§櫻田記念とは

  1. 発足の目的

    • 関東及び近畿地区で都道府県の枠を越えた広域リーグが開催され、その延長として上位チームによる全国規模の競技会(いわば9人制の日本リーグ:現Vリーグ)の開催を要望する声が強く出てきた。

    • 日本実連は9人制の健全な発展が、職場バレー振興の方向として望ましいことであり、尚かつ青少年が社会人となってバレーボールを継続できる道を確保する意味においても重要であると考え、かねてより総合的な方策を検討中であった。

    • その集約として地域別の各級リーグを組織化し、その頂点に立つチームによる全国規模の対抗戦へと組み上げることが妥当と考えた。

    • 本大会は独立採算性による関東、近畿の交互開催とすることにした。
      ※第23回大会(平成20年)は新潟で開催され、交互開催ではなくなっています。

    • 故 櫻田 武氏は、昭和36年、日本実連創立時よりご逝去になるまで、長年会長としてバレーボールの発展に大きく寄与されたので、「櫻田記念」と冠することにより、永く同氏の功をたたえると共に、大会そのものの権威を高めることにした。


  2. 出場チームの選考方法

    • 当年度、全日本9人制バレーボール実業団男女選手権大会の第1位〜第3位チーム
      (平成18年度以降は前年度櫻田記念の第1位〜第3位チームにも参加資格が与えられています)

    • 当年度、全国規模の9人制大会及び、各ブロック(地域)の9人制実業団大会などの成績を参考として、運営委員会が推薦したチーム。
      ※V9チャンプリーグ開催後はリーグ参加チームが優先されます。

      以上による男女各12チームとなっている。(10回毎の記念大会は16チーム)
      ※男子は第20回大会(平成17年)以降韓国代表を迎え、16チームでの予選リーグを行っています。


  3. 競技方法と組み合わせ

    • 競技方法
      3チーム(男子は20回大会以降4チーム)4ブロックのリーグ戦の後、各ブロック上位2チームの計8チームの上位組、及び下位1チームの計4チームによる下位組各トーナメント戦として、各位とも3位決定戦は行わない。

    • 組み合わせ
      日本実業団連盟競技部が、過去の成績を勘案して作成する。

      以上の如く、日本バレーボールの基盤となっている9人制の実業団優秀チームを選抜して、その年度の最後を飾るユニークな大会となっているのである。



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