87th 全日本総合観戦記
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11月25日

来年度から男女共催になるなど9人制バレーの更なる発展の一環として、シードチームが4枠から8枠に増加しました。昨年度、実業団優勝の住友電工と準優勝の富士通が2回戦で対戦することになりましたが、そういうことがなくなるということですね。
ただし8シードもあればどこか負ける可能性は高くなるし、実力チームのJFE西日本や富士通がシードではないので、何らかの波乱はあるでしょう。
来年度のシード決めがどうなるか分かりませんが、実業団、クラブカップなら決勝進出、総合ならベスト8に入り、実業団かクラブカップでもベスト8に入ればシードの可能性が高いという感じです。

先日の開会式ではTHK甲府が10年連続出場で表彰されました。RI東北もこの表彰制度ができた2010年度に、横河電機、JT東京、北陸電力、パナソニックエコソリューションズ津、住友電工、富士通、中部徳洲会病院とともに表彰を受けました。
その後、JFE西日本、住友電工伊丹、愛知ALL BLACKSが表彰されましたが、出場だけでなく各大会でも好成績を上げているチームであり、実力を長い期間維持するというのは凄いことです。…20年とかそれ以降の永年出場に対しては特に無いようです。

第1試合では宮城からもう1チーム出場のNittoがシードの住電伊丹と激突、2セット目は粘ったもののストレート負け。残念ながらその後の敗者復活戦でも敗れ予選敗退となりました。
シードの群雄会はZEROにまさかのフルセット敗退、管理人は中部徳洲会の新城監督、高原総監督と「シードは繰り上がるんだっけ? だと伊丹が第6シードで…」と、トーナメント表を見ながら話をしていましたが、その後まさかまさかクラブカップ優勝のおかやまも敗れシード権を失うとは。

同一企業、同一都道府県の振り分けよりシードが優先されるので、この繰り上がり移動に伴い、同じ東京でも横河電機とJT東京がトーナメント準々決勝で対戦するような現象が起きることになります。
リコーも沖縄銀行に敗れ敗者復活戦へ…でも相手が群雄会となり、ちなみに10年表彰のTHK甲府もおかやまとの対戦となり、これはちょっと厳しくなったね。
さてRI東北として予選グループ戦は珍しく第4試合という遅い時間帯になったため、コート取りをせずに遅めの入館。いつもと違うルーティーンワークなので、出だしを大事に早めにリズムを掴んで欲しいところ。


予選グループ戦 vs FEST 2nd(鹿児島)

<第1セット>
スタメン:FL永井 FC工藤 FR菊地 HL佐藤(孔) HC佐々木 HR石川 BL熊谷 BC梅津 BR安重
リザーブ:吉田 遠藤 針生 鎌田 佐藤(洋)

佐々木弾くサービスエースを決められ0−2と先行を許し、佐々木強打決めるも安重と熊谷弾くサービスエースで更に1−5、FESTダブリで永井もダブリ、菊地Cネットで2−7、タイムアウト東北。
熊谷弾くFESTサービスエース、石川フェイントでここからようやくシーソーの展開となる。佐藤の連続強打で8−13とし、9−14からピンサ佐藤もFESTレフト強打で切られ、FEST時間差、菊地Cネットで10−17、タイムアウト東北。
菊地に替えて針生を投入し挽回を図るが、佐藤強打、FESTレフト強打、永井A、FESTのFR強打で12−19と追い詰められた。しかしここから佐藤強打、2度のラリーを永井のA、佐藤強打で奪い15−19、タイムアウトFEST。
更にFESTセッターのバックトスミス、佐々木時間差17−19、2点差でタイムアウトFEST。FESTレフト強打でセットポイントとされたが、佐々木時間差、FESTレフト強打が2本ともアウトとなり20タイと追いついた。
相手先行を凌ぐと、永井のAとダイレクトで23−22とついに逆転、最後はFESTのつなぎがオーバータイムス、24−22。

<第2セット>
スタメン:菊地→針生
熊谷弾くFESTサービスエースで嫌な展開も、佐々木強打、佐藤強打、安重サービスエース、永井Aで4−1、石川強打、FESTライト強打アンテナ、FESTセッターのトスドリブル7−3、タイムアウトFEST。
工藤サービスエース、佐藤軽打2本で6点連取の10−3、石川フェイント、FETSレフト強打をブロック12−4。永井A、梅津サービスエースでFESTタイムアウトも流れは止まらず、FESTつなぎミス15−5、ここで針生に替えて菊地、17−5から石川に替えて鎌田、19−5から熊谷に替えて遠藤。
鎌田強打で20−6、FESTは両サイド強打、梅津弾くサービスエース、遠藤の前に落とすサービスエースと粘られたが、最後は鎌田強打21−10。


佐藤(孔)選手の強打。
安重選手のレシーブ。

試合前、安重選手に「いつもの朝イチ練習してないので、出だし気を付けないとね」と言いましたが、試合後に顔を合わせて苦笑い、案の定でした。ミーティングでも自分たちのバレーをということでしたが、前半はできませんでした。
カットが乱れてアタックもミスしたら手の施しようがありません。ただね、これ朝イチの練習をしたしないの問題じゃないですね、もはや。
もう慢性疾患というか悪癖です。何とかしようとは思っているでしょうが、やってないのかやれないのか改善しません。“気をつけていきましょう”くらいの注意喚起レベルでは、この先も同じような現象が起きるので厄介だね、これは。

門脇監督も「フルセットは覚悟」したくらいですが、19点取られて7点差という状況下でもそのセット内で反撃できたのは実力が上がってきた証拠。後半はミスもなく相手にプレッシャーを掛け続けました。
トスがおかしいのかアタッカーの入りが悪いのか、コンビが合わなさすぎました。そう言えば石川選手がセッターの時、練習と本番でのタイミングが違うことを話していましたが、その辺のズレがあったのでしょうか。

久しぶりに全国でトスを上げた工藤選手も、前半は合わせるのに手こずりました。「菊地へのCトスは低かったです」と反省していましたが、菊地選手も打てると思って振り切ってたからね。どのチームも慣れぬ相手に出だしは不安であり、劣勢だと自分を見失いがち。そこをしっかり克服して強いチームを築いて欲しいです。
鎌田選手は終盤での交替でもしっかり決めてくれました。控えメンバーも抜かりはありません。

◇        ◇        ◇

試合は観戦できませんでしたが、リコーが群雄会にフルセット勝ちして予選突破! クラブ強豪相手に堂々の戦いでした。ちなみにTHK甲府はおかやまに敗れ予選敗退の憂き目に。
RI東北の決勝トーナメント組み合わせは、1回戦で気高クラブとの対戦に決定。ちょうどシード権がなくなった第8シードゾーンになりました。
クジ運としては絶好の位置、準々決勝で第1シードの中部徳洲会との対戦になりそうですが、先を見越すと負けちゃうからね…ここ最近はそういう好位置でも勝ち上がれませんでした。
まあいい意味で上から目線で戦ってもらいたいですね。

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