第12回 ZAOカップ 社会人9人制バレーボール
東日本大震災復興祈念大会
主催
ZAOカップ実行委員会
後援
宮城県バレーボール協会、宮城県実業団バレーボール連盟、柴田町バレーボール協会
協賛
(株)モルテン、(株)オノヤスポーツ
主管
東北リコーバレー部後援会
10月9日
被災地のみならず、9人制バレーにも元気を。ZAOカップが装いを新たに開催されます。
昨年までは東北・関東地区のレベルアップと審判講習を兼ねていましたが、東日本大震災によって計画が頓挫。それでも何とか開催しようと計画を進め、規模的には半分の参加チームになりましたが、全国トップレベルの強豪を招いての大会となりました。
多方面から「言ってくれれば駆けつけます」「何かできることはないか?」「宮城で大会を開催してほしい」など逆に提案されることもあり、使命感みたいなものが大会実行委員長にはあったと思います。
ただ、開催するのに難航したのが体育館選び。大きな体育館はまだ使用不能だったり、使えても他に予約が入っている状態。県外開催も検討されましたが、それでは震災復興としての意味が半減するのでは?でも開催するなら多くのチームに参加してほしい・・・・などなど。
最終的には新・ZAOカップ事始めとして当社開催なら、小ぢんまりしててもいいじゃないかと、結局東北リコー体育館に落ち着くこととなりました。
ただ、ご案内が遅れ、都合がつかず参加いただけないチームや、住友電工、横河電機、サンデンの各チームには短い期間で準備いただくことになり、申し訳ありませんでした。
チーム事情より優先して(いや多少思惑はあるでしょうが)参加いただいたチームに心より感謝したします。
この時期はちょうど国体も開催されています。国体の代替えとまではいきませんが、「できる限り全国大会の最終日、特に国体スタイルに近付けたい」と実行委員長が並々ならぬ決意で準備され、当日を迎えました。
◇ ◇ ◇
入場行進から始まり本格的。ただBGMの音量がちょっと低かったけどね。行進の誘導、会場受付案内や試合の補助役員などは柴田町家庭婦人の方々に全面的にご協力いただきました。
まずは被災で犠牲になられた方々に対し1分間の黙とう、そして開会の挨拶。
山岸バレー部部長 兼 ZAOカップ大会会長の挨拶要約
「このたびはZAOカップにご参加いただき、誠にありがとうございます。東日本大震災においてはテレビ、新聞などで報じられている通り、東北リコーにおきましても大きな損害となりましたが、おかげさまで現在は通常の業務を行っております。
バレー部におきましても2ヵ月間の活動休止がありましたが、5月中旬から再開し現在に至っております。ここにお集まりの住友電工様、横河電機様、サンデン様はじめ、全国各地のバレーボール関係者より多くのお心遣いと義援金をいただき、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
今回のZAOカップは東日本大震災復興祈念大会として、全国の強豪をお招きしての開催となりました。国体の9人制は廃止になりましたが、今回出場される皆様方におきましては、国体以上のプレーを発揮し、ご観戦の皆様に元気と感動を与えていただければ幸いと思います」。
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さあゲーム開始。皆さんに全力プレーをお見せしましょう!
予選リーグ
vs 横河電機(東京)
<第1セット>
スタメン:FL永井 FC本国 FR佐藤(孔) HL鎌田 HC佐藤(洋) HR馬 BL高橋(元) BC石川 BR安重
リザーブ:熊谷 針生 吉田
ラリーで横河中央からツーアタック、永井A、横河レフト強打をブロックオーバーネット、鎌田強打ブロックアウト、馬ネットプレーできず、横河連続サービスエース2−5、横河が主導権を握る。
鎌田強打、横河ライト強打、横河FR時間差、佐藤孔C、横河レフト強打、永井ネットプレーミス4−9。佐藤洋時間差、高橋元ダブり、鎌田後方からの2段トス強打はネットで5−11、タイムアウト東北リコー。
ラリーから横河A、鎌田強打、横河ライト強打、ラリーから横河レフトのリバウンドをブロック、馬に替えてピンサ熊谷もダブり7−14。馬強打、本国サービスエース、馬強打、2段トスを馬強打、ラリーから鎌田フェイント12−14、タイムアウト横河。
高橋元時間差は拾われ横河B、横河ピンサは佐藤洋の強打で切るが、横河レフト強打、石川を襲うサービスエース13−17、タイムアウト東北リコー。
本国トスがオーバーネット、永井Bアウト13−19、馬強打、ラリーから横河C、最後は横河ライト強打決まって14−21、横河先取。
<第2セット>
スタメン:FL永井 FC本国 FR佐藤(孔) HL鎌田 HC針生 HR馬 BL高橋(元) BC石川 BR安重
リザーブ:熊谷 吉田 佐藤(洋)
針生強打1−0、永井Bフェイント2−1、針生ダブりと時間差ネットで2−3。鎌田強打、永井B、佐藤孔ダブり、横河A、鎌田強打アウト、横河ライトフェイントをブロック吸い込み4−7、タイムアウト東北リコー。
横河ライト強打、馬強打、横河ライト強打はブロックアウト、横河は高橋元を襲うサービスエース5−10、鎌田強打、ラリーから馬がインナーに決めて7−10、横河レフトフェイント、佐藤孔Cアウト、針生の時間差拾われ横河レフト強打7−13。
針生時間差、ピンサ熊谷もセカンドは横河時間差、鎌田強打、横河レフト強打ブロックも馬オーバーネット9−15。横河ピンサも鎌田強打、横河ライト強打、本国ワンハンドトスがオーバーネット、鎌田強打、横河Bプッシュ11−18。
横河は石川を襲うサービスエース、馬強打、横河強打を本国拾って永井2段トスから鎌田強打決めて13−19、永井サービスエース、タイムアウト横河。
鎌田強打ブロックアウト、永井サービスエース16−19と猛追、永井のダブルファースト気味のセカンドでチャンスをもらい針生強打、しかしラリーから鎌田強打が白帯越えず17−20。
最後はカットミスから佐藤孔の2段トスがドリブル、17−20でストレート負けを喫した。
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永井選手は久しぶりにセンターに戻り、はつらつしていました。まあまだブロック吸い込み多いけどね。そのコンビを展開するのが新セッター・本国選手。まだ呼吸が合わないところがありますが、それは上げ続ければ解決するでしょう。トスがオーバーネットになったり、ボールから目を離してちょっとネット際のプレーに対処できていないように感じられますが、今後の期待は大きいです。
今年はミニ国体(東北総体)がなく、原点に帰って勝つために何をすべきかじっくり鍛える時間がありました。結果に焦ることはないけど、次の試合はどう出るでしょうか。
佐藤孔選手はFRでしたがCクイックを窮屈に打ってました。センターの時に比べて打数も決定力もまだまだ。ここのコンビが機能しなければ上位と互角には戦えません。ぜひ頑張ってほしい。
ライトは馬選手。江口監督は「国体で好成績を残し、起用が逆にそれで迷ってしまったところがあったかもしれません」と吐露。馬選手が外国人として出場できない国体で優勝し、成績と育成の狭間でどうチームを完成させていくかが難しくなってしまったようです。
しかしここにきて本人の自覚もあり、打球音も迫力が出て打ち分けもでき、決定力が大幅に上がってきました。離れたトスの強打にまだパワーが伝わらないところがありますが、「ここで必ず馬が決めてくれる」と言われるのも近いかもしれません。
レフトは鎌田選手。ライトから移動となりましたが、迫力あるスパイクを披露してくれました。いや、ここまで打ってくれるとは思ってなかったので、これは嬉しい誤算。と言うのは失礼か。
「まだまだです」と苦笑いでしたが、第2セット最後の白帯を越えなかったとこ、あそこで決めるか決めないか…レフトが“ウチのエース”となるよう、競争は激しいですが頑張ってくれるでしょう。
安重選手はスタメン復帰。やはり安定した守りとあのサーブ力は魅力。その安重選手も三十路。「岩渕さんって38歳?くらいまでやってたんですよね?凄いですよ」とOBの実力を改めて感じていたようです。安重選手も若手を退け、そこまでチャレンジしてほしいですね。
高橋元選手はサーブカット要のポジションに抜擢。普通新人にはなかなか任せられない重要な位置だけに期待の大きさは相当なもの。震災の出遅れがなければ実業団でデビューしていたかもしれません。守るだけではなく、隙あらばスパイクも打ち、大きな声で鼓舞し細々と指示もする・・・新人じゃないね。(^^ゞ
はにかみ屋の選手が多い東北リコーにとって、積極的に行動する選手は貴重な存在になることでしょう。ただ時には誤解や衝突を生むときもあるので、いい方向へ向かって行ければと思います。
第2戦は若手主体の住友電工。若手といっても昨年の全日本総合で準優勝しているわけで、侮るような相手ではありません。
vs 住友電工(大阪)
<第1セット>
スタメン:FL永井 FC本国 FR佐藤(孔) HL鎌田 HC佐藤(洋) HR馬 BL高橋(元) BC石川 BR安重
リザーブ:熊谷 針生 吉田
住電中央突破、鎌田強打、住電FR強打をブロック、安重サービスエース、住電Bフェイントをブロック4−1。住電ライト強打ブロックアウト、ラリーから2段トスドリブル、永井連続サービスエース7−2、タイムアウト住電。
住電ライト強打、住電ダブり、住電中央から強打をブロック、住電Bコンビミス10−3。住電C、住電は佐藤洋と鎌田に連続サービスエース10−6、タイムアウト東北リコー。
住電ダブり、佐藤孔がセカンドでサービスエース、住電レフト強打マーカー外13−6、住電フェイントを佐藤洋処理しきれずレシーブアウト、住電中央からフェイント13−8。
佐藤孔C、住電B、永井B、住電ライト強打、石川拾えず住電サービスエース、佐藤洋時間差、住電FR時間差アウト17−11、タイムアウト住電。
馬のサーブで崩し永井ダイレクト、馬サービスエース、馬ダブり19−12。石川とぶつかりながらも馬フェイントでセットポイント、住電FR軽打、ラリーから鎌田強打決まって21−13、先取。
<第2セット>
スタメン:FL永井 FC本国 FR佐藤(孔) HL鎌田 HC佐藤(洋) HR馬 BL高橋(元) BC石川 BR安重
リザーブ:熊谷 針生 吉田
住電ライト軽打、永井のネットプレーから鎌田強打ブロックアウト、住電レフト強打、佐藤孔リバウンドを住電ブロック吸い込み、住電時間差、住電サービスエース2−4。住電ライト強打、石川拾えず住電サービスエース2−6、タイムアウト東北リコー。
ラリーから馬強打ブロックアウト、住電ライトリバウンドをオーバーネット、石川拾えず住電サービスエース、佐藤洋時間差4−8、住電ダイレクト、永井B、石川裏時間差、高橋元ダブり、ラリーから住電ライトフェイント、ラリーから住電時間差6−12、タイムアウト東北リコー。
馬強打、鎌田サービスエース、住電A軽打、住電レフト側サイドライン際へサービスエース、随所でSPを取られ流れを呼び込めない。馬拾えず住電連続サービスエース、佐藤洋軽打、馬に替えてピンサ熊谷で鎌田強打ブロックアウト、長いラリーは石川ネットプレーミスで逃したかに見えたが住電もパスがドリブル11−15。
住電時間差、鎌田強打、住電ライト強打、馬強打、ラリーから住電レフト強打、シーソーが続く。必死に拾ってつなぐと住電Cミスとなり、更に住電レフト強打アウト15−18、タイムアウト住電。
ここから勝負どころだったが、ラリーから住電レフトフェイント、高橋元トスミスから住電ダイレクトで15−20。馬強打ブロックアウト、馬ダイレクトを住電ブロックオーバーネットで17点としたが、最後は永井のダブりで17−21、セットタイ。
<第3セット>
スタメン:FL永井 FC本国 FR佐藤(孔) HL鎌田 HC佐藤(洋) HR馬 BL高橋(元) BC石川 BR安重
リザーブ:熊谷 針生 吉田
馬強打、住電時間差をブロック、佐藤洋サービスエースで先制パンチ、住電ライト強打はブロックオーバーネット、佐藤孔C、佐藤孔サービスエース5−1、タイムアウト住電。
住電ライト強打ブロック吸い込み、永井B、石川の後方から2段トスに鎌田強打で応えて7−2、高橋元が前に落とすサーブでレシーブを乱し永井ダイレクト、住電強打をブロックタッチネット、高橋元時間差アウト8−4。
馬強打、住電ライト強打ブロックアウト、馬強打、ラリーから安重強打は住電ブロック吸い込み、ラリーから佐藤孔C、ラリーから本国のダイレクト軽打がコート奥に決まって13−5、タイムアウト住電。
住電ライト強打、鎌田強打はレシーブアウト、2段トスを馬強打ネット、ラリーから住電ライト強打が連続で決まり14−9、タイムアウト東北リコー。ラリーから永井A、住電レフト強打、住電の返球が白帯に当たって東北リコーコートに落ち15−11。
本国ネット際のボールをネットプレーせずトスを上げるが鎌田間に合わず15−12、佐藤洋強打、住電ライト強打をブロック、住電ライト強打、ラリーから住電レフト強打をブロック18−13。
住電ライトフェイント、高橋元時間差、住電2段トスミスのチャンスから鎌田強打20−14、最後も住電2段トスミスがそのままアウトとなり21−14。
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