アジア女性基金公開フォーラム(歴史と対話シリーズ)
NPOシートゥーシー朋(C2SEAとも)主催フォーラム 一覧

戦争や暴力、圧制でひとびとが苦しむ事態は過去も現在もつづいている。そのなかで人はどのようにとらえ、行動するか。事実に目を向け、偏見や無知を克服しながら広く対話をし、未来に希望をつくっていくフォーラムを開いてきた。

◆学生のフォーラム一覧
公開フォーラム(歴史と対話シリーズ)の経過
──アジア女性基金主催 外務省後援──
──NPO法人C2SEA 朋(Tomo)主催──
開催日、会場
タイトル、テーマ
出席者
内容、記録
《1》

2002年2月23日
東京ウィメンズプラザホール(東京・青山)

戦争の記憶と未来への対話〜国際的視点から
(戦後の日本とドイツ)

イアン・ブルマ(ジャーナリスト)、木佐芳男(ジャーナリスト)高木健一(弁護士)、石井信平(ジャーナリスト)、高崎宗司(津田塾大学教授)、伊勢桃代「基金」専務理事
日本とドイツの戦後の行き方を比較

▼記録冊子あり

90

《2》

2002年11月16日
上智大学教室(東京・四ツ谷)

《2002日韓国民交流年》

日本と韓国──過去の記憶と未来への対話
小倉紀藏(東海大学助教授)、道上尚史(外務省課長)、高崎宗司(津田塾大学教授)、饗庭孝典(早稲田大学講師、元NHK)、金惠京(早稲田大学大学院・留学生)、李敬宰(高槻市・「在日」NGO)、伊勢桃代「基金」専務理事 
歴史をめぐって日本と韓国の語り方を検証し、新しい関係をさぐった
◎写真

▼記録冊子あり

110

《3》

2003年7月1日
国際連合大学会議場
(東京・青山)

日韓学生のフォーラム2003
第1回
日韓関係の現在・過去・未来──新時代に生きる私たちの対話

韓国─18人
関東(KWAN-DONG)大学校学生、西江(SO-GANG)大学校国際大学院生

日本─16人
中央大学、東海大学、津田塾大学、杏林大学、明治大学、早稲田大学学生
留学生─2人 (韓国)

アドバイザー─李元雄教授(関東大学校)、横田洋三教授(中央大学)、饗庭孝典講師(早稲田大学)、伊勢桃代「基金」専務理事

日韓の学生が現在の目で、過去の問題と未来への関係づくりを語り合った
▼記録冊子あり

130

《4》

2004年3月4日
主婦会館プラザエフ
(東京・四ツ谷)

「だから、戦争」の論理と心理──女性、国民、アジアの視点から

武力、暴力による強圧と支配、その論理や正当性を「国」や他人にあずけてしまうとき、なにが起きたか。繰り返された戦争の記憶とその論理・心理を明らかにし、「戦争と歴史」「安全と共同性」「国家と個人」を考える──

上野千鶴子(東京大学教授)

加藤陽子(東京大学助教授)

姜尚中(東京大学教授)


──このフォーラムでは、「戦争に踏み出す瞬間を支える論理がどのようなものであったのか」を追究する加藤陽子助教授と、「国民国家」「女性の国民化」の歴史に批判的に問いかける上野千鶴子教授、ナショナリズム、グローバリズム、国家の前面化に対する発言をつづける姜尚中教授が討論 

330

▼記録冊子
(表紙の2003年は誤り)
▼ビデオ、DVDあり

《5》

2004年8月24日
国際連合大学会議場
(東京・青山)

前日:8月23日
韓国広場訪問/朝日新聞・
東亜日報東京支社訪問

日韓学生のフォーラム2004
第2回
メディアと体験と日韓関係

韓国=西江大学校・大学院、関東大学校、梨花女子大学校・大学院、慶煕大学校、韓国外国語大学校の学生・大学院生…計13人 
「在日」コリアン=テンプル大学ジャパン、早稲田大学、慶応義塾大学、明治大学 4人
留学生=韓国 東京大学、中国(朝鮮族) 
日本=中央大学、十文字学園女子大学、明治大学、日本体育大学、お茶の水女子大学…10人 

李元雄教授(韓国・関東大学校)
小倉紀藏助教授(東海大学)
橋本ヒロ子教授(十文字学園女子大学)


▽日韓関係とメディア-歴史問題、北朝鮮、食・文化・スポーツ交流
▽日韓文化の接点-現状とこれからの日韓関係

▼記録ビデオ
▼記録冊子あり
60


《6》

2005年3月12日
ホテル海洋「カトレア」

共催(財)新宿文化・国際交流財団
後援 新宿区 外務省

《日韓友情年2005》

公開フォーラム
東京・新宿発──日韓協力の新しい街づくり
(住民次元の日韓関係)

小倉紀藏(東海大学助教授、NHKテレビ「ハングル講座」講師。韓国哲学専攻)
金根煕(韓国広場社長)=基調発言・パネル

中山弘子新宿区長あいさつ
新宿 大久保通り、職安通りの日韓事業者・住民・新宿区役所ほか

となり合わせの「日韓協力の街づくり」のために──韓国の事業者・住民、商店会、町内会、一般参加者、学生などで住民対話

▼記録冊子あり

120


《7》

2005年12月9日
SYDホール(代々木)

分科会12月7日
論点整理(主婦会館)
8日午前、国際協力NGOセンター(JANIC)訪問・意見交換 (早稲田奉仕園セミナーハウス)、靖国神社も

《日韓友情年2005》

日韓学生のフォーラム2005
第3回
日韓・市民の時代をどうつくるか──韓流と「慰安婦」・歴史問題、未来への対話
▽ 韓国の学生16人、日本の学生13人

大学─韓国・関東大学校、西江大学校、梨花女子大学校、漢陽大学校、建国大学校、延世大学校、聖公会大学校、ソウル女子大学校、全北大学校、圓光大学校

日本・中央大学、十文字学園女子大学、早稲田大学、東京大学、法政大学


分科会1
過去──「慰安婦」問題を軸に
歴史問題をどうとらえるか
分科会2
現在そして未来──「韓流」を軸に
国境を越える市民、、未来を描く

公開フォーラム
日韓・市民の時代をどうつくるか──市民交流、市民社会の役割と課題
80
▼記録冊子
▼ビデオ、DVD


《8》

2006年8月18日
韓国・済州特別自治道済州市内 中小企業支援センター

セッション  8.17、18:済州市内ホテル、済州大学校
フォーラム  8.18:済州市 中小企業支援センター 
フィールドワーク 済州道8.19 ソウル8.21、8.22

主催 韓国・国立済州大学校政治外交学科・アジア女性基金
後援 在済州日本総領事館
協力 アシアナ航空

 


日韓学生のフォーラム2006
第4回
”平和の島・済州”で考える日韓関係──歴史そして未来

日本と韓国、双方の歴史を刻む韓国・済州島(道)。
そして済州はいま「平和の島」として特別自治道となり、多くの人々を迎えている。 ここに日韓学生約30人が集まり、それぞれの過去を見つめ率直な対話を重ねて、 友だちをつくることから始める未来の日韓関係への希望を語った──。

参加学生の大学

(韓国)関東大学校・西江大学校・濟州大学校・慶煕大学校・聖公会大学校・高麗大学校・鮮文大学校・仁荷大学校…8大学の学生 13人

(日本)中央大学・法政大学・早稲田大学…3大学の学生 13人
 ほか済州大学校学生、メディア関係者など会場参加


日韓の学生が直接対話し、共同行動することからつくり出す新時代

日程 8月17日〜8月23日

▽歴史問題と日韓関係 
戦後四三事件と済州島、歴史認識 韓流・文化交流

▽新世代が考える日韓関係 日韓関係の未来

企画指導 李元雄教授、
横田洋三教授
学生推薦 上記両教授、高柳俊男教授、布袋敏博教授

 主催
 NPO
 C2SEA 朋(Tomo)  参加
東アジア・日韓学生フォーラム2007 2007.12 東京・四谷 中央大学、お茶の水女子大学、韓国外国語大学校など学生
東アジア学生フォーラム 日韓2008 2008.8 韓国済州特別自治道・済州 済州大学校など日韓大学生
東アジア学生フォーラム 日韓2009 2009.8 東京・江東区民会館 聖公会大学校、早稲田大学など日韓大学生
(企画実施・広報 はらだ)