アジア女性基金公開フォーラム
日本と韓国─過去の記憶と未来への対話
11月16日、東京・上智大学で開催(200人会場)。参加無料、予約申し込みも受付
▼日時:2002年11月16日土曜日 13:00〜16:30
▼ 会場:上智大学6号館310室(四ツ谷駅下車麹町側3分)
当日の大学構内入口は、ホリ側を進んで左の「正門」です
▼参加無料(定員200人)
確実に席を確保するため申し込みはアジア女性基金へ:
info@awf.or.jp TEL03-3583-9346 FAX.03-3583-9347
▽ねらい:
日本と韓国での「歴史、過去」の語り方・扱い方を総合的に問い直す
日韓・〈イデオロギー〉を超える対話・コミュニケーションのあり方を語る
▽構成:
(1)日韓W杯前後の現象、新世代の相互往来、共同行動などをどう評価するか。
(2)現在から、日韓で「歴史」や「過去」を互いにどのように語ってきたか・扱ってきたかを見直す。
(3)そして、コミュニケーションの基礎となる、相互の認識、そして「対話基準」を確認し未来につなげたい。
▽パネリスト:
小倉紀藏 おぐら・きぞう OGURA KIZO
1959年東京生まれ。東海大学外国語教育センター助教授。NHKテレビ「アンニョンハシムニカ〜ハングル講座」講師。1983年東京大学ドイツ文学科卒。電通勤務。1995年ソウル大学哲学科博士課程修了。著書『韓国は一個の哲学である』、『韓国人のしくみ』講談社現代新書、『韓国、ひき裂かれるコスモス』平凡社、『韓国語はじめの一歩』ちくま新書
金惠京 きむ・へぎょん KIM HAE-KYUNG
1975年ソウル生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際法専攻博士後期課程。修士論文「『慰安婦』問題に対する国際法的考察─国家責任と個人の刑事責任を中心に」、ほか日韓会談についての論文等。明治大学法学部留学・卒業、米国生活を経て早稲田大学大学院。国会で研修。滞日8年
李敬宰 いー・きょんじぇ LEE KYUNG-JAE
1954年大阪生まれ。高槻むくげの会会長。飲食店経営。大阪・高槻市で、韓国・朝鮮人など多国籍の人びとと日本人の共生社会をめざして活動。「高槻むくげの会」は1972年設立。10.9「拉致事件に対する在日韓国・朝鮮人の声明」を発表
道上尚史 みちがみ・ひさし MICHIGAMI HISASHI
1958年大阪生まれ。外務省経済局国際経済第二課長。東京大学法学部卒業、外務省入省、韓国・米国で研修。ハーバード大学修士課程修了。アジア局、経済局を経て98年から2000年まで在韓国大使館勤務。世界経済とアジア政治安保に詳しい。韓国では25回韓国語で講演し本も出版。『日本外交官、韓国奮闘記』文春新書
高崎宗司 たかさき・そうじ TAKASAKI SOJI
1944年茨城生まれ。津田塾大学教授、日本・朝鮮近現代史。著書『「妄言」の原形─日本人の朝鮮観』木犀社、『朝鮮の土となった日本人─浅川巧の生涯』草風館、『検証日韓会談』、『植民地朝鮮の日本人』岩波書店・新書
饗庭孝典 あえば・たかのり AEBA TAKANORI
1933年東京生まれ。早稲田大学講師、日韓文化交流会議委員、東アジア近代史学会副会長。元NHKソウル特派員。『朝鮮戦争・分断38度線の真実を追う』(NHKスペシャル)、日本放送出版協会
伊勢桃代 いせ・ももよ ISE MOMOYO
東京生まれ。1969年より国際連合ニューヨーク本部勤務。人事採用・研修部長、国連大学事務局長を歴任。1997年退職しアジア女性基金専務理事・事務局長
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