黄昏泣き



涙乾く前に また涙が
風だけが 通り過ぎる
カーテンが揺れて

部屋を染めて行く 黄昏時の空
綺麗ね 静かに 澄んで行く

あなたのこと 好きだったのか わからないのに
私だけは 愛されていたと 信じたいのよ


恋が乾く前に また抱いてよ
夢だけが走り抜ける
シーツの隙間を

肌を染めて行く 黄昏泣きの空
いつかの ぬくもり 溶かし行く

あなただけが 時別だとは 思わないけど
二人だけに 築ける何か 信じていたの