ニューヨーク通信
はじめに(目次) 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 参考文献 絵手紙
「ニューヨーク通信」の掲載にあたって
2001年4月から半年、関西大学から在外研究の機会を与えられ、主にニューヨークに滞在しました。お世話になったのは「ソーシャル・リサーチ」で名の通ったニュースクール大学です。と同時にすぐ近くのニューヨーク大学の図書館も利用させてもらいました。
16年前のロンドン遊学以来、これが2度目の遊学です。今回は、単身赴任の前回と違ってパートナーと一緒でした。それに今回はインターネットやEメールを利用して広く情報を集め交信することができました。ニューヨークの風物やアメリカ経済について思ったことを友人や同僚や株主オンブズマンや経済理論学会に気軽に書き送ることができたのも、またそれらをいま読み直すことができるのも、Eメールのおかげです。
それらはノート代わりにときどきの雑感を綴ったものにすぎません。それでもHPに載せれば覗いてくれる人がいるかもしれない。そう思い、帰国後に個々のメールを内容別・日付順に整理し、少し加筆したうえで編集したのがこの「ニューヨーク通信」です。
内容は、目次にあるように5つの柱からなっています。第1の「アイ・ラブ・ニューヨーク」では、人々の生活と文化を見たまま、聞いたまま書きました。第2の「世界都市のワイルドライフ」では、私の趣味のバードウォッチングから見た自然の風景をまとめました。第3の「アメリカ経済レポート」では、不況に入りつつあったアメリカ経済の動きを追いました。第4の「株主運動と株主提案」では、アメリカにおける株主運動を社会問題での株主提案に焦点を合わせて報告しています。第5の「9月11日のテロ事件とその後」では、ニューヨークから引き上げる間際に起きたテロ事件のその後のことを綴りました。
いずれも読んでいただくのも恥ずかしいような文章ですが、私の2001年遊学報告としてご笑覧いただければ幸いです。なお、「ニューヨークからの絵手紙」のページには、私のパートナーが地下鉄や公園でスケッチして日本に送った葉書の絵を展示しました。これもあわせてご覧ください。
目次
1.アイ・ラブ・ニューヨーク
- 公衆電話はカードを入れる穴がない(5月11日)
- ニューヨークは特別大盛りのサラダボール(5月19日)
- 5番街のゲイ・プライド・マーチ(6月24日)
- 地下鉄はどこまで乗っても1.5ドル(6月29)
- シャンドラ・レヴィ失踪事件(8月1日)
- シェア・スタジアムで新庄を応援(5月24〜9月1日)
- ブロードウェーのミュージカル(帰国して)
- セントラル・パークは野鳥の楽園(7月11日)
- 水鳥を見るならジャマイカ湾の野生生物保護区(7月20日)
- 大リーグには小鳥の球団が三つある(7月16日)
- ニューヨークはセミが鳴き出せばもうすぐ秋(8月10日)
- ブロンクスは植物園と動物園が面白い(8月15日)
- カナダはお札が教える野鳥王国(9月21日)
- 大学前の労働組合紛争(5月14日)
- アウトレットはメイド・イン・途上国(6月27日)
- 不思議の国ニッポンの話(7月2日)
- なにか秋には一波乱ありそう(7月27日)
- IT産業はいま過去最悪の状態(8月7日)
- アメリカ経済の失速歴然(8月9日)
- アメリカ経済、曇りのち雨(8月23日)
- オランダ、ボストン、ワシントン(5月24日)
- 日本に注がれる世界の目(5月26日)
- アメリカの社会派株主運動と株主提案(7月11日)
- 投資家責任調査センター、IRRC(8月20日)
- 企業責任宗派連合センター、ICCR(9月5日)
- 機関株主サービス会社、ISS(帰国して)