70th 全日本実業団観戦記
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7月22日

今年の宮城は空梅雨という感じです。実際、雨の降った日が例年の半分程度とのことでした。でもやっぱり埼玉は暑い。各体育館は冷房が効くようですが、開館してから冷房のスイッチを入れるようなので、最初はちょっと暑い。「気温が低いうちに入れたほうが省エネなんだけどね」と鈴木マネ。
「昨日の開会式も入場直前になって冷房が入った感じでしたね」と永井選手、稼働時間で費用が決まっているのでしょう。

さて、今年の実業団全国大会は女子との共催という形になりました。櫻田記念は男女共催なので、実業団が男女一緒になったこと自体は特に驚くことではありませんが、そうなった…そうなってしまった意味を考えないと…女子の参加チーム…少ないね。パンフレットは男女一緒で厚みが増しました。
これは不景気とかスポーツの多様化とか要因は様々でしょうけど…地元オリンピックも近いし、JVAも必死で活性化に取り組んでいることでしょうし、何とか盛り上げて欲しいところです。

では予選グループ戦。相手は愛知の豊橋酷寒ですって、あれ?確かクラブチームだったはずじゃ…豊橋酷寒の中田監督はホームページも運営されており、その縁で以前から知り合いでした。で、試合前に顔を合わせたお互いの第一声が「まさか当たるとはねー」
「以前から実業団志向だったんですけど、今年から本格的に実業団登録で活動し、愛知リーグ1位となりました。でもまさか全国の一発目がRI東北さんとは…」と、中田監督苦笑い。「でも最初に強いチームとやる方がいいです」と闘志満々でした。ウチもそれに応えねば。

昨年ルール改正でメンバーチェンジが6回に増え、今年はメンバーの控えが+3名で構成が最大15名になりましが、RI東北としては12名しかいない中でやりくりしなければなりません。
更に慣れないポジションでプレーする選手もいることから、苦戦を強いられそうではあります。ただ、安重選手、梅津選手が復帰してくれたのは大きい。どのくらいプレーの質が戻るかは不明ながら、昨年よりは簡単に崩れはしないでしょう。
あ、そう、もう一人復帰したのが門脇監督。外から感じていたこともあるでしょうし、どこまで立て直してきたか期待しましょう。


予選グループ戦 vs 豊橋酷寒(愛知)

<第1セット>
スタメン:FL永井 FC石川 FR針生 HL佐藤(孔) HC佐々木 HR鎌田 BL熊谷 BC梅津 BR安重
リザーブ:吉田 菊地 佐藤(洋)

佐藤強打、石川サービスエース、豊橋中央から軽打、佐々木時間差、豊橋Aをブロックオーバーネット、鎌田リバウンドを豊橋オーバーネット、豊橋レフトプッシュ、佐々木時間差ネット4タイ。
佐々木時間差、針生サービスエース、ラリーから佐藤強打、豊橋中央から軽打ブロックアウト、永井A、針生強打、豊橋レフト強打アウト10−5タイムアウト豊橋。
熊谷のサーブで崩し永井ダイレクト、豊橋レフト強打、鎌田強打、梅津に替えてピンサ佐藤も豊橋ライト強打、熊谷2段トスから針生強打、豊橋タッチネット、佐々木時間差15−7、タイムアウト豊橋。
ラリーは豊橋返球アウト、豊橋Aを永井ブロックオーバーネット16−8、針生裏時間差、鎌田サービスエース、ラリーから永井A、鎌田サービスエース、佐々木時間差21−8。

<第2セット>
スタメン:変更なし
針生強打アウト、鎌田軽打、豊橋ライト強打、永井A、豊橋FR強打をブロック、豊橋タッチネット、豊橋レフト強打4−3。佐々木時間差、佐々木サービスエース、豊橋中央から軽打をブロック、豊橋ライト強打ブロック、針生裏時間差9−3、タイムアウト豊橋。
石川トスフェイント、佐々木サービスエースで7点連取、ここでライト鎌田から菊地、センター永井から吉田の二枚替え敢行。
佐藤フェイントタッチネット、佐藤フェイントを豊橋フォローがホールディング、菊地強打、超長いラリーは安重が打って返球を豊橋拾えず14−4。針生ネットプレーミス、菊地強打ネット、豊橋中央から軽打、佐藤強打、豊橋レフト返球しきれず、豊橋ライト強打アウト17−7、タイムアウト豊橋。
豊橋レフト強打、佐藤見逃しの豊橋セカンドでサービスエース、佐々木軽打決まったかに見えたが、勢い余って相手コート選手に接触しており、2分ほど確認に時間がかかり結局インターフェアの判定となる。
佐々木弾く豊橋サービスエース、針生裏時間差、熊谷に替えてピンサ佐藤は豊橋時間差をブロック19−11。豊橋レフト強打ブロックはオーバーネット、佐藤強打、梅津サービスエース21−12。


梅津選手のオーバーパス。
石川選手のワンハンドトス。

佐々木選手のインターフェアからの試合続行まで時間がかかったのは、佐々木選手が決めたと思いメンバーチェンジを要求して副審も吹笛したため、主審がちょっと待てとなり、そこから説明やら何やら対応したためという次第です。
復帰したバックの安重選手、梅津選手、今年からレフトの佐藤選手、ハーフセンの佐々木選手は、今日のプレーだけでは可もなく不可もないとしか言えませんが、違和感のあるような動きはなかったので大丈夫でしょう。2年目セッターの石川選手は昨年より余裕が出てきたかな。
ただ、FRの針生選手もそのポジションが経験豊富というわけでもないので、「前衛は鎌田と永井以外は不慣れなポジション」と門脇監督、決め切れなくなったときにどう対処するかがポイントになってきそうです。

第2セット11−3からの二枚替えとは少々驚きましたが、昨年は交替する余裕もなかったことから、チーム的には安定してきているかなという感じです。先を見越して吉田選手、菊地選手を投入しましたが、なかなか決め切れなかったね。菊地選手は見慣れないライトということで、練習ではそこそこうまくいっていたけど、やはり本番は違うってところでしょう。「途中で出た選手はもっと思いっきりやっていい」とは門脇監督、確かに小ぢんまりしたプレーでしたね。
たまたま控え選手が吉田泰輔、菊地大輔、佐藤洋介ということから、auの三太郎ならぬ「三すけ」と呼ばれていました。早くからのコート取りとか一致団結していますが、“すけ”が付くとレギュラーになれないというジンクスにならないよう、泰ちゃん、大ちゃん、洋ちゃんには頑張って欲しいです。

試合後、加藤社長、川村部長、そして庄司 新後援会会長より激励をいただきました。前任の後援会会長の上野さんは6月で退任されました。上野さんには今大会も含めて今まで多くの試合をご観戦、またご指導いただき部員一同感謝しております。
庄司後援会会長:「夜、大きい声が聞こえてくる体育館を横目で見ていました。今日、初めて試合を見させてもらいましたが、凄い勢いを感じました。今後も是非勝ち進んでほしいと思います。応援していますので、頑張ってください」
RI東北は第2試合でしたが、スタッフは第4試合のリコー戦を応援「もの凄く圧倒しているように見えても意外と点差は広がっていないね」とギャラリーから聞こえてきましたが、これも初戦ということでしょうか。別の体育館ではリコー沼津がフルセットながら勝利し、リコーグループ3チームとも初戦で予選突破を果たしました。

◇        ◇        ◇

夜のミーティングでは全員一丸、ひとりひとりの役割を再確認。トーナメント初戦は1回戦で四国電力との対戦に決定しました。3回戦までシード勢との対戦はありませんが、恐らく3回戦にはパナソニックES津が上がってくることでしょう。
門脇監督:「先の話は別で、まずは一戦必勝。四国電力に勝たないとその先はないし、先は勝った後に考えればいいこと。まずはワンプレーワンプレーに集中していってほしい」
渡辺コーチ:「一年前を思い出してもらうと、3回戦の伊丹戦のことを意識して1回戦で本来の力を出せなかったので、監督の言われた通りまずは1回戦を全力で戦い抜きましょう」

ホテルでJVAの結果速報を見ていたら…あれ?決勝トーナメントの第1シードの枠に北見市役所が表示されているぞ?
北見市役所は確か予選敗退だよね…恐らくテストで入れていたものがそのまま表示されていたのでしょう。にしても第1シードは決まっているのだから、富士通にしておくべきじゃないの?と思いましたけど…ちょっと面白かった。

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