2023年 東北・関東交流大会
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2023年 宮城県9人制バレーボール 東北・関東交流大会
兼 東北ブロック公認審判員研修会

主催・主管
宮城県実業団バレーボール連盟

後援
東北バレーボール協会
宮城県バレーボール協会


4月22日

新型コロナの影響で4年ぶりに開催される東北・関東交流大会。4年前のこの時期は葉桜寸前だったのですが、今年は3月末に満開という異例の早さ。
4月1日のNittoとの練習試合ではRI東北体育館前の桜並木も満開状態でした。またいつもなら3月後半に積雪が1回くらいあるのですが、ほとんど雪は降らず暖冬だったと言えるでしょう。

では試合へ。今回は参加チームが少ないので、今日は2セットマッチで2度対戦することになります。1試合目での反省をうまく・すぐに生かすことも重要になりそうですね。
梅津選手が諸事情で不参加となりますが、「それはそれで新人とか使ってみますし、まあそれなりに」と永井監督、戦力に少しでも厚みができればいいですね。


vs 黒修会(岩手)

1st.FL高橋(怜) FC晴山 FR鈴木(勇) HL高城 HC佐々木 HR酒井 BL清藤 BC石川 BR熊谷
2nd.スタメン変更:なし

第1セット:出だし0−3から高橋強打と黒修会強打連続アウト、高橋強打、高城リバウンドを黒修会オーバーネット、高橋強打、黒修会レフト強打アウト、高城セカンドでサービスエース、鈴木Aで一気の9−3。
高城強打と高橋のサービスエースで11−4、晴山サービスエース16−9、高橋B、高城強打、黒修会ライト強打アウト21−10。

第2セット:鈴木C、高橋A、酒井サービスエース、佐々木時間差で5−1。酒井強打、高城強打、黒修会オーバータイムス10−3。
高城サービスエース12−4、佐々木強打ブロックされるが連続サービスエースを奪い15−6、高橋A、佐々木サービスエースと強打、高橋A、ラリーから高橋Aで8点連取の21−6。

鈴木(勇)選手のCクイック。
熊谷選手のサーブカット。

第1セットは最終的にはダブルスコアになりましたが、いつものような出だしの悪さを露呈したのがもったいない。
いろいろ取り組んでいると思いますが、何とか解消したいところですね。


vs Nitto(宮城)

1st.FL高橋(怜) FC晴山 FR吉田 HL高城 HC佐々木 HR酒井 BL中間 BC熊谷 BR清藤
2nd.スタメン変更:なし

第1セット:高城の強打と時間差、吉田のCで7−6とするが、熊谷ドリブル、Nittoサービスエース、酒井強打アウト7−9。清藤サービスエース8タイ、しかしNittoサービスエースとラリーから高城強打アウトで13−17まで離される。
Nitto時間差、酒井弾くNittoサービスエース15−20、最後もNittoサーブがエンドライン際に決まり15−21。

第2セット:中間弾くNittoサービスエース、Nitto時間差、Nitto中央から強打1−7、たまらず東北タイムアウト。ここは高城の強打で切り、追い上げ開始。
11−14まで迫るものの、ダブりや強打をブロックされて波に乗れず、佐々木弾くNittoサービスエース、Nitto中央から強打で14−21。

中間選手のフォロー。
吉田選手のCクイック。

サーブカット悪いし、その影響か決定力も今ひとつでした。1セット取られて奮起するかと思いきや、気合いを感じられず1セット目より少ない点数で敗れるとは。いや、確かに相手も粘ってよく拾っていましたが…
永井監督も「ここまでグダグダになるとは思ってなかった」と言っていました。当然、試合後の円陣での話しは長くなりますねぇ…
うまく噛み合わないと、こういう事が起こり得る状態だということ。原因をしっかり解消していかないと。まぁ前向きに、公式戦ではなくここで表面化してよかった、と考えましょう。

新人の中間選手がスタメン出場しました。まだ展開に不慣れなところがありますが、この時期にコートに立っていること自体が素晴らしいです。
これから様々な経験を積んでいくでしょうが、バック陣の要にならないとRI東北に栄光はない…っていう感じです。プレッシャーかかると思いますが、まずは若さを駆使して動き回ってくれればいいんじゃないですかね。


vs 茨城クラブ(茨城)

1st.FL高橋(怜) FC晴山 FR佐藤(遥) HL高城 HC佐々木 HR酒井 BL清藤 BC石川 BR熊谷
2nd.スタメン変更:なし

第1セット:熊谷のサービスエースから始まり4−0、佐藤のCと強打、茨城レフト強打をブロック7−1。酒井強打、高橋サービスエース10−2。
ラリーは茨城オーバータイムス、晴山サービスエース、酒井強打、高城強打19−5。最後は高橋のBで21−8。

第2セット:高橋Aフェイント、酒井強打などで5−1、佐藤Cがブロックされるなどシーソーとなるが、佐々木時間差8−4、高橋のサーブで崩し連続加点で15−6とリード。
佐藤C、晴山サービスエース、茨城タッチネット、晴山サービスエース、茨城強打を熊谷ブロック、高城強打で休むことなく21−7。

2枚ブロック。
高橋(怜)選手のBクイック。

さっきの反省が効いたか、最初から快調の展開でした。FRに入った新人の佐藤選手、しっかり決めてくれましたね。恐らく鈴木選手を出ずっぱりにはできないでしょうから、このポジションを誰が務めるかが重要になりそうです。
実はお父さんがRI東北(東北リコー)で活躍し、宮城国体の優勝メンバーでもあった佐藤敬志さんです。体格は父譲りですかね? 親子なら佐藤選手もそうですが、このサイトが始まってからだと敬志さんがまだ現役でしたので、いやー時の流れを感じるね…

◇         ◇         ◇

2巡目開始前に今年度から改正されたルールについて、講師の森井さんより説明がありました。
プレーに関することにはあまり差異はなく、今回は複数選手のメンバーチェンジに対する周知が主な内容でした。
準公式レベルの大会って9人制は東北地区でも開催されないので、コロナ禍での審判の研鑽は大変だったでしょうね。RI東北として、こういう形でこれからも貢献できればと思います。


vs 黒修会(2巡目)

1st.FL高橋(怜) FC熊谷 FR鈴木(勇) HL本田 HC佐々木 HR酒井 BL清藤 BC中間 BR石川
2nd.スタメン変更:なし

第1セット:酒井の強打で6−5、9−7とリードし、黒修会強打をブロック14−10とするが、サーブカットが乱れ17−16、熊谷のバックトスミスで17タイとされてしまう。
一時は18−19とされるが相手ダブりで19タイ、熊谷のサーブで崩し黒修会ネット際のボールを処理しきれず20−19、黒修会時間差でデュース。
ここは冷静に高橋A、本田強打(黒修会タッチネット)で22−20。

第2セット:酒井弾く黒修会サービスエース、本田強打もブロックされ、中間弾く黒修会サービスエース0−4。連続ブロックで5−6とし、佐々木の強打で11−9と一歩抜け出すと、ラリーから本田が強打打ち切り13−10。
佐々木サービスエース15−10、鈴木に替えてブロッカーで佐藤投入。佐藤Cで16−11、佐々木時間差18−14、高橋Aで20−14。
本田強打を黒修会ブロック、本田強打21−15。

佐々木選手の時間差。
石川選手のサーブカット。

この試合は熊谷選手がセッター。晴山選手がもしもの場合を想定しての対応で、多少のミスが出るのはしょうがない。
連携以外でのカットミスとかを少なくして、熊谷選手への余計な負担を減らしていきましょう。


vs Nitto(2巡目)

1st.FL高橋(怜) FC晴山 FR佐藤(遥) HL高城 HC佐々木 HR酒井 BL石川 BC熊谷 BR清藤
2nd.スタメン変更:熊谷→中間

第1セット:石川サービスエースなどで2−0、酒井強打をNittoブロック、Nittoレフト強打で5タイとされるが、佐藤C、Nittoレフト強打アウトで再びリード。
Nitto時間差を佐藤がブロック9−6、熊谷サービスエース11−6、高橋Bで14−8と着実に差を広げる。
高城強打、佐々木強打、Nittoつなぎミスで19−10、最後は佐藤C、高城軽打21−11。

第2セット:Nittoレフト強打をブロック2−0、晴山サービスエース6−2。この点差を保ちつつNittoレフト強打をブロックして加速開始、石川サービスエース15−9。
連続ダブりで一旦流れが滞ったが、酒井強打17−11、Nittoレフト軽打をブロック、Nitto時間差を佐藤ブロック、佐々木サービスエース21−12。

晴山選手のトスアップ。
高城選手の強打。

やはりこの試合は相手に圧をかけていたね。前の試合は分かっていてもつい陥ってしまう、慣れというか誤った余裕…でしょうか。今回は動きが違うように感じられました。しっかり反省が生かされてよかったんじゃないでしょうか。
公式戦でなくても公式戦さながらの意識を持つという、練習のための練習にならないようにしないといけません。


vs 茨城クラブ(2巡目)

第1セット:本田の軽打1−0。

となったところで茨城クラブの選手が捻挫のアクシデント。レシーブに行ったところ、他の選手の足を踏んだようです…茨城クラブは選手9名で参加していたため、これ以上は続行不可能と判断し、中止となりました。
本田選手の軽打。

審判研修会ということもあり、関係者の方に応急処置をしていただきました。特に骨には異常なさそうということで一安心。
澤実行委員長は疲労を考慮し、隣のコートで試合をしているNitto対黒修会戦を急遽1セットマッチに変更しました。
他チームにとって本格的な強化ゲームはこの日が最初だと思いますので、6試合目は少しきつかったですかね…2コート4チームなので昼食以外の休みが少ないですし、しかも茨城クラブは控えがいないため全員フル出場状態でしたので。

その後、空いたBコートではRI東北の選手が各々アタックなどの練習を開始…それを見ていた他チームから「練習してるよ…」と、疲れ知らずの行動に呆れていたようです。
まあ熊谷選手とかは前週の遠征に不参加でしたので、「いや、一杯一杯ですけど(苦笑)」と言っていましたけどね。

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