§ニッポンの9人制・レシーブ編

9人制レシーブ一番の見所は? もちろんオーバーハンドレシーブ!
パスじゃありません、レシーブです。相手の強力なサーブやアタックを、オーバーハンドで上げる技術です。
顔面に飛んでくるボールに対して向かって行かなければならず、強い精神力も兼ね備えなくてはいけません。
なぜレシーブにオーバーを使うか。それはトスの時にオーバーを使うのと一緒、コントロールよく相手にボールを返すことが出来るからです。

サーブレシーブ
強力サーブを華麗に上げるオーバーハンドレシーブは必見!
例えば、9人制はブロックを1回接触とみなします。つまり、ワンタッチ後はツーとして、トスを上げなければなりません。レシーブをしながら尚かつ、トスにする必要がある・・・ここら辺がオーバーを積極的に使う理由なのかもしれません。
また、オーバーの方が例えミスをしても次の選手がフォローしやすいのです。ボールがコートの外へ吹っ飛んでいく場合、それは殆どがアンダーハンドのレシーブであることに気付くでしょう。

オーバーでレシーブしようとすると、アンダーでレシーブする位置よりやや前にいることが出来、アンダーとオーバーを使い分ければ、守備範囲がとても広くなります。これもオーバーを使う利点になります。
前衛が多くなれば尚更必要な技術です。

こうして出来上がったチームの守備はそう簡単に崩れず、接戦に強いということになります。
しかし、このオーバーハンドレシーブは非常に難しく、努力なしには会得出来ないでしょう。
突き指なんて日常茶飯事、下手すると内出血したり脱臼したりしてしまいます。

決まったかに見えたボールをオーバーで上げて“おお〜っ”とどよめいた瞬間、これぞ9人制。オーバーハンドを使いこなす選手こそ、まさしくキング・オブ・9人制と呼ぶにふさわしい! ですね。

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