7th 全日本トップリーグ観戦記
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12月18日

2021年も新型コロナウイルス感染防止処置として大会が中止されてきましたが、関係者のご尽力と新規感染者数も低い水準となり、最後の大会で開催に至ることができました。
2009年、新型インフルエンザ発症で櫻田記念を辞退したことがありますが、新型コロナによる混乱はその比じゃありませんでした。流行から2年…今はオミクロン株どうこう言われていますが、マスク着用・消毒以外は以前の生活に戻りつつあります。
感染者数激減の原因が専門家でもよく分からないということですが、複合的なんでしょうね。遺伝子的に日本人は発症しにくいという話も聞きました。

ただ、やはり日本は他国に比べて清潔な環境であることは間違いありません。みんなマスクするし、家には土足で上がらないし、街中にあまりゴミは落ちていない、水道水は安心して飲める、トイレが綺麗などなど…
あと、言語も英語圏の発音は唾がやたら飛ぶそうです。…なるほどね、それでマスクしなかったら感染リスクが高くなるのも当然か。日本人は一人で食事することにも違和感ないですし、潔癖症と言われるほどの国民性が功を奏したのでしょうかね。
何にしても、早く普通の風邪レベルに落ち着いてほしいところです。

◇         ◇         ◇

昨年はセカンドリーグが実施されたものの、トップチームとの対戦は2年前の櫻田記念以来となります。各チーム調整不足でしょうし、メンバーも多少入れ替わっていると思いますが、基本的にはトップリーグ8チームが主導権を握る戦いになるでしょう。
大会名は「トップリーグ」ですが、全日本総合に櫻田記念タイプの対戦方法を組み込んだような感じですね。特殊な大会事情により、この結果によってトップリーグに関する入替戦や昇降格は実施されないと思われます。

今大会は過去の成績を鑑み、実業団とクラブチーム双方に参加意思を確認した上で実施されています。それでも2チームが棄権(コロナの影響なのかは不明)しており、やはりまだ異常な環境であることを認識させられます。
会場に入れるのは事前登録した人のみですし、開会式もありません。リーグ終了時のトーナメント抽選も主催者側で行われ、チーム担当者は出席しません。また参加チームは12月に入って試合当日までの体温測定、会場入場の際は健康チェックシートの提出が求められます。
管理人もいつもは他チームのプレーも撮影して9人制をアピールしたいところですが、今回は自チームのみということで。

さて、RI東北が属するブロックは棄権により対戦が1試合少なくなり、真剣勝負が減ったということは残念です。
初戦は若手主体で臨むようですが、クラブチームとはいえレベルの高い兵庫ですし、流れに乗り損ねると持っていかれますよ。


ブロック別リーグ戦
第1戦 vs ビクトリー(兵庫)

<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR酒井 HL本田 HC佐々木 HR高城 BL清藤 BC梅津 BR石川
リザーブ:熊谷 工藤 永井 佐藤(孔) 鎌田 渡辺

ビクトリーレフト強打と高橋Aミス、ラリーから高城強打、高橋ダイレクト、佐々木ダブリ2−3、清藤のサーブで崩し高橋ダイレクトで5−4と逆転するも、ビクトリーはレフト強打と佐々木弾くサービスエース、高城強打ネットで5−7。
ビクトリーB空振り、高城ダブリ、高城強打アウト6−9、本田強打、ビクトリーBアウト8−9。酒井強打9−10、ビクトリーの連続ドリブル、梅津のスパイクレシーブがダイレクトで相手コートに落ち12−11、更に高橋Aで13−11。
酒井ダブリ、佐々木強打がブロックされ14タイ、本田タッチネット、高橋の押し込みがオーバーネット15−17、タイムアウト東北。
高城強打、佐々木のサーブで崩し高城強打で18−19、タイムアウトビクトリー。佐々木ダブリと高橋タッチネットで18−21、要所でのミスが響きセットを落とす。

<第2セット>
スタメン:HR→HL高城 本田→FR永井 酒井→HR佐藤(孔)
ビクトリーレフト強打と高城強打がブロックされ0−2、佐藤強打や相手ミスで3タイ、高城強打4タイ、ビクトリーセッターBトスドリブル5タイ、佐藤がセカンドでサービスエースを奪うと、ビクトリーレフト強打ミスも重なり9−5。
永井C、ラリーから高城強打、佐々木強打で12−6、永井フェイント15−7、清藤弾くサービスエースで追い上げられるが、相手もつなぎミスがありリズムに乗れない。
佐々木時間差18−9、高城強打19−11、ビクトリーレフト強打をブロック、最後は佐々木のサービスエース、21−11。

<第3セット>
スタメン:第2セットから変更なし
高城強打、ビクトリーコンビミス、高城強打、高城フェイントアウト3−1、高橋Aで4−2とするもビクトリレフトの強打で5タイにされる。
永井Cで6−5、高城強打8−6も、永井弾くサービスエースでまたも8タイの同点。しかし逆転は許さず、佐藤の連続サービスエースで11−8、コートチェンジ後、ビクトリータイムアウト。
ビクトリーBアウト、佐々木時間差、高橋B、高城強打、佐藤連続サービスエースで一気の9連続得点、17−8。
清藤に替えてレシーバーに熊谷が入る。高城強打、ビクトリーレフト強打をブロック19−9、佐藤強打、ビクトリーレフト強打をブロック21−9。


佐々木選手の強打。
清藤選手の2段トス。

練習試合もなく、チームメンバー内での紅白戦レベルでしか試合の経験値を積めていないので、今は結果を素直に受け止めるしかないのですが、1セット目はまさしく自滅、自分たちのミスがモロ影響した展開です。アタッカーはネットプレーもリバウンドもしないため、相手はやりやすかったんじゃないかな?
単発で素晴らしいプレーはありますが、ミスもするので流れに乗りきれない。かと言ってハツラツさがあるわけでもないんだよねぇ。いや、若いヤツは元気出せというわけじゃないですけど、盛り上げ方っていうのは以前からの課題ですね。

「ちょっとプラン変更」と永井選手(兼コーチ)、若手のまま乗り切る予定だったようですが、さすがにリスクが大きいと感じ、ここはベテラン二人を投入してフルセット勝ち。
だけどここまで劇的な点差になるものですかね。3セット目は佐藤選手のサーブがほとんどでしたが、そこでの流れは簡単に切れない。こういうところを若手は感じ取ってほしいと思います。


第2戦 vs 中部徳洲会病院(沖縄)

<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR永井 HL高城 HC佐々木 HR佐藤(孔) BL清藤 BC梅津 BR石川
リザーブ:熊谷 工藤 鎌田 渡辺 本田 酒井

高橋がセカンドでサービスエース、徳洲会レフト強打、徳洲会レフトフェイントアウト、徳洲会FR強打、高城強打を徳洲会ブロックオーバーネット、徳洲会Aで3タイ。
梅津弾く徳洲会サービスエース、徳洲会ライト強打、佐藤強打、石川軽打5タイ、徳洲会FRと中央から立て続けに決めると、佐々木軽打がネット5−8、タイムアウト東北。
徳洲会ダブリ、高城強打ネット、徳洲会ダブリ、徳洲会両サイドの強打、高城強打、徳洲会時間差8−12、佐藤強打、晴山サービスエース、徳洲会FRフェイント、佐藤強打がブロックされ10−14。
佐々木時間差、徳洲会トスフェイント、徳洲会時間差11−16、タイムアウト東北、東北つなぐもオーバータイムス、高橋A、徳洲会レフト強打12−18。
佐々木強打、徳洲会レフト強打、高城強打、徳洲会レフトプッシュ、徳洲会ダブリ、高城ダブリ15−21。

<第2セット>
スタメン:変更なし
佐々木弾く徳洲会サービスエース、徳洲会ダブリ、徳洲会FR強打、徳洲会ダブリ、梅津のサーブで崩したが徳洲会はコート外から見事な2段トスでフェイント、高橋Aで3タイ。高城強打は徳洲会の完璧シャットアウト、佐藤リバウンドを徳洲会オーバーネット、徳洲会A、徳洲会ダブリ5タイ。
高城強打を徳洲会連続ブロック、永井C、高城強打を徳洲会ブロック、徳洲会ライト強打を高城ブロックオーバーネット、高城の脇をすり抜ける徳洲会サービスエース6−10、タイムアウト東北。
高城強打、ラリーから徳洲会FR強打、徳洲会連続サービスエース7−13、タイムアウト東北。
佐々木時間差、高城強打、徳洲会B、徳洲会返球はアウト10−14、徳洲会時間差、梅津サーブカット弾くが高城つないでラリーに持ち込み高橋A、石川に替えてピンサ酒井はセカンドを徳洲会ライト強打、徳洲会ライトフェイント11−17。
高城強打、ネット際へ落ちてくるボールに対し両者ブロックに飛ぶが、そのまま徳洲会側に落ち、何とか挽回の糸口を見つけたいところだが、佐々木の返球がネットにかかるなど波に乗れず、高城強打アウト14−20、ラリーから高城強打、徳洲会レフト強打15−21。


佐藤(孔)選手の強打。
梅津が上げ、高城がつなぎ、高橋(怜)が決める!

序盤こそ互角でしたが、離されたら追いつくチャンスはほぼなかったですね。練習試合ができない中、AB戦・紅白戦しかできないなら、実力が劣るチームの方が不利になるのは自明の理ってところでしょうか。関東や関西ではそれなりの大会が行われていた話も聞きますが…
徳洲会はダブりも多くて本調子には程遠い感じでしたが、それでもやはり完成度はウチに比べて遥かに高い。「まあ15点っていうのは並のチームでも取れるだろうし、立ち位置が分かって良かったんじゃないですかね」と門脇総監督。

第2セット6−10、そこで敢えて高城選手に上げる晴山選手、それに応える強打、一つ間違えばこの大会中に立ち直れないかもしれないところをよく持ちこたえました。
確か高橋選手、高城選手はこれが初めてのトップチーム、しかも現トップリーグ1位との対戦だよね。その強さを肌で感じられたのが収穫でしょう。昨年のセカンドリーグのレベルとは違います。
酒井選手、本田選手もそうですけど、通用するところは更に伸ばし、一日も早く大黒柱に成長してほしいと思います。

◇         ◇         ◇

というわけでリーグ戦は中部徳洲会が順当の1位でRI東北は1勝1敗の2位。よって翌日の順位決定戦は2位トーナメントへ進出となります。トップリーグ勢ではJFE西日本が愛知ALL BLACKSに敗れる波乱で2位トーナメントへ。リコーも参戦していますが、同様に2位トーナメントとなります。できれば同門決戦といきたいところです。
と言っても、初戦で若手が試合したように、今大会は勝利こそが全てではないようですし、世代交代が迫る中、若手の成長も促す必要があります。
また、今大会で引退する選手もいます。そのメンバーは工藤、針生、渡辺、鎌田の4選手。本来なら昨年で引退していたかもしれないし、ここまで多大な貢献をしてくれた4選手の最後を飾る試合を、できれば公式戦でしたい。

もし1位トーナメントだったら違う展開だったかもしれませんが、2位トーナメントということもあり、初戦はビクトリー戦1セット目のメンバーで勝負し、勝っても負けても2戦目は引退を表明したメンバーとベテラン勢で戦うことを決めました。
当然ながら、初戦を勝って引き継ぐことが前提でしょう!

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