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韓国人元日本軍人・軍属、遺族、元「慰安婦」、徴用者など
すべての外国人戦争被害者への戦後補償実施を。



戦 後 補 償 を。
臼杵敬子
日本の戦後責任をハッキリさせる会代表


 プロフィル
→ やってきたこと*主張


 (2001.7.)


 

臼杵敬子
プロフィル

フリージャーナリスト。1948年香川県綾歌(あやうた)町生まれ、丸亀高校卒。
日大芸術学部で演劇・映画を学ぶが日大闘争の渦中に。中退し女性誌の契約記者を振り出しに、
テレビの構成作家など幅広くマスコミの仕事をしてきました。

1982年、韓国に語学留学。

韓国で女性問題や社会問題、在日外国人の指紋押捺問題を取材したことから、
日本の戦後処理問題が放置状態であることを知り、1990年に友人・知人を語らって
「日本の戦後責任をハッキリさせる会」を立ち上げました。

以後、全国にひろがるその会員とともに、
韓国の元日本軍人軍属やその遺族、元「慰安婦」の
補償請求裁判(91年12月提訴)を支援。日本の戦後処理、戦後責任を問い直す活動を展開してきました。
補償実現のため、未処理の戦後補償問題をひろく社会に提起してきました。

1991年提訴した韓国・太平洋戦争犠牲者遺族会の裁判は10年、
2001年3月に一審東京地裁判決、敗訴。
しかしすぐに4月東京高裁に控訴し、政府交渉などもふくめ
さまざまなたたかいをつづけています。
 
 


 

やってきたこと

けじめをつける戦後補償を訴えてきました。
アジアの人々と一緒にやっていくためにも、戦後補償の実施が大事です。

●あたまを下げない日本人、歴史から学ばない日本人、
勝手に、アジアのために戦争をしたといって、
いま、大変な批判を受けています。
●歴史から学んで、頭を下げるときは下げる。
そうして、信頼は得られるのではないでしょうか。
一緒にやっていけるのではないでしょうか。
●歴史の事実を曲げてふんぞりかえるような教科書に反対します。

●アジアの戦争被害者に、戦後補償の実現を。
●戦後責任にハッキリとけじめをつけてこそ、アジアの人たちの信頼回復はできます。
●戦後補償は、日本が日本人が、アジアで世界で、
大人になるための、けじめです。
責任と信頼は、アジアの人々、世界の人々と対等につきあう大事な条件です。

●臼杵敬子は、このような経験と感覚があります。
10年以上も、韓国のおじいさん、おばあさんたちと一緒に、補償を訴えてきました。
●顔を合わせ直接話し、笑い、怒り、つきあってきました。
戦後補償のために、一緒に寝起きしながらやってきました。
国会座り込みも、政党・議員、政府との交渉もしてきました。

●いつも、被害当事者・原告たちの気持ちや意思を第一にしてきました。
かれらには、当然、得るべきこと・とるべきものがあります。
そして、
●わたしたちがこの問題をどのように解決していくのかは、わたしたちの課題です。
戦後補償を実現させていく過程で、記憶すること戦後責任をはたすこと…
変えることが課題です。

●こういうつきあいと活動から得た経験と感覚で、
戦後処理の不公平、不正義、無責任を正し、
アジアの人々とわたしたちの未来にむけて、
戦後補償をすすめる活動をつづけています。
 




日本の戦後責任をハッキリさせる会(ハッキリ会)