34th 櫻田記念観戦記
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12月20日

2019年度の櫻田記念は2017年に完成したばかりの高崎アリーナで行われます。アリーナからは高崎駅のホームが見えるので、撮り鉄の方々にとっては好条件ではないでしょうか。
アリーナも広くて、男子9人制コートを4面取ることができます。照明も明るいし、これは恐らくLED照明ですよね…そう確信できる出来事が起きました。練習の準備をしている最中に突然照明が落ちてしまったのですが、数十秒後にいきなり全点灯…これ、LEDじゃなきゃできないよね。
選手たちも口々に「すげぇ」って言っていましたが、ウチの体育館もLEDにならないかな…

昨年までは試合当日に行っていた開会式を、今回からなのか今回だけなのか、他の全国大会同様に試合前日開催となりました。当日の試合終了が早まるっていうのが一番のメリットでしょうか。
接戦が続くと19時近くに終了するので「終わるの遅いよなー」って感じでしたが、今は全日本総合が21時くらいなので、櫻田記念が遅いっていう感覚でなくなってしまいました。
意見として、前日に拘束されるし、試合当日朝のコート取りも発生するので、当日開会式の方がいいって言う選手もいますけどね。
コート取りの件は16チームしかいないし、全日本総合では割り当てられているし、チーム側からも要望が出ているようなので、今後改善されていくと思われます。

なお、鈴木選手はコーチ扱いとしてスタッフサポートに回ります。
新人の酒井選手は全国大会初参加、晴山選手は未登録なため試合には出られませんが、全国レベルを感じてしっかりイメージして欲しいと思います。


12月21日

初戦は全日本総合3回戦でも対戦したパナソニック津との再戦。前回は勝ったとはいえ、終盤までリードされてからの逆転勝ちという薄氷勝利。
気を引き締めて連勝と行きたいところです。


ブロック別リーグ戦
第1戦 vs パナソニック津(三重)

<第1セット>
スタメン:FL永井 FC工藤 FR鎌田 HL渡辺 HC佐々木 HR佐藤(孔) BL清藤 BC梅津 BR石川
リザーブ:熊谷 吉田 今野 佐藤(洋) 本田 酒井

永井A、ラリーから渡辺強打、津レフト強打、梅津の前に落ちる津サービスエース2タイ、渡辺強打、津中央からフェイント、渡辺強打、津レフト強打アウト、津FR強打、津Bトスがそのまま東北コートに落ち5タイ。
佐藤強打アンテナ、渡辺軽打、佐藤C、津レフト強打をブロック、津レフト強打、津中央から強打8タイ。ボールの衝撃で渡辺のコンタクトが外れ、タイムアウト東北。
しかし渡辺は洗面所から戻れず、2度目のタイムアウト。それでも戻れなかったため、本人不在の状態で本田と交替。
佐々木時間差、渡辺は戻ってきたが交替せずに続行、津ライト強打アンテナ、鎌田フェイント11−8、タイムアウト津。
津レフト強打アウト、津FR強打、佐藤フェントがブロックされ12−10、ここで本田に替えて渡辺。
清藤弾く津サービスエース、永井B、津時間差、渡辺強打、津FR軽打、ラリーから佐々木時間差、津中央から強打と軽打15タイ、佐々木のレシーブはネット越えてアウト、逆転される。
永井A、工藤に替えてピンサ佐藤は津ライト強打、佐々木の後方へ津サービスエース、津ダブリ17−18。津レフト強打連続、永井Bがブロックされ17−21。

<第2セット>
スタメン:清藤→熊谷 鎌田→今野
津中央から強打、渡辺強打ネット、佐々木時間差アウト、津中央から強打4−0。津つなぎミス、渡辺強打、渡辺強打を津ブロック、佐々木と津ライトが交互に決め合い4−7、津レフト強打4−8、タイムアウト東北。
佐々木時間差、津A、永井軽打、津レフト強打、津FR強打6−11、津つなぎミス、今野に替えてピンサ鎌田は津セッタートスミス、佐々木強打、津ダイレクトアウト10−11、タイムアウト津。
津レフト強打、佐々木強打を津ブロック、佐藤強打、工藤に替えてピンサ佐藤は津中央から軽打をブロック吸い込み11−14、永井Aフェイント、津時間差を佐藤ブロック13−14。
佐々木のサーブはネット際にダイレクトで戻ってきたが今野フォローミス、渡辺強打、渡辺フェイントアウト、永井B、津2段トスミス、津ライト強打ネット17−16。
津レフト強打は連続してブロックアウトとなり逆転され、佐藤強打は津タッチネット、津A、渡辺強打19タイ、津中央から強打、津FR強打に佐々木ブロックフォローしきれず19−21。


渡辺選手の強打。
石川選手のサーブカット。

惜しかった、残念!……だけではこのサイトらしくないので、もう少し細かく。
危うい兆候は全日本総合からありました。センターラインがうまく機能せず、両サイドも決定力を失ってしまう…前回はサーブで崩したり相手ミスがあって凌ぎ切ったけど、今回はサーブが決まらないし相手も要所でミスをしてくれない。その分、上回られてしまった…そういうことです。

渡辺選手の途中離脱でリズムは多少狂ったものの、戻るまでリードしていました。で、その後逆転されるのは皮肉。結局終盤にタイムアウトが取れなくなってしまいました。
ルール的によく分かりませんが、タイムアウトを使い果たさないと交替できないわけではないですよね? あの時はすぐ戻ってくるだろうという予測だったでしょうが…いい経験になりました。
本田選手は思いも寄らない展開で全国デビューを果たしましたが…いや、全日本総合の開会式でもうデビューしている?って言えるかも…

全体的には一つ一つの精度が甘く、サーブカットもここぞの場面でミスってしまう。ファーストサーブも情けないくらい弱かったね。
こちらの攻撃は相手ブロックに当たってコート内でフォローされるけど、こちらのブロックはつなげないほどに弾かれてしまいました。何も良いこと言ってないですけど、目指す目標からすれば不甲斐ないと言わざるを得ない。それは選手も重々承知しています。
ただ、それでここまで競るのですから、実力は備わっていると思います。勝つことよりも勝ち続けることの難しさを改めて感じました。
さて、間に試合を置かずに連戦となりますが、切り替えできるか。


第2戦 vs 中部徳洲会病院(沖縄)

<第1セット>
スタメン:FL永井 FC工藤 FR鎌田 HL渡辺 HC佐々木 HR佐藤(孔) BL熊谷 BC梅津 BR石川
リザーブ:吉田 今野 清藤 佐藤(洋) 本田 酒井

徳洲会はAとC、熊谷の前に落ちるサービスエース、中央から強打で0−4、鎌田軽打、徳洲会レフト強打、永井Bを徳洲会ブロック、佐々木強打、永井サービスエース、徳洲会ライトのダイレクト、梅津後方に徳洲会サービスエース、鎌田強打、徳洲会CとBで4−10、タイムアウト東北。
佐藤フェイント、徳洲会レフト強打アンテナ、佐藤Cで7−10、徳洲会レフト強打、鎌田リバウンドはネット、佐藤強打ネット7−13、タイムアウト東北。
梅津弾く徳洲会サービスエース、佐藤強打、徳洲会FR強打、徳洲会ライト強打、渡辺弾く徳洲会サービスエース8−17。
佐々木と梅津のレシーブお見合い、永井Bを徳洲会ブロック、佐藤C、徳洲会FRフェイント、佐藤強打を徳洲会ブロック9−21。

<第2セット>
スタメン:変更なし
渡辺軽打を徳洲会ブロック、徳洲会ライト強打をブロック、徳洲会ライト強打、佐々木ブロックタッチネット、鎌田強打、工藤に替えてピンサ佐藤で渡辺強打を徳洲会ブロック2−4。
徳洲会FR強打ネット、徳洲会Aフェイント、徳洲会レフト強打、渡辺強打は徳洲会ブロックオーバーネット、徳洲会レフト強打アウト、渡辺強打6タイ。
徳洲会ライト強打、佐藤強打、徳洲会ライト強打、佐藤強打を徳洲会ブロックタッチネット、永井2段トスドリブル、鎌田軽打のブロックフォローできず8−10。
鎌田強打、徳洲会ライト強打、永井B、徳洲会レフト強打、佐々木強打アウト10−13、佐藤強打、渡辺に替えてピンサ清藤は渡辺強打、ラリーは石川レフトからフェイント13タイ、タイムアウト徳洲会。
石川強打を徳洲会ブロック、梅津と佐々木がフォローでぶつかりドリブル、鎌田強打、徳洲会レフトフェイント、渡辺強打、ラリーは鎌田軽打16タイ。
工藤ダブリ、徳洲会レフト強打16−18、タイムアウト東北。徳洲会中央から強打、熊谷のカットミスから永井ネットプレーしきれず16−21、佐藤強打を徳洲会ブロックで5連続失点、16−21。


佐藤(孔)選手のCクイック。
鎌田選手の強打。

第1セット、これはもう引きずっていると言うしかないでしょう。熊谷選手を入れて守りを固めましたが、チームとしてほぼ何もできませんでした。
決勝トーナメントに行くには、徳洲会にストレート勝ち、しかもある程度点数を離してという極めて厳しい条件でしたが、そこは抜きにして何が何でも相手を倒すという気迫を見せて欲しかったです。
佐藤選手はライトからの強打よりCクイックの方がよっぽど破壊力あるように見えますが…ライトからは不十分な体勢なのか、コースを読まれているのか、本人ももどかしいんじゃないかな。

2セット目は踏ん張りました。相手ミスが多くなったのもありますが、つなぐことはできていました。しかし所々でタッチネットしたり2段トスドリブルだったり選手同士がぶつかったりと、良い流れは作れていません。
そして16タイから工藤選手のダブリは痛かった。その後のトスワークに影響したでしょうし、周りに与えたダメージも大きかった。実際、そこから5失点につながるわけですが、悔やみきれない終わり方になってしまいました。

これは…モチベーションが低い状態で、もしかすると3連敗も有り得る状況になりました。もはや予選が3位になっても4位になってもあまり関係ないことですが、やはり負けていい試合などなく、やる以上は勝ちにつなげなくてはいけません。


第3戦 vs 四国電力(香川)

<第1セット>
スタメン:FL永井 FC工藤 FR鎌田 HL渡辺 HC佐々木 HR佐藤(孔) BL清藤 BC梅津 BR石川
リザーブ:熊谷 吉田 今野 佐藤(洋) 本田 酒井

四国中央から強打、鎌田強打、梅津サービスエース、永井A、四国中央から強打アウト4−1、四国ライトフェイント、佐々木時間差、渡辺強打、永井Aで7−2、タイムアウト四国。
鎌田強打、四国レフト強打、佐々木強打、四国時間差、四国ツーアタック、佐々木時間差10−5、四国中央からのリバウンドを東北オーバーネット、永井B、四国レフト強打、佐々木時間差、渡辺に替えてピンサ本田は四国2段トスドリブル13−7。
四国FR強打、本田はそのまま残る。四国レフト強打、永井B、四国レフト強打、佐々木ダイレクト、工藤に替えてピンサ佐藤は佐々木時間差を四国ブロック15−13。
四国つなぎミス、石川裏時間差17−13、タイムアウト四国、佐藤C、四国トスドリブル、渡辺リバウンドを四国オーバーネット、永井Bで21−13。

<第2セット>
スタメン:変更なし
永井ダイレクト、四国中央から強打ネット、鎌田強打、梅津サービスエース4−0、タイムアウト四国。梅津サービスエース、四国中央から強打、四国中央から強打ネット、ラリーは渡辺強打ブロックアウト7−1。
四国レフト強打、永井B、佐々木2段トスドリブル、佐藤強打、四国中央から強打ネット10−3、タイムアウト四国。
四国レフト強打、佐藤強打、永井Aフェイント、鎌田軽打、鎌田強打、渡辺強打15−4。渡辺強打、四国A、永井B、渡辺に替えてピンサ本田は四国中央から強打、本田は残り。鎌田強打、四国FR強打、佐々木強打、工藤に替えてピンサ佐藤は本田ブロックオーバーネット18−8。
本田強打、四国FRフェイント、本田強打、本田強打アウト、本田強打21−10。


永井選手のBクイック。
清藤選手の2段トス。

以前と一番の違い、それは今まで決まったら中央に集まっていましたが、この試合から後ろに走り出すようになりました。とにかく何か変えなきゃっていう思いがあったのでしょう。
一定の効果はあったと思います。予想でしかないですが、そのままだったらもっと竸っていたでしょう。ただし付け焼き刃なので「あ、走るんだった」と、思い出したように走り出すシーンがあったり、ぎこちないため、全員一丸感にはほど遠い。これは明日以降に真価が問われるでしょう。

観てる側からすれば、これを1戦目、2戦目で出してくれよと言いたくなるでしょうね。梅津選手は2セットともサービスエースを奪っていたし、2セット目終盤は本田、本田で畳み掛けることもできました。
リーグ戦1勝2敗の3位。不完全燃焼でもっとできたはず…だけど負けは負け、しっかり受け入れて次に臨まなければなりません。

◇         ◇         ◇

庄司部長:「悔いが残る部分はあったと思いますが、明日が今年最後の試合となるので、全て勝って終わらせましょう。お疲れさまでした」
淺田後援会会長:「見ていてもったいないなという感じがします。ファーストサーブが入れば通用すると思うので、明日はファーストを入れて、気持ちよく終わりにしましょう」
門脇総監督:「明日、今年最後の試合になるので、全力で勝ちにいきましょう」

江口監督:「これからのことを考えても、勝って終わるということが大事になると思う。明日もう一回、チーム一丸で頑張りましょう」

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