9月21日
9月20日に神奈川入りしましたが、仙台から乗る東北新幹線「やまびこ」になぜか山形新幹線の「つばさ」が連結されていました。連結するのは福島からじゃないの?と思っていたら、大雨の影響で山形新幹線が運行休止しているため、最初から連結するとのアナウンスがありました。
山形新幹線は在来線共用なので自然災害に弱く、こういうアクシデントはたまにあるようですけど…先日は東北新幹線と秋田新幹線の連結が外れて長時間の運転見合わせがあったばかり。9月は台風も多いですし、移動に不安要素が多くありましたが、無事にホテルまで到着したのでした。
さて、いよいよ開幕するトップリーグ。2021年の第7回に出場しましたが、この時はコロナ禍で昇降格なしの参加チームを募って開催されたので、オープン大会的なイメージ。今回が実質初参加ということになります。
開幕前のカウントダウン動画はご覧いただけたでしょうか。ちょっとパフォーマンス長めでしたが、客観的に見ても他チームに劣らず、いい出来だったと思いますよ。「やっぱり長かったですか? 実はあれでもカットして短くしたんですよ(苦笑)」と永井監督。
カットしてあの長さ? じゃあいつかフルバージョンを見せてもらいますかね。トップリーグ終了後とか納会あたりで。
9月も下旬なのにまだ気温30℃を超す残暑。会場の住友電工横浜体育館は空調がないので、かなり蒸し暑い。外は風が強いので、観戦位置によっては窓から風が入ってくるのですが、プレーする選手にとっては厳しい環境でしょうね。
今年の開幕戦は経費削減?もあるのか、まず東西に分かれて各2試合ずつ行われます。だけどまさか沖縄の中部徳洲会が東になるとはね。もう一方の会場が住友電工大阪なので近隣に4チームいるし、次のラウンドが沖縄なので、今回は遠出してもらったってことなのかな。
で、対戦相手が全日本実業団で優勝、準優勝したチームという巡り合わせ。どこと当たっても厳しい戦いになるのは間違いないので、あまり関係ないですが、全敗は避けたいところです。
対戦成績からいって、まずは初戦の横河電機に勝って中部徳洲会に挑む、という筋書きになればベストでしょうね。
実業団不参加だった佐々木章選手が戻ってきましたが、今度は佐々木翔選手が残念ながらコンディション不足でスタメン落ち。
「翔太郎が外れても、総合力としてはそれほど変わらない」と永井監督は言っていましたが、誰かが不調になったりアクシデントが発生した場合のやりくりとか、ゲームチェンジャー的なバリエーションが減ってしまいますね。
実際、2試合ともメンバーチェンジは一切行われませんでした。暑い中、ベンチサポート含め皆よく最後まで頑張り、戦い抜いたよ。
第1試合は中部徳洲会病院がフルセットで日本無線を破りました。第3セット、5点連取で徳洲会が12−10とリード、粘る日本無線が18−19と逆転しながら、最後は徳洲会が3点連取しました。
ウチも横河相手に離すなら一気に、劣勢なら終盤までしっかり食らいつきたいところ。ちなみに選手入場やコートへのスタメン呼び込みなどは、他の全国大会決勝のような感じです。また、タイムアウトやセット間などは音楽が流れます。
リーグ第1戦 vs 横河電機(東京)
<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR鎌田 HL高城 HC佐藤(孔) HR佐々木(章) BL清藤 BC熊谷 BR石川
リザーブ:吉田 長田 佐々木(翔) 鈴木(勇) 本田
横河レフト強打、清藤弾く横河サービスエース、横河レフトダイレクト、鎌田強打を横河ブロック2−5、タイムアウト東北。更に横河レフトに決められ5連続失点。
高橋怜のBで切ると、レフトから佐々木章リバウンドを横河オーバーネットで2点差に詰めると、ここから付かず離れずの攻防となる。
中盤12−11とするも横河レフト強打、清藤弾く横河サービスエースで11−14、ここからシーソーとなり追いつく展開に持ち込めない。すると横河がA、バックからの軽打返球がコーナーに決まり14−18。
すかさず高城強打、佐々木章のサーブで崩し高橋怜Aで取り返すも、横河ライト強打、高城軽打、横河ライトダイレクト、佐々木章強打、横河時間差18−21。
<第2セット>
スタメン:変更なし
高城強打、佐々木章軽打、横河ライト強打を佐藤孔ブロックして5−2、今度は東北が先に抜ける。横河ダブり、高城セカンドでサービスエース8−4、タイムアウト横河。
高城強打、佐々木章強打、高橋怜が強打レシーブからの強打、熊谷2段トスから高城軽打、高橋怜強打13−5、タイムアウト横河。
ここから横河が反撃、横河時間差、横河中央からタッチ攻撃、高城弾く横河サービスエース14−9、タイムアウト東北。更に横河両サイドの強打と高城弾くサービスエースで15−12と一気に迫る。
高城強打、佐々木章リバウンドを横河オーバーネット、横河ライト強打アウトで突き放すも、横河時間差、佐々木章2段トスドリブル、高橋怜Bがアウトで再び3点差。
しかしここは高城強打、横河レフト強打アウト、横河B、鎌田強打で乗り切り21−16。
<第3セット>
スタメン:変更なし
序盤のシーソーを経て横河レフト強打、横河連続サービスエース、東北タイムアウトの後、またもサービスエースを決められ3−8とされる。鎌田軽打、高橋怜連続サービスエースで反撃開始、タイムアウト横河。
佐々木章強打、横河レフト強打をブロックして8−9と迫ったが、横河はタテAフェイントとライト強打で9−12、高城強打、高城ネットプレーフォローがドリブル、高城強打アウトで10−14。
粘る東北は佐々木章強打、石川サービスエース、長いラリーを高橋怜A、横河ライト強打アウトで14タイと追いつく。しかし横河中央からバランススマッシュ、高橋怜強打ネットでタイムアウト東北。
高城強打、横河A、佐々木章強打、横河中央からフェイント、横河レフト強打16−19、なかなか点差を詰められない。それでも高橋怜Bフェイント、高城強打ブロックワンタッチで18−19、タイムアウト横河。最後は横河のAと時間差が決まり18−21。
試合動画配信(2:26:19頃〜)
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結局前半リードしたチームがそのままセットを取るという展開になりました。しかも3セットとも5連続得点が絡むというね…よって第1セット、第3セットの序盤、結果論ですがあそこは何とか食い止めたかった。
でもそれでズルズルいかず最後まで粘れましたね。第2セットはサーブが効果的に決まるようになり、後半追い上げられたものの逃げ切り。高橋怜選手の強打レシーブは、たまたま構えたところにボールが来たーって感じかな? 流れがいいと、こういうことが起きるもんです。
第3セット、ウチが4点連取して14タイとなったところでも横河はタイムアウトを取らず、18−19で取ってそこから連続得点で勝利しました。セオリーだと逆転される前、つまり同点のうちに取るよね。
いや、更にその一つ前の長いラリーを取られて、意気下がるところでもいい。その後、逆にウチがタイムアウト取らざるを得ない状況になってしまいました。終盤に厳しい場面が来るはずだから、そこで使うという読みが深いなぁと思いました。
最後…打っても打っても決め切れなかったというか、万全の体勢まで持っていけなかったというべきか…ここのアクション、何とかしたいところでした。
負けはしましたが白熱したいい試合、これを明日も持続していければ。