中で眠っていた