■刻の大地(ときのだいち)  --各巻感想…各話で感想があるものは、「今月の刻の大地」で語られたものです。


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 第一巻

■ マイベスト

「ジェンドはダークエルフかもしれないケド だったらダークエルフじゃないよジェンドだよ」(P172/3)

 *もしかしなくても、ありきたり??でも、刻大で初めて萌えたのはこのシーンですからねぇ。(このころは十六夜vジェンドで)

■ 総論

さてさて、刻大長い歴史の始まりですね。私はレヴァリも幻想大陸も大好きでしたので、「連載予告」でけで発狂気味だったのを覚えています。ちなみに、この連載開始時の萌えは シオン>ジェンド>>>ウリック…という感じでしたが。

改めて読み返してみると、刻大3人…この頃の方が良かったなぁ。ほのぼのしていると言うか、立場が明確で。
刻大ってやっぱりコレだよね!と思うんですがね。(最近のは、なんか趣旨と違う気がする…)
まず十六夜!私、十六夜は……なんですが、一巻の十六夜は可愛いですね。本当に主人公と言う感じ。言動も(最初の話のほうは)きちんとしてるし。それでも13歳には遠いかな、とは思うんですけど。
それからジェンド!これぞジェンド、という雄々しさ。やっぱジェンドはヤクザ風味じゃないとね!(ベストはやっぱり「幻想大陸」のジェンドなんですけど…あんな「貧乏くじ」役はもう無理ですねぇ…
そして、カイ。カイが一番幻想大陸かららしさを引き継いでいると言う感じ。笑いポイントも滑ってないし、いい調子です。
無理なのは分かっているけど…この先もこの雰囲気で行って欲しかった…。

お話面では、「刻大」らしいお話が満載、と言う感じ。個人的にいいなぁと思うのは「ぱんとモンスター」。
魔物にまつわる利益不利益、どうしようもない矛盾、苦悩するカイ、と良い意味で夜麻ブランドの味が出ていると思います。
個人的萌え話は当然「アニビパオのダークエルフ」。当時私は、刻大連載開始で喜んだのもつかの間、幻想大陸とのあまりのキャラの違い(特にジェンド)に泣いていたのですが、そんな私に光明をもたらしたお話です。おバカなジェンドがかわいい〜。そして何より十六夜がイイ!「決め付けてしまえばものの形は一つにしか見えない。でも、もっと違う目で見てみれば…」と当たり前なんだけど忘れがちなことをテーマに持ってくるのはやっぱり夜麻先生だなぁ…と。それに気付かされるカイと、よくは分かっていないけれど何かを感じたジェンド。その対比もイイと思います。うぅ〜、十六夜&ジェンド萌えの原点ここにあり、と言う感じですよね。


そして気になったこと。
第一話の一番最後で、「ディアボロスと会うのもいーケド ジェンドの記憶戻るといーね」と言う十六夜に対して、
「十六夜も家 見つかるといーなっ」と答えたカイ。
…いくらなんでもそのノリで言う言葉じゃなだろ…。(それだけで戻れなそうな予感満載)
…とりあえず、3話でディアボロスの情報集めよりも十六夜の迷子の話を優先させてくれてよかったと思います。
(もう十六夜が迷子だということは忘れられてそうだけれど)


 第二巻

■ マイベスト

「勝ったな…」(P15、4コマ目のジェンド)

 *いくらなんでも子供じみていませんか(笑) ジェンドさん。馬鹿馬鹿しくて好きです。

■ 総論

さて、続く二巻。相変わらず良い話運びです。2巻でのキーパーソンはエストなのでしょうが、お話的に秀逸は「剣とことばと」。
テーマ的にも展開的にもまとまりも素晴らしく良いと思います。エピソードとしては刻大bPかも??
とにかくカイが魅力的。ラグはこの先数多く現れるカイの「古い友人」ですが、カイに対して語った言葉、そしてカイが応じた言葉、そのどれをとっても一番イイと思います。カイが嫌味なく「優秀」な存在だったと感じられますし。(9巻〜くらいになると、もうザード並に神格化されてしまって、ちょっと鬱)カイの軽口も絶好調!これがカイの魅力だよねぇ。うんうん。
しかしラグの「鎧は質素だし」の言葉が非常に気になります。どんな鎧を着ていたんでしょうか、聖騎士カイ君(笑)

「魔物と人との共存」というテーマも十六夜と、回想のザードが上手くまとめてくれています。
というか、十六夜の言葉運びがいいですね。ザードほど支離滅裂でもなく、かといって難しい言葉を連発しているわけでもなく。
非常に安定していて、安心して見られる感じです、素敵です。

そして面白いと言えばアレですね。番外編。
シオン様が…ッ!!(以下略)
刻大番外編は夢のドリームキャストなので大好きです。またやってくれないかなぁ。(最後はバスケでしたよね)

それから全く触れないわけにもいかないので…なエスト。彼女の初登場は本当にインパクトが薄く…(以下略)
カイが「あのエスト」というように、やはりエストはオディスのお姫様なんだと思いますが、とにもかくにもナゾでしかない存在。
エストUの方は、彼女の絶望と「ダークエルフ(ジェンド?)」への怒りが垣間見えていい感じですが。
というかエストの謎はもういい加減解明されてもいいんじゃないですか?ねぇ!!



 第三巻

■ マイベスト

「ワンタタンのコト 嫌いって感じになったのかな… 僕…」(P121、5コマ目の十六夜)

 *あの十六夜が「嫌い」ですよ!私が十六夜に人間味を感じたシーン。好き。(これが最初で最後だけどね…)

■ 総論

物語的にはようやく始動、でしょうか。
ジェンドの過去と、その前に現れたナゾの女、ディアボロスを探す若者の後ろ姿、赤竜とワンタタンの残した言葉の謎、
そしてイールズオーブァの登場。
レヴァリの続編を楽しみにしていた人(私)にとってはまさにゾクゾクしてくる巻。
っていうかウリ&レムが!!(しかしこの先全然登場しないのはまさに肩すかし)
生死不明だったイールは生きていることが判明、さらには何かを企んでいるようで…と気になる複線もバッチリ。

レヴァリを知らない人でも、最初のジェンドと彼女のお話は気になるところでしょう。ジェンドの「犬を見殺し、彼女を惨殺」という一件は、当時ものすごく衝撃的だったのですが…今は普通に見れます。っていうか、結構萌え話です。(ザードも一コマ登場するし)「これは本当に私の顔なのか」っていうジェンドの問答が好きです。ジェンドってやっぱり根暗だと思うんですけど、こうひとりで悶々としてるのが好き。ジェンドの思考って常に偏っているというか、自分で迷宮を作っちゃってる感があるんですけど、それはやっぱりジェンドに悲惨な過去があるからと見なしても良いのでしょうか??
っていうか、ザードを殺したって思ってもいい??

それから3巻のメインである「赤竜」エピソード。ちょっと小難しいけど、夜麻作品らしさがあっていいと思います。
↑でベストにも選びましたが、十六夜が「嫌悪」を感じるのは、ほんとうに貴重で秀逸。十六夜はザード並みに非人間的で博愛主義なので、こういう人間らしい感情があったほうがいいと思います。まあ子供なんだもの、憎しみだってするわよ!!
それに衝撃を受けるカイもよし!というか、刻大第一部は本当に良かったのになぁ…。(物語的に。萌え重視でなく人間味があった)


 第四巻

■ マイベスト

「十六夜 お前も そう思わないか?」(P148、149 ジェンド)

 *ここのジェンドは、素敵すぎ。私は改めて彼女に惚れ直しました刻大bPの見せ場だったと思います。

■ 総論

とにかくジェンドの巻。(と思う)
見せ場は「港の見える丘」「焦燥の見える船」ですね。
丘の方は、刻大冒頭でも語られた『聖石』にちょこっと触れるエピソード。初見では私は「ジェンドは石持ちなんだねぇ」と思ったものですが、これは良く考えればジェンドの石ではないですよね。ザ、ザードの石と思ってもいいんでしょうか。(妄想)
石以外にも、ジェンドが初めて見せる優しい表情とか、記憶の話とか、見所満載です。カワイイお話。
船はもうとにかくジェンドアクション万歳!格好いい!!というか「突っ走った」戦闘はジェンドならではと思いますね。「生きたモノをブッた斬ると安心しないか?」なんて、一種危険な言葉をのうのうと言ってしまうのもやはりジェンドだからこそかと。こう、こっちが引いちゃうような思考はジェンドの魅力だと思います。とにもかくにも素敵でした。(っていうか、他でもない十六夜に聞いちゃうあたりジェンドってすごいうと思う…他の人間が皆そう思っても、十六夜だけはそう思わないよ)

逆に十六夜は「希望の見える空」で台詞&思考が妙に大人くさくて、正直イヤでした。(説明調という感じ)
これから十六夜の「神格化」は拍車がかかるわけなのですが…。うーん。これまでの方が、イイ表現していたと思うのになぁ…。

それ以外は「彼女」かなぁ?あのただならなそうな関係はやっぱりちょこっと気になります。

 第五巻

■ マイベスト

レムの言葉に振り返るイリア(P93)

 *この瞬間を心待ちにしていたレヴァリFANがどれだけいることか…!!

■ 総論

第一部、完。
とりあえず、刻大3人組はラスボス(?)イールと対面します。
エストも宿敵・ジェンドと対峙することが出来ます。
イリアがこの物語に舞い戻ってきます。
そんなわけで、物語的には一度終わり、振り出しに帰ったという感じ。

船のエピソードを終えて、皆の結びつきが良くなったというか…大人しくなったジェンドの影が薄くなったというか。
実は2部からではなくこの巻から、カイ主人公の物語が始まっていると思います。
回想のザードも今までのものよりもずっと長く、カイにとってザードがどういう存在だったか、ということがようやく見えた感じ。
それはもちろん、面白いし、良いんだけれども…(お話の主軸がだんだんずれて来てしまったように思えて残念)
でも、皆が仲良しの図は、なんだかんだ言いながら好きなのです。(カイジェンに萌えてみたり)

イールとの対決は、最後を十六夜が持っていく、という展開が非常に良かったと思います。
だって主人公が十六夜なら、最後は十六夜が持っていかなくちゃだめなのよ!
まぁあくまでも対面ですからあんなものだったわけで、最後の戦いがどうなるかは知れませんが。

そしてイリアちゃん。活躍するかと思いきや、思い切り期待はずれで、5巻でも端役程度。
刻大一部の彼女には「肩すかしの女王」の称号をあげてもいいと思いました。

一方ラストで明かされる真実――ジェンドの性別は、私もショックを受けた一人でした。
ジェンドは男が良かったー!(わーん)
幻想大陸のジェンドならなおのことそう思うのですが、十六夜とジェンドの関係は、男同士だからこそ萌えると思ったのに…ッ!!
ジェンドの気の短さも、女だと考えると途端にヒステリーに見えてしまって鬱です。ウゥ。
まぁ、それでも私はジェンドが好きなわけですが。
どうでもいい話ですが、性別判明した途端、読者コーナーでのジェンドの人気が下がったのが印象的でした(笑)

 第六巻

■ マイベスト

「ウリックに似てる…」(P95 ティクス)

 *繋がってるって気がします♪

■ 総論

ナドゥ編。これ、雑誌で始まったときはワケが分からなくてどうしようかと思いましたが(だってようやくイリア出てきたのに…!)今思えば、この後の物語の長い序章だったわけですよね。
ナドゥはそんなに私好みのキャラではないのですが(苦笑)この巻のナドゥは結構格好いいと思います。
このくらいのノリで、もう少し頑張って欲しかったですね。
一方の敵役登場の魔法使い3人集。まさかこの先あんなに出張ることになろうとは、誰が予想しえたでしょうか。(ハハ)

この巻から、主人公たちの敵は [魔物] ではなく、立場の違う [人間] になります。
「僧侶」と「魔法使い」それはレヴァリ時代からこのオッツキイムに根付いたどうしようもない思想なのですが…しかし…このテーマは、いくらなんでも重すぎでしょう…。もうちょっと軽く考えていければ良かったのにねぇ…。(連載停止はやっぱり悲しいもの)

しかし、結構謎だった「僧侶」たちの姿が少しずつ明らかになるなど、世界を知るには結構面白い巻。
特に、まさかのティクス再登場にはオドロキました。ティクスかわいい〜vvしかも結構出番が多くて嬉しかったです。
レイヤー姉さまも出てきてくれれば良かったのにな。

逆に戦慄したのはイリア素っ裸。いいのか、とまず…(汗)
当時騒がれ始めた児童ポルノに引っ掛かったらどうしようかと本気で焦りました。(今となっては遠い思い出ですがね)
ものすごく意味深にあわられた「沈黙の炎」ですが、これすらも今(2003.03現在)は忘れ去られているような…。
読み返すと、一番不安になる巻です。

 第七巻

■ マイベスト

「イリアじゃないの?」という十六夜の言葉にイリアが涙するシーン(P79…5コマ目)

 *何だかここは見ていて泣けてしまったシーンなので…。あえてシオン様を選ばずにこちらを。

■ 総論

第二部スタート。しかしお話の舞台が一部と大きく変わったわけではありません。
変わったのは主人公が十六夜&ジェンド→カイ&イリアになったことだけです。
そんなわけで、物語は急激にイリア、そしてイビスの丘の物語へと変わってゆきます。
レヴァリFANとしては嬉しいこの展開が、「迷宮化」の始まりであったことも事実。
そう考えると、嬉しい反面微妙な気持ちになります。

レヴァリ絡み以外の見所としては、やはりジェンドvsイリアですね!
この二人の対決好き〜。(またやってくれないかな)

以下は発売当初の感想>>


いよいよ発売になりました、『刻の大地 第7巻』!! 皆様、もう御覧になりましたか!?
もうまさに、これぞ レヴァリFANが約4年も待ちつづけたモノでしょう!イリアが、レムが…そして、シオン様が !! (感涙)

「刻の大地」が、「幻想大陸」及び「レヴァリアース」の集大成として連載を始めてから、この日をどれだけ待ちつづけたことか!
そう、なんと言われようと、私は生粋のレヴァリFANだから、はっきり言って、この3人さえ見れればいいの!
まだ、本編にも続いていますけど、「イビスの丘〜」以降、いいですよね…。
もう、イリアちゃんぎゅ〜って、抱きしめてあげたくなっちゃう。可愛すぎッス、イリア…。

とまぁ、前置き(?)はこれぐらいにして、肝心の内容の感想をば。

ようやくと言うか、さんざくた待たされたレヴァリFANの気持ちを汲み取ってくださったというか、(苦笑)ついに、イリアちゃん本格的に登場の第7巻。
イリアちゃんと言えば、素手の格闘!と言わんばかりに、最初っから、イリアちゃんには見せ場が用意されてましたね。ジェンドvsイリア。いやん、イリアちゃんカッコいいわ vv多分本気で闘ったら、ジェンドの方がきっと上なんでしょうけどね。腕は。あ、いや、別に私、ジェンドが好きじゃないわけじゃないんですよ。ただ、イリアちゃんを愛してるだけです。ただただ、ひたすらに。
関係ないですが、P28のカイの回想シーンでの、カイを見上げる少女イリアがむちゃくちゃラブリー☆

と、話を戻して、勝負がついた後は、私の心にも残ったあのシーン。
十六夜の、「イリアじゃないの?」と言う問いに、言葉もなく涙を流すイリア。
連載された時も、ここがむちゃくちゃ印象的だったんですよ。やっぱり、イリアにとって、『イリア』の名前は特別な意味を持つんでしょう。何と言っても、シオンが最後に彼女を呼んだ名前ですから。

「…イリア…生きて…く…」

シオンのこの言葉が心にあるから、イリアはきっと『イリア』として生きる事が出来ないんでしょう。
あんな形でシオンを失ったことで、イリアちゃんは絶対自分を責めているでしょう。
だから、自分を許すまでは、今の自分の時間を生きられないで、過去の幻影を追い続けるだけ。
自分を『イリア』と呼ぶ事が出来ない。――――――と、私は勝手に解釈しとりますが。

でも、「イリア」にしろ「ウリック」にしろ、その名前が、イリアに「シオンと過ごした時間」を思い出させてしまうのは確かでしょう。イリアにとって、「シオン」との思い出は決して辛かった事ばかりじゃなかったはず…いや、むしろ、楽しいコトや嬉しいことの方が多かったのに、その全てを、「シオンを失ったという哀しみ」で忘れてしまっている…。
もちろん、イリアがその悲しみを忘れて、年中ニコニコなんて無理な話ですが。でも、いつかそれを乗り越えて、シオンの残した言葉の意味を、思い出す日が来て欲しいと願います。切に…。

 

と、真剣な話もしたとこで、7巻は、これを抜きにしては語れないでしょう!
シオン様、(夢の中とはいえ)再登場〜!!
シオンの姿を目にして、狂喜乱舞したレヴァリっ子は1万人は下らないでしょう。(推測)
もちろん私もその一人で、やけに興奮しながら立ち読みかました記憶があります(苦笑)。
だって、だって、だって〜〜〜!!
シオン様が――――!いや――っっ!!可愛い―――――!!
っていうか、ラブラブですよね♪もう、ホントに、この3人(ウリック・シオン・レム)、大好き☆
シオン様、ちゃんといやだいダンスもしてるし、難しい語りも相変わらずだし、何から何まで魅力全開!
この子が、十六夜と同い年なんて、どこをどう見ても思えませんが。(それを言ったらウリックでさえ…)
でも、ホントに幸せそうだな〜、と何だか感動してしまいました。
あの頃(レヴァリ時代)は、当たり前だった日常が、こんなにも輝いて見えるなんて、何だか悲しい話です
けれども。でも、やっぱり、あの頃は間違いなく「素晴らしい時間(とき)」だったと思います。
わがままも文句も言い合えて、甘えて、頼って、支えあって…最高の関係じゃないですか。
ああぁ、その時間はもう永遠に来ないのか…。いいや、私が書いてやる―――!!(泣き逃げ)

そんなこんなで、7巻語りもそろそろおしまいです。
後半はというツッコミはなしにしてください。だって、続きだし…感想って、やっぱり一段落付いてから書きたいじゃないですか(言い訳?)あとは、また毎月12日を楽しみに…の生活に戻ります。でも、毎号ちゃんとイリアが出て来てくれるから、
ホントに嬉しいです。(*^_^*) もう、イリアとレムさえいればいいや☆(身勝手)

 第八巻

■ マイベスト

「大切な何かが置き去りになって… 終わっちゃう…」(P88 イリア)

 *所詮は「イリア萌」なのです。後姿が切なげでいい…vv

■ 総論

とことんイリアの巻。というか、3人組ってばどうしちゃったの??くらいにイリア主人公。
レヴァリを知らず、刻大だけが好きだった人には辛かったに違いない…。

しかし、イリアの切なさ炸裂!の振る舞いはとにもかくにも萌え!萌え!!です。
すごく影があって、シオンのことが心から離れないままで見ている分には「嬉しい」…かな?
笑顔のイリアも好きなんだけれども、やっぱりシオンを忘れて欲しくないと思うのがFANごころですからねぇ。
しかし、拳でモンスターを黙らせるシーンは、正直どうかとも思います
なんか、理解じゃなくて、それって屈服じゃない…?と思って。
もともとイリアは乱暴な子でしたが…アレはいくらなんでも…違うと思う。

この巻はイリアと忍び兄さんの語り合いが大好きです。
「生きる」のは何のためか。
テーマが完全に違ってきてしまったことさえ目をつぶれば、ものすごく好きな雰囲気です。

でも…塔編は、絶対この巻で終わらせるべきだったと思います。
(発売当初でもないと、冷めたテンションでしか語りが出来ませぬ…ウゥ、すみません)



■各話感想(雑誌掲載時のもの)

2000.3号

感想…といっても、立ち読みなのでそうたいしたことは書けませんが(苦笑)
イリア!可愛いっス!!はう〜ん(*>v<*) もう、それしか目に入ってません(笑)
でもでも!イリアは髪短い方が可愛いと思います!!切ったわけじゃなくて上げてるだけだけど、絶対こっちのがいい!!
って、これは今月じゃなくて先月からですが…。

しかし、イリアとナドゥはやっぱ似たもの同士ですね。喋ってる姿が良く似てます。それにナドゥの狂戦士化は、レヴァリ3巻のぶちきれイリアを彷彿とさせます。…でも、くっつくのは認めないよ〜だ!(↑FANの方ごめんなさい。でも…ダメです)

物語は、3部本格始動!というか、2部から続きましたネ。
『沈黙の炎』と『イリア』の謎…気にはなりますが、もう少し展開早くないと、分からなくなってしまいそうです(汗)
夜麻先生、頑張って…でも、イリアたくさん出て来てくれて嬉しいです。
そういう意味では、しばらく『沈黙の炎編』でいいのかな?(苦笑)

3人組も早く二人のトコ行かないと、出番がなくなってしまうよ…。イリアもナドゥも強いから、見せ場が…。
でも、敵強そうだからそう簡単にはいかないかな。
ジェンドは複雑な心境でしょうね。イリアの存在自体が。カイは女のコになら誰にでも優しいけど、イリアへの態度はまた別ですから。ま、でもそれはいわば『妹』視で、ジェンドへの態度の方が私は特別だと思ってますから。

関係ないけど、私やっぱりジェンドは男のほうが良かったなぁ…。いいんだ…所詮、ユメだから。

2000.4号

ということで、(…?)『刻大』語り・第2回目です♪
大半、掲示板で喋っちゃった気もするけど、まぁ、それはそれ。

相変わらず、イリアの活躍が続きますね。というか、イリアの魅力全開☆本気で可愛いです〜!!
イリアが汚れなく、真っ直ぐに成長してくれた事は、本当に嬉しいです。いや…普通、家族失って、大好きな兄を失って、それから大切な人をあんな形で失ったら、あんなにまっすぐではいられないんじゃないかと思います。
それなのにイリアは、『ウリック』であった時代の彼女の「良さ」を失わずに、今なお旅を続けているじゃないですか。何て気丈な子なんだろう…(*>_<*)・・・話が逸れてしまいましたが、そんなイリアが、『ウリック』の時代と変わった事と言えば、やはり、執拗なまでの『生への執着』ではないでしょうか。

「生きる事に意味がある」

それは、本当にたくさんの大切な人を失ってきた、彼女の心の叫びだと思います。もう誰も失いたくない、誰が死ぬところも見たくない。イリアがそう思うのは当然です。・・・・・・だから、お前ら闘いやめろ―――!!(私の心の叫び)
イリアの前で殺し合いなんかしないで下さい。少しはイリアの気持ちも考えてあげてよ!!
多分、あの意味のない(私にしてみれば)闘いの中で、イリアはまた自分なりの答を見つけることでしょう。それが、どんな答かはわからないけど、それが今度こそ、幸せへと続く道であることを祈ります。

さてさて、話を本編の謎モードの方に移してですね、「沈黙の炎」、イリアが鍵の少女…というのはどういうことなんでしょう・・・?
――――――――――――――――――――――――――――わかりません。
そもそも私、コミックス派(雑誌は立ち読み)だから、細かいところまで理解するのが遅いんですよね…(^_^;)そうでなくとも、「沈黙の炎」編は謎だらけだとゆーのに…。

そんなこんなで、今回もこの辺りで終了。内容ちっとも語ってないとか言うツッコミは無効です。
ここはもともとそーゆーページですから。(開き直り)

次回こそ、3人組は活躍できるのでしょーか?それともまたまたイリア&ナドゥの独壇場!?(そっちのがうれしーかも…)

気になる次号、以下続刊!!

2000.6号

何事もなく、一月お休みしてしまってスミマセン。ここら辺が、何て言うか人間性ですね…。
さて、気を取り直して刻大語りの第4回、ガンガン6月号編です♪

遂に、3人組、再登場!…でも、お約束というか、イリアと逢えないッスね…。やっぱり、「囚われの姫を助けに行く」って言う展開なんでしょうか…?(ナドゥの『姫』発言、うけました。そーよね、やっぱイリアちゃんは姫
ところで、ジェンドが「イリア」って素直に名前を呼んだときに、何だかへぇ…と思ってしまいました。思えば、ジェンドって結構普通に名前、呼んでたんですね。意外でした。何だか女同士なのに、ジェンドとイリアちゃん合わなそうだな〜、と思ってたのですが、
案外、大丈夫そうですね。今回の件にカタがついたら、やっぱり一緒に旅をするようになるんでしょうか。ちょっと楽しみカモ…。

さて、それから…もう、毎回毎回言ってるのですが……イリアちゃん可愛過ぎ!この2部になってから、イリアちゃん見せ場盛りだくさんですが、今回もまた、イイ… カイは、イリアが変わらずに優しいと言いますが、やっぱりイリアちゃんは変わったのではないかと思います。悲しみの分、優しさが深くなったというか。重みが出てきましたよね。もう、どうしましょうこの娘。カッコよくて、可愛くて、でも、守ってあげたいくらい儚くて。あぅ、ってゆーかむしろ私レムになりたいです。イリアちゃん守ってあげたい。もう、本気で愛しくて仕方ありません。
そんなこんなで今回もそろそろ終了。また次回をおたのしみに!

2000.7号

寂しい…。
うぅ、イリアちゃんがいないのはやっぱり寂しすぎです…。
前(イリアちゃん登場前)は、ずっとこうだったはずなんですが、イリアちゃんが当たり前のようにそこにいることに慣れちゃうと、寂しすぎてやりきれない思いでいっぱいです…。はやく、はやくイリアちゃんの再登場切望!!

で、内容の方ですが(前置き長すぎだっちゅーの…)、ナドゥが結構いい感じですね。あのはじけっぷりは、むしろ素敵かも。
カイが、本当に普通の人に見えます(笑)
あと、闇の王ことエストちゃん、再び。エストは美人さんだから好きです。何だか、随分丸くなったって言うか…優しくなっちゃいましたね。以前のほうが、私は好きだったんですが…まぁ、いいか。
ジェンドは、何だか目立たないし。むむぅ。
つーか、私の目が常にイリアちゃんを追ってるので、もうどうしようもないです。だってだって仕方ないじゃんよぅ!!
レヴァリFANなら、この想い……わかっていただけますよね…?

2000.8号

イリアちゃ〜んっ!!ちょびっとだけ復活!やったぁ!!相変わらず可愛いよぉ!力自慢さんだよぉ!
と、のっけから暴走してます(苦笑)でも嬉しい!!

イリアちゃんは元気ですネ。「健康的」なところは、イリアちゃんの中でもかなりポイント高し!とは思ってますが。
3人組とはどこかずれてるけど可愛いです。やっぱりこの子がいれば、もう他は要りません。本気で。
しかも、レムの「王子様」の台詞で、思い描いた名前がザードとシオン!やっぱり先に出てくるのはザードかぁ…と思いつつも嬉しかったです。だって、それはやっぱり「いま助けに来て欲しい」ってことだもんね☆イリアちゃんの女のコ的な願望がうかがえて、幸せでした。ああぁ、ここでシオンが助けに来てくれれば言うこと無いのに!!(←無理ゆーな…)
 でも、もしシオンが生きていたとしたら、イリアちゃんの絶体絶命には、間違いなく助けに来ますよね。シオンは、そういう「絶対的」なところで、イリアを心の底から愛していると、私は信じてるので。
関係ないですが、もしザードもシオンも生きていたらきっと楽しかったでしょうね。イリアちゃんにとって「至上の存在」であるザード兄さんと、「仲間以上恋人未満(理想)」のシオン。シオンにとっての「かけがえのない存在」であるイリアちゃんと「尊敬しているけど超えたい存在」であるザード。ザードにとっては可愛いふたり。
くはぁ〜っ!!見たい見たい〜!!もう、限りなく夢の世界ですが……いいなぁ。

とまぁ、「今月」から随分と外れましたが(苦笑)もういつものことなので許してやって下さい。
3人組の方は、ちょっとジェンドがいい感じ。ジェンドも時々可愛いです。昔(幻想大陸の頃)はもっと好きだったんだけどなぁ。

それから、来週は久々のセンターカラーですね。イリアちゃんがいるといいなぁ。
ところで、重大な発表ってなんなんでしょう。見当もつきませんが。

2000.9号

重大発表…ちょっと拍子抜けな発表でしたね。私的に。
いや、「あ、何だぁ…そゆこと。」みたいな。もっと特別なことかと思っちゃったよ。<Gファンタジーへのお引越し。
でも、Gファンタジーってゆーとやっぱりレヴァリのイメージが強いので複雑。むぅ、もう4年も経つんですねぇ…。しみじみ。

で、内容の方ですが。イリアちゃん可愛いです。(←またかい)
ってゆーかですねぇ、あそこで泣くのが、また私はツボなのですよ。愛に飢えてたのかなぁ、とか。やっぱり一人(レムはいるけど)で生きていくのは本当に本当に頑張ってて、ずっと緊張してて、その糸がようやく緩めたのかなぁとか。いろいろ考えちゃいますよね、イリアFANとしては。これからの彼女の道は、ようやく浮上してゆけるのかなぁ。そうだといいなぁ。
と、イリアちゃんを語った所で。
何なの何なの、この展開は!!てゆーか、シオンの手帳って、あの本のこと!? てゆーか、シオン!!シオンよ、シオン!!
ようやくその生死が完璧に判明しちゃいそうですねぇ。生きてて〜!!という私らの望みは、果たして叶えられるのか。(叶わなくてもいいけど…えぇ!?)
それから、やっぱり話の中心は「シオン」になってゆくわけですよね!?
イリアちゃん&十六夜はちょっと出番少なそうだけど。でも、シオンですよね!!(喜) 何だか、こんな所で2ヶ月も休みって悔しいなぁ。ようやく『刻の大地』が『レヴァリ』の続編らしくなってきたってゆーのに!!
ああぁ、先がとっても楽しみです!!早く続きが見たい〜!!そしてシオン様…出てきて。

 第九巻

■ マイベスト

 「ボコボコにする」(P185…1コマ目)

 *「どうして…」と迷う部分もあるんですが、やはり一番はここでしょう。イリアの可愛さ爆発!愛してるわ !!

■ 総論

まずは、この巻の主人公はイリアでしょう。つーか、イリア可愛すぎですvv「ボコボコにしてやる」はやっぱり何度見ても可愛いんですけど!っていうか、抱き締めちゃうぞ!!的な可愛さなんですけれども(笑)
その後の、「…どうしてあの時泣いたのか聞きたい…?」も、すごい台詞ですね。
正直、よくイリアが覚えていたな、と思いました。だって、あのシオンが魔法使う直前ですよ…。
でも、その答えは、イリアは知るべきですね。イリアがイールズオーヴァを許せるなら、の話ですが。
イールズオーヴァって、レヴァリと刻大では随分印象が違いますよね。それはシオン様だから…なんていうのもまぁアリかもしれませんが、あの、レヴァリで泣いたシーンのイールズオーヴァは刻の大地の彼に近い気がします。なんだろ、イールズオーヴァの本質かな。そうだったら、イリアはイールズオーヴァを許せるんでしょか。それでもやっぱりボコボコでしょうか(笑)
どうか、ボコボコにしてから許してあげてくだい(^^)


それから、9巻はおまけの巻でもありますね。ふふふふふ、シオン様!もー、可愛い♪可愛い♪可愛い♪
ほんと、ちょっとだけでも幸せです。もっと出るなら、もっと幸せですvv
おまけと言えばレムも可愛かったです。「イリアにほめてもらいたかったのにー」…レムって、やっぱり皆の中でも「お姉さん」的なイメージがあったので、妙に子供染みたこの台詞が可愛かったですー♪


イリアに関しては、今月の…で語り尽くしているので、今回はそれ以外の方々をば。
ますはカイ。カイはイセアデュッオの聖騎士だった…のですね。なんか、激しい勘違いを反省。
アドビス・ベテ=クルルソー・イセアデュッオと仲が良さげなのでそれならわかるかな、とか。あー恥ずかしい。勘違いはいつもの事ですが。でも、カイはかっこいいですね。シオン様ですら「可愛いー!カッコイイー!!」になってしまう私なので、本当の意味で格好いいのはカイだけかも。やっぱり惚れます。好きだなぁ、とは思いますね。あくまでも、シオンやイリアの一段階下のレベルで(笑)
ジェンドも好きです。いやー、やっぱりジェンドは可愛いよ〜!!こう、心根が真っ直ぐなひとは好きです。ジェンドは乱暴者な所は減点ですが、あの一途さが可愛いです。カイにも心開いてきたしね。私はカイジェンというよりはジェンド十六夜派ですけれどね。

そして、今回目玉のイサラ&リヴ。
遅ればせながら、よーやく、二人の見分けがつきましたよ(笑)←遅っ!
瞳だったのですねー。落ち着いてみればすごく良く分かるのに。立ち読みだと駄目ですね。
んで、ようやく見分けがついたところで。私はイサラのほうが好きですね。二人とも似てるけど、イサラのほうが少しだけ直情的っぽくて。やっぱ、猪突猛進キャラが好きなんで〜♪でも、双子は二人とも可愛いです。シオンのことを考えると、双子には聖石は持って欲しくないけど、それでも好きです。

いや〜、それにしてもシオン様ってばすごい人なのね
この巻見れば見るほどシオンの偉大さが、ひしひしと伝わってきます。っていうか、天才を超えたレベルなんですね。伝説?レヴァリを思い返して、シオンの人柄を考えると、後の人々は悪い意味で過大評価しすぎかな、とも思うんですが。確かにシオンは天才で、魔法もものすごかったけど、中身はやっぱり13歳の少年だったじゃないですか。その、わがままいっぱい、自分勝手で、でもそれは実際は虚勢で本当の所は「父親に認められたい」という思いとか「ザードに嫉妬」したりとか、そういう所がすごくシオンの魅力だたっと思うので。後々の人々の語りはシオンの魔法ばっか取り沙汰して、シオンがどういう人間だったか何ていうことはちっとも考えていなくて嫌です。っていうか、シオンの名前は繰り返されるのに虚しいよ〜(泣) その点イリアの語りは思いっきり「シオンがたり」なので、嬉しいです(^^)そこんとこカットしちゃ駄目なのよ〜。

なんて、やっぱり結局はイリアの語りの部分に思いは集中しちゃうわけなんですけど。
でも、ここの場面はイリアが泣くほど可愛いし、イサラ&リヴにも、イールズオーヴァにさえも好感が持てるし、名場面ですね。雰囲気が、刻の大地よりレヴァリっぽい気がして好きです。

この後、話はアドビスに移っていくわけで…アドビスももんのすごく気になるんですけど、塔のイリアの様子が早く知りたいです。あああ、イリア〜。


気がつけば今回も十六夜にもナドゥにも触れてないですね…(苦笑)

■各話感想(雑誌掲載時のもの)

2000.12号

刻の大地、復活!…なのですが。イリア〜〜〜(泣)
いやま、この状況でイリアちゃんが出てきてくれるなんて、そんな期待は初めからしてなかったんですけど。
でも、やっぱりいてくれたらそりゃ嬉しいじゃないですか!!←訴え はやく15日の期限がたたないかな…。(←結局はそれかい…)
物語がシオンに絡んでくれるなら、それはそれでとても嬉しいけど、ますますイリアが可哀相なコトにならなければいいなぁ…。
やっぱり、私はイリアちゃんの幸せを切実に祈っておりますから。

で、おかえりなさいの今月号ですが、見所はやっぱりカイジェン??
そーなのかな?あれは。
個人的にジェンドはカイとよりも、十六夜とのコンビの方が好きなのですが。ついでに言えば、ジェンドはやっぱり男であって欲しかったです。ここら辺はちょっと悔しいものがあります(苦笑)いやね、その、偏った意見で申し訳ないですが、ジェンドタイプの性格では、断然女より男の方が好きなんですよ。女のコは、イリアとか、かつてのGFならエルナちゃんとか(古い?)まっすぐな方が惹かれるので。ついでに言えば、ジェンドは幻想大陸の時の方が…。ゲフゲフ。
でもま、あの3人組の中ならジェンドが一番好きなコトに変わりはないんですがね。(というか、昔はかなりジェンドFANだったので。一時期はシオン様よりも好きでした)
って、今回も思いっきり脱線してるっての…(苦笑)

ジェンドがね、十六夜を助けられなかったからって泣くじゃないですか。あのシーンはねやっぱりいいなって思いました。十六夜を大切に思う、そのジェンドの姿勢が好きなので。それは、男女間の恋っていうんじゃないですがね(苦笑)母性愛かな?
カイはカイでちゃんと押さえる所は押さえてるし、ナドゥは相変わらずはじけてるし。
こんな面々でいずれはアドビスに向かうの?なんて思うと心から不安なのですが。でも、なつかしいアドビスの地が見たいですね、パパは元気なんでしょうか?(なんて書いておきながら、アドビスにかすりもしないと痛すぎる…)

ところで、シオンは基盤で、イリアは勝利。女のコのイリアちゃんが勝利ってのが勇ましくてまたいいですね♪
つーか、結局この二人のコトしか頭にないですね…(死)

★2001.1・2号

前回、愛しのイリアちゃんが存分に出てたにもかかわらず、「今月の〜」をお休みしてしまったのは、ひとえに私のPCが故障したからなんですが。その分、今月は語らせていただこうかと思います!前回の分も、多少交えてね!

えっと、今回(2月号)はベテ・クルルソーが舞台ですね。
個人的にこの街あんま好きじゃないんですが、でも、今回の話は良かったです。
ジェンドがねー。とにかく可愛い。やっぱジェンドファンなのかも。
でも、表紙のカイはカッコいいと思いました。十六夜もねー、可愛い。ナドゥはまだまだですけどね(苦笑)
来月以降は、舞台はアドビスへ移るのでしょうか。アドビス!ビバ、アドビス!!つーか、アドビスですよ、奥さん!!(謎)
パパー、パパー!!国王が出てくるんですかね!?懐かしい!!
すげーハイテンションです。困ったくらいです。だってアドビス!!好きなんだよー!!
あああ…シオンもちょこっと出てくると…いいなぁ…。

と、こっちはともかく、一方の魔法使いの塔。
も〜、三つ編みイリアちゃんかわいすぎ!!先月号から、私の目は釘付けよ!!つーか、「お姉さん」の下りから、イリアが愛しくてたまらんですよ。よーやく笑えたシーンでは、思わず私泣くかと思いましたワ(マジ)
いやね、本当にイリア愛しいです。最近シオンとイリアとどっちが愛しいのかわかんなくなるぐらい、ただもうイリアが愛しいです。
ひたすら可愛いのよっっっ!!!
リヴとイサラも、最近よーやく可愛いと思えました。というかね、あの4人でお茶してる図がいいですね。ほわ〜っとしてて、可愛いッス。
ただ、話はようやく確信というか、聖石に触れてきてますよね。イリアはどうしたって、聖石=水晶で、シオンを思い出さずにはいられないでしょう。ましてや、イールズオーヴァなんかがいればっ!!
イリアとイールはまだ刻の大地になってからは出会ってないですが、実際会ったらイリアは許さないでしょうね。一度イールを殺したのは、他ならぬイリアなんだし。それに奴がぬけぬけと生きているのは、どうしたって許せない!だって奴はシオンを「犬死に」呼ばわりしたんだからね!!(←根に持つ…)
そんなわけで、笑顔のイリアちゃんはたまらなく愛しいんですが、それでもイールと対面したら怒りに燃えて拳を振るって欲しいです。つーか!いま扉の外にいるのよっ!!
あああああ!!

なんて絶叫した所で、今回はお開きということで。
だってだってだって…!(以下略)

※私はやっぱりレヴァリ大好きだと今回改めて痛感しました(苦笑)

★2001.3号

なんだか、話がバリバリ核心に来ますね。
前回、あーだこーだと言っていたのが現実のものとなるし。
今回、内容的にもちょっとミーハーに行けなそうな展開なので、珍しくもマジで語ろうかと思います。
たまにはね、いいんじゃないかと。

ついにイリアとイールの邂逅ですね。しかし、イリアちゃんは気付いてませんが。
なんていうかねー…イリアちゃん、格闘家失格。いや、確かにイリアちゃんはイールの顔は知らないんですが、(実際見たのは赤い仮面の姿と、完全にバケモノ化した姿であって、「カメのようにトロくて弱そうな顔」byシオン様 は見てない)それにしたって、気配とかさ…。読んでよ…。あんなに憎んだ奴なのよ!?安心なんかしてないでよ〜!!あぅあぅ。そーゆーところも、まぁ、イリアちゃんらしいんですがね。ちょっと悲しかったり。
いやね、イリアちゃんには何が何でもイールの事許して欲しくないんですよ。イリアちゃんは、ザードを殺されたのを知った上で一度イールを許そうとしたでしょう。それが契機となってあのラストへなだれ込んだわけで。イリアの優しさは素晴らしかったと思うけれど、イールには通じなかったんですよ。それどころか裏切りですよね。イリアにはそれを忘れて欲しくないです。だから、絶対許しちゃだめ。

超個人的な意見ですが。そして個人的な意見続きで行きますが。
イリアは今回自分を責めたでしょう。「ボクのせいでシオンが死んだ」って。あれは、非常に心に痛いですね。
イリアはもともと自分を責める性質でしょう。ザードが死んだのだって、100%イリアのせいではなかったのに、兄さんのために何もしてあげられなかったボクが悪いって。それは、本当にイリアのせいではないから「違う」と伝えてあげれば、立ち直る事も出来るんですよ。でも、シオンが死んだ事に関しては、それは通らない。可哀相だけれど、それは確かにイリアのせいなんですよ。イリアが行くと言わなければ、シオンは異世界には行かなかったし、イールを許そうとしなければ、違った終わり方もあったかもしれない。それは変えようのない事実です。だから、3年かけても、レムがどう言おうとイリアの傷は癒えなかったわけでしょう。だから、あの言葉は根深いですね。イリアが可哀相。
でも、イリアがわかっていないのは、シオンの最期は、シオンにとっては決して間違いではなかったということ。
正直、イリアはシオンの事を「男」としては見ていなかったと思うけど、シオンはイリアのことを「女」として意識していましたよね。だからシオンはイリアを守りきれたことに満足していたはずなんです。あれが逆でシオンが生き残ったら、多分シオンは生きて行かれないと思う。だから、シオンは最後に笑えたんでしょう。イリアはきっとそこまで理解しきれていないから、今、自分を許す事は出来ないと思うけれど、いつか気付いて欲しいですね。シオンが願ったのは、イリアの幸せだということを。う〜ん…難しいかな。
シオンが再登場すれば、全部は簡単なんですけどね(苦笑)

そしてさらに超個人的な希望なんですが、いよいよ次号あたり登場するかもしれないシオンパパ=アドビス王。イリアの事、恨んでないといいなぁ…。あれだけシオンが大好きだったパパだから、シオンを連れて行って、そして一人だけで帰って来たイリアのことをどう思っているか…。あんまり明るい展開は希望できないんですが。でも、パパは好きだし、誰も恨んだりして欲しくないから、イリアの事、許して欲しいです。だって、誰よりもシオンがかけがえのない存在として大事にした子なのよ…。


と、真面目に語りだすと全然本編に触れられてないから、ちと戻りますが。
今回、あらためてシオンの偉大さを思い知りました。シオンってすごい人だったのね。
正直、感動しましたわ。本物の天才。イリアとレムと一緒にいるからそう見えなかったけど。
レムと言えば、今回のナルシスト発言は素敵でした。やっぱり好きだわ、レム。

そんなこんなで、すっかりレヴァリモードに突入してる本編ですが、次号いよいよ激突ですかね!?(←期待してるよ…)
あそこまでくれば、さすがにイリアも気付くと思うので、思う存分拳を振るっていただきたいものです。(希望)

PS.イサラの(発言だったかな?)「シオンって言う友達が…」の下りで思わずツッコミ。
  「友達じゃないのー――っ!!」(←笑)
  まぁ、恋人ではないんだけれども。ちと悔しいデス。

★2001.4号

気付いてよ、イリアちゃーーーんっ!!(泣)
と、思わず叫びたくなってしまうくらい…。ううぅ、イリアちゃん……。
あそこまで来て、まだイールと気づかないの!?そして、そんなに喋っちゃダメ !!敵に塩を贈っちゃダメよ――――――ッ !!

もとい、気付かないですね、イリアちゃんは。(一応)同じ敵でも、リヴ&イサラには喋ってもいいけど、イールに喋るのは納得いかんです。いや、ホントにもうイールは私の「敵」なので。許せないし。
しかし、聖石の謎…というか、皆して必死に探っているものを、こちら側(読者)だけが知っているのは、非常に歯がゆいですね。聖石の力とか、選ばれしものとか。「それはこうよっ!!」とか思わず言ってしまいたくなる…(苦笑)←私自身ボケてるのでそうわかったものじゃないですが。

一方、どうにもアドビスから離れてしまう3人組……。
なんていうか、ジェンドの酔いっぷりには親近感を覚えますね。あの苦しみは、わかる奴にしかわかんないわよ!みたいな(笑)
そうして放っておかれてる…可哀相なジェンド…。(ま、寝てるだけですが)
カイとナドゥは基盤の神殿まで来ましたね。女神像といい、メルリンとともに破壊された部屋といい懐かしいですね〜。あそこの「良かった…間に合ってお前…が、助かって…」は非常に好きです。シオンの男の部分が感じられて。
そんなシオンに話自体が注目してるのは非常に嬉しいです。だって、この章のテーマがシオン様なんだよ!!(嬉しそう)

この先、カイたちが辿りつくもの、そしてレヴァリのその後のアドビスが非常に気になります。来月号も楽しみだ〜♪


あ、あと「シオンが好き」の発言は、やはり嬉しいです〜♪
そうか〜、兄さんと同じくらい好きか〜(#^-^#)

★2001.5号

何よあれ ―― っ!!(激怒)
つーか、ミトって誰 !? シオンの妹じゃないよねぇ…。レヴァリでは見る影もなかったし。なんか、シオンの代わりに平然とそこに座ってるのが許せないんですが。許せないといえば、王妃も!失礼ながら、生きてたんだ…とか思っちゃいましたが、(レヴァリであれだけ「シオンが王の子か」と問題になっていたから死んでいるのだと解釈してました)それにしてもゆーるーせーなーい!!いかなる理由があろうとも、シオンの存在を否定する事はぜーったいに許せない!!(><)
なんか、期待していただけにアドビスは泣けました。くぅっ!!今後どう展開するかが、非常に気になりますが、王妃&ミト王女は…簡単には気に入れないだろーなぁ…。あと、すっごく楽しみにしていたパパもご登場されなかったようで…(泣)
うわーん!パパー!パパー!!(←駄々っ子かい…)

閑話休題。
イリアちゃんは可愛いですねぇ…。どうぞ、ぼこぼこにしてくださな★
というか、今回イリアvsイールはもう半ば諦めが入っていたので次回に期待ですね。
いやでも、今回のイリアちゃんはマジで可愛かったですvvあの、健康的な愛らしさがイリアの最大の魅力ですよね。ウリウリスペシャルも、みんな見たいぞ♪
一方で、どうして泣いたのかというイリアちゃんも、やっぱりものすごく可愛くて、抱き締めてあげたくなるくらいです。シオンを殺したイールを恨む思い、その上でイールに同情するイリア…。最後に、彼女が出す答えは何なのでしょう。

あぁ〜!もうイリア可愛すぎるよ !! 泣けてくるぐらい可愛いよ !!

今後しばらく展開はアドビスの3人かな…と思いますが、やはり私の注目はイリアちゃん一人になりそうです。
彼女の見つける答えが知りたい…。

 第十巻

■ マイベスト

「ウソツキ君はあなたの方です」(P25…6コマ目)

 *改めて読んで一番印象に残ったコマ。興奮度はどうみてもその次の話ですが、シーンとして好きなのはここなので。
  スバラシイ一言です。

■ 総論

刻大のお話の感想については↓の各話感想で語り尽くしたきらいがあるので、ここでは改めて読んでの感想を。
まず、ルモースがいいですね。ジェンドがどうしようもない分際立ちます。刻大メンバーの中では、カイはお兄さん的役割なので、どうしても自分だけはしっかりしてないと、と考えてしまっているのが見え見えなのですが、そこで「無理するんじゃないわ」みたいな台詞をさらりと言えてしまう存在は貴重ですね。立ち読みの時はあんまり気にしていなかったんですが、すごくいい存在だと思います。(ちなみに、幻想大陸では微妙に違えど、これはジェンドの役割だったと思うんですが…泣)
一気にルモース株上昇です。あえてベストも彼女を選びました。

お話に関しては…うーん、最初の2話目まではまだいいのですが、その先は際立って展開が遅すぎ。
伝えたいという気持ちはわかるんですけれども…う〜ん。テンポアップしないと、話の全体像を忘れてしまいそうで怖い…。
(刻大ってべつに僧侶と魔法使いの対立がテーマなわけじゃないでしょ…?)
アドビスの話とか、レヴァリFANには嬉しいんですけどね。(いや、悲しむべきなのか!?)

逆に、絵に関してはとても上手になられたと思います。9巻と比べても、ぐんと上手くなったような。
単に私好みの絵柄になっただけかしら??このレベルでのレヴァリが見たかった…(笑)←お話はこの時代が一番良かった

今回感想があまりにも淡々としているのは、9巻ほど興奮できる内容がないからです。
面白いとは思います。でも、テンポが遅すぎるためにそれが薄れてしまっているのです。
今後隔月連載になることで、その状態は悪化するんじゃないかという嫌な予感はするのですが…。
夜麻先生にはぜひぜひがんばっていただきたいものです。

■各話感想(雑誌掲載時のもの)

★2001.7号

と、言うことで本編再開です。が。
イリアちゃんちょっとだけしか出てない〜!寂しい〜!!(黙れ)
うーん、話は着々と進んでるんですけどねぇ。私の視線は目下イリアに釘付けなので(笑)
まぁ、展開からいっても当分はおとなしめですかね。残念無念。 ま、イリアちゃんの活躍は9巻で楽しむことにして…♪
―――余談ですが、9巻はやはりGFCなのですね…。高い!とか思ってたんですが、表紙のイラスト見たら全てがどうでも良くなりました。うおおぉぉう!イリアラブ!!!もー、イリアがカラーで見られるだけで充分です。あああ、また表紙だよこの子は。
三つ編みスタイルすごく好きなので嬉しいですvv あー、またポストカード出ないかな。

と、たまには本編の話もしましょう(苦笑)何て言うか…衝撃の展開ですよね。
カイがかつていた国って、アドビスだったわけですか?マジですか??いやもうなんか、想像すらしてなかったんですけど。はぁぁ、アドビス…。なんか、アドビスって妙に平和なイメージがあったんで、かつてのカイの回想シーンと、どうも結びつかなくて…ああう…動揺してます。なんか、アドビスがあんな風に闘ってたなんて簡単に想像できなくて。王様といい、おばばさんといい、忍マンですら平和そーなイメージがあったから…。それとも、アドビスと友好的な国だったのかなぁ…(←勝手な回想)でも、あの「じっちゃん」「ルーフィス様」の下りはどーみても…。ああぅ〜。何だか今、非常にアドビスと言う国が気になってます。早く続きが見たいよ〜。
そして、昔から思ってはいましたが、やっぱりカイはカッコいいですね。メンバーの中で、カイは一人だけ「大人」で、可哀相だな、とも思っていましたが。やっぱり客観的に見て、カイは一番カッコイイですよ。うん、文句なし。今回の扉もカッコよかったしね〜。(でも、「ラブ」ではないです。あくまでもイリア&シオン)ナドゥはまだ及第点ですね。
ちなみに今現在のレギュラーメンバー+レヴァリの面々での総合好き順位は…

イリア>シオン>ジェンド>カイ>レム>ザード>エスト>十六夜>ナドゥ>イール でしょうか。

イリア&シオンは同率一位って感じですけれどね。それに、ジェンド〜ナドゥまでも、そんなにかわりないですが。みんな好きです。イールさんは…ごめん。どーしても許せないのです。

そして、随分先送りにしてしまいましたが…。再登場でしたね、ミト王女。
私、最後のコマを見た瞬間、直感で「この子は嫌いなタイプではないかも」とは思いました。もっと素直に言えば、最後のコマは可愛かったです。
が。
それでも、どーしても最初の印象が悪すぎよ……。多分、この子が一言でもシオンの悪口言った日には……。許せないだろうな。
つーか、ここで烈火の如く悪口を書くのだろうね…私は……。王妃に関しては、もう諦め入ってますが、この子はできることならあんまり嫌いたくないとは思います。一応、そう思ってはいるのです。
でも、言動次第ですね。立場的に、シオンの代わりにそこにいるわけですから、評価はどうしたって辛口です。ごめんね、ミト王女。頑張ってください。

そんなわけで、相変わらず先が楽しみです「刻の大地」。
私が5年間も待ちつづけていたレヴァリアースの続編!もう、そのもの!!
早く来月にならないかな〜。(その前にコミックス♪)

★2001.8号

>>補足・本音の話

おお王様あぁぁ!!そのシオン様グッズを下さいっ!!

と、絶叫から今月は始めたいですね(笑)
何はともあれ、シオンパパ&おばばさん無事に再登場。嬉しかったです。それも、王様ってばやっぱり素敵よ!なんだか、じーんと来る位嬉しかったです。というか、スリッパよスリッパ !! あのスリッパ、レヴァリの頃は「シオンてばすっごい可愛いの履いてるのねー」なんて、ちょっと意外に思った事もあって印象の品だったのです。それをそれをちゃんと取って置くとは!すごいよ王様 !! さすがだよ !! 他にも肖像画とか、手紙とか目白押しですよね !! いやーっ !! 見た―い !!

でも、王様がシオンのことを理解した上で、その思い出を大切にしてくれている事はやっぱり嬉しいですねぇ。いいお父さんですよねぇ。「もう一度会いたかった」はじんと来ました。
この台詞といい、やっぱりシオンは「生きて」はもう出て来ないのかな、という気がしました。
残念ですが。物語的には「シオンは死んだ」という方向性で進められていますしね。今足掻いている面々(イリア・カイ・ジェンドetc…)を見ても、彼らの成長した暁の場所に、シオンの居場所があるように思えないのです。シオンはオッツ・キイムのといよりも、この「刻の大地」という物語の基盤だったように思えてなりません。夢の無い話で申し訳ありませんが。
哀しいですけどねー。もう、夢見れる年齢でもなくなってしまったのかもしれません(苦笑)
でもでも、私がシオンを好きなことには変わりないし、やっぱり物語の中のみんなにはシオンのことを好きでいて欲しいし、特にイリアにはシオンを大切に思って欲しいです。だってー!シオンが好きなんだもん !!
それだけは、どうあっても変わりませんからね。
みんながシオンを好きと言えば。
王様が病床に伏している(というか、一気に老けてしまった)のはシオンの死が原因ですよね。たった三年で、あれだけ王様が覇気を失ってしまったのは寂しいけれど、でも、本当に本当に王様がシオンを大切に思っていた事が感じられて、すごく嬉しかったです。もー、好きだよぅ、パパ !!
それから、ミト王女…やっぱり好きになってしまったかもしれないです。もーね、シオンの事が絡んでなければすごくすごく好きな感じの女のコなんですよ。シオンのことでそれでもわだかまりが無いといったら嘘になりますが、それでも彼女が「義兄様のことが好き」と言ってくれたことで水に流せそうです。そうかー。シオンには、大切に思ってくれる義妹がいたんですねー。ほわー、としますね。ふふふ。なんか嬉しくありません?(同意を求めるな…)
そして、やっぱりアドビズ王妃(=ルハーツ)はシオンのお母様ではなかったのですね。ほっと一安心しました。あの人がシオンの母上では、シオンがあんまりに可哀相なので。でも、再婚していたとはアドビス王もやりますね!なんか、シオンの幼い頃の物語とか、ちょっとだけ書いてみたくなりました。再婚にまつわるエトセトラみたいな。あー、書きたいー。

っていうか、やっぱりシオンが好きな人は、みんなOKなんでしょうかね(苦笑)

今回はやっぱり展開的にもシオン様&王語りに集中してしまいました。
カイも素敵だったんですけれどねー(笑)

次号はそろそろジェンドを、本音はイリアちゃんに活躍して欲しいです。

★2001.9号

ごめんなさい、と最初っから謝ってしまいますけど。
でも、正直に言わせてください。今月号、非っっ常に読みにくかったです。なんて、あああ、夜麻先生すみません。
でも、展開がものすごく読みづらくて、話に浸る以前に、理解も難しかったのが正直な所…。

あらためまして、今月号。展開は戦争なのですね。
私は人と人の「戦争」は意味がないと思うし、キライなのでイリアに頑張っていただきたいところです。
確かにマンフロイたちは間違っているけれど、それを「殺して」しまって万事解決と言う展開には、夜麻先生は絶対にしないと思うので、刻大の面々が、「魔物と人」ではなく「人と人の争い」にどんな打開策を見つけるのか、とても期待してますvv(好きなテーマではあるので)
イリアは相変わらず愛しくてたまらなくて、登場するだけでハッピーです。(だからこそ「イリヤ」の誤植には断じて許せないんですけど。つか、イリヤって…泣)
イリアの意志の強い瞳が好きです。今回多かったしね。うきゅ、可愛い♪
でも、十六夜とのシーンだけは、いつも「ホントに2歳差なの…?」と思ってしまうので変に冷めてしまったり。
十六夜6歳くらいにしましょうよ…。それだけで万事OKなのよ…。(私には)

一方のカイたちなんですが。はやくジェンドに元気になって欲しいな。
ジェンドは、やっぱり強くあってこその彼女だと思うので。いつものように立ち直って欲しいです。

次号は話も進みそうなのでまたまた楽しみです。イリア、頑張れ〜!

★2001.10号

今月号は痛かったなぁ…。
魔法使いたちと僧侶の戦争って、なんだか今のアメリカとアフガニスタンの国々に似ていませんか。
対立するのは「宗派」の考え方の違いで。それはどうしても相容れなくて。
そう考えるとますます辛いなぁ、と思ってしまいました。
私個人の考え方は、マンフロイに一番近いかもしれません。いや、賞賛するのはイリアなんですが。
でもイリアの考え方って今現在では、やっぱり当事者の考えではなく第三者の考えですね。むしろマンフロイの「大切な人を失っても…」の下りは、人間の感情として一番素直な考え方だと思います。
私はレヴァリのラストでシオンのためにウリック(イリア)がイールにトドメをさしたシーンが実は好きでした。一度ウリックはザードの件も含めてイールを許そうとしたけれど、その結果シオンを死に至らしめる事になってしまいましたよね。そこでもウリックがイールを許そうとしたら、私はどうしても納得できなかったと思うので。痛いとか、悲しいとかそんな感情を全部忘れてウリックがイールに飛び掛っていったときは正直ほっとしました。それは、ウリックがそれだけシオンを好きだったという証明でもあるし、ウリックに人間らしさを感じた場面でもあったので。
もっとも、夜麻先生が「戦争」に対してそんな答えを出すとは思えないので、この先の展開には期待しておりますが。
(ただ、この「戦争」はそれだけ深いものなのに、カイに言われて僧たちがあっさり引き下がった 事は正直あんまり 納得していません。友達云々で撤退してしまうと、なんか、魔法使いと 僧侶の対立が軽く見えてしまう…ι)魔法使いたちが、シオンとイールの見た「未来」を知ったら、また違った行動をとったのでしょうかね…。

と、まぁ危ない語りはこの辺りにしておいて。
今回は微妙にシオンが登場(とは言わないか)していてドキドキの回でした。
いや、やっぱり一コマでもいるといないでは違いますよ。名前出てきただけで嬉しいですもの。
特に今回はイリアがシオンを「大切な人」として回想していたしね。なんだかちょっと泣けてきてしまいました。
そしてレムにはシオンの役割はツッコミだけかい!と突っ込んでおいて。
今回はこの辺りでお開きに。

あれ、またジェンドに触れてないかな…。でも、今のジェンドはどうも…。もっとやさぐれているほうが好きなのに…。

★2001.12号

先月がお休みだったので、2ヶ月ぶりの刻の大地ですね。いよいよクライマックスというか、大詰めですね、お話が。
今回の見所は何と言ってもマンフロイなのでしょう。悪役から一転、ただの子ども好きのおじさんに(笑)
やはり夜麻先生は「根っからの悪人」は描かれないんだなーと喜びました。
パターンと言われればそのままですが、やはり漫画なら夢も大事だと思うので。
イリアもマンフロイに同情しまくってますが、これはこれで良いと思います。もともと、イリアはそんなに他人を憎む子ではないと思うので。憎しみのような負の感情は似合いません。笑顔の方が何倍もいいです。
戦争の方も、終わりそうでいてなかなかに根が深くて私としては安心しましたが(え?)いやー、この宗派の違いで、シオンはさんざん苦しんだわけですから。そんな簡単に解決してしまってはシオンの悲惨な子供時代はなんだったの、と思ってしまうので。
もちろん未来(子どもと書いて)のために良い方向へ向かっていく事は大事だし、いい事だと思いますが、それは、相応のステップを踏んでのことではないでしょーか。個人的な意見ですが。
ラフティの妹の話も気になりますしね。(ラフティ好きvv)

一方刻大お兄ちゃんチーム(カイ・ジェンド・ナドゥ)ですが。
なんだかカイばっかりおいしー所を…。ジェンド好きとしては、やや悔しいデス。
いや、カイも好きなんだけど。以前から思ってはいましたが、カイは19歳にしては大人びすぎていますね。
あれは20代も半ばの落ち着きっぷりではないでしょうか。また年齢設定に疑問を投げかけてしまいます。
と、それはさておき。ジェンドも、十六夜もお互いに依存度が高いですね。特にジェンドは高すぎでしょ。
私は幻想大陸時代の十六夜好きだけど、ちゃんと一人でも立ってられるジェンドの方が好きなんですが。
うーん、刻大で望むのが間違いなのか。
冒頭の(とはいっても回想シーンか)カイとジェンドの会話は好きでした。
やっぱり、私の視点でいつかこの二人を書いてみたいですね…。
(私はカイジェンよりはジェン→十六夜派なのですが)

★2002.01号

どうでもいい話ですが、トレカが付録でつくと、全ての本屋でGFに紐がかかってしまいます。
基本的に「刻の大地」以外にはそんなに興味がないので、買わざるをえない状況はつらい…。
だかっらってコミックス発売までは待てないんですが。10巻、2月ですね。

さて、いよいよ魔法使いサイドの「理由」全てが語られましたね。
ナドゥなんかはあからさまに正義を逆転していたけど、そうも言い切れないものが…(苦笑)
魔法使いたちは確かに可哀相です。レヴァリを見ていても思ったけど、魔法使いの数って僧侶たちよりも少ないんですかね?僧侶たちが群れる分、より少数派に見えてしまう…。数少ないものが迫害されるのは悲しい道理なんですが、魔法使いたちもあれは意固地になりすぎ。特に彼らは攻撃的過ぎますね。僧侶を過剰に意識しているように感じます。魔法使いも僧侶も共存の道を探そうとすらしない。双方に罪があるように見えます。
それに、以前イールが語ったように世界を滅ぼしてしまうのは「探究心」に満ちすぎている魔法使いたちなのでしょうし。そこら辺は「保守派」と「探求派」の違いで、譲り合うとも思えないし。(ほんっとうに個人的な意見では、私は魔法使いたちの方が好きなんですが)

まぁ、堅苦しい話はここら辺にしておいて。
魔法使いの皆様方の「理由」一番好きなのはラフティですね。神を憎む気持ちが一番良くわかります。「妹」を基盤にした怒りだから、憎しみはその分深いし、逆に解決できる糸口も…ある気がします。一方影使い君と双子は憎しみと言うよりは、仲間外れにされたことに対する仕返しのように見えます。私を受け入れない「僧侶」たちがいけない。私は絶対に間違っていない、という考え方。ここら辺は考え方の違いで仕方がないのかもしれないなぁ…と思うところですね。意固地で絶対的な考え方は、漫画として見てる分には好きなんですけど。
この三人とシオンを語らせてみたら…面白かっただろうなぁ。特にシオンは、「法力国家の王子」として、僧侶を完全に邪険には出来なかったから。ううぅ、実現しないのが残念です。

私は敵陣の中では双子が一番好きなんですけど(いい意味でも悪い意味でも純粋だから)、今回はちょっとラフティに傾きそうでしたね。セクシィ〜vvカイに対する態度なんか最高でしたね。お姉さまの魅力全開 !! そっとするほど綺麗でした。
今のラフティの中では、妹が全てで、男の入り込む余地なんかないんだろうなぁ。
そんな所にも、萌え♪

一方のマンフロイvsイリア&十六夜は、イリアの戦意喪失でどうしようもないですね。
イリアの優しさは同情でしかないので、マンフロイには通用しないでしょうしね。
そこでイリアを足蹴にしてしまえるマンフロイは潔癖だと思いました。揺るぎない自信というか。
ボスには相応しい人格ではないでしょうか。かといって、イリアには最終的には勝ってもらいたいんですがね。
マンフロイが強硬手段に出たので、さすがに次回はイリアも立ってくれるでしょう。期待♪

立ってといえばジェンド〜。どうした〜。頑張れよぉ―…。

★2001.6号

今回は、番外編でしたねぇ。
いや、エストは可愛いですヨ。彼女なりの一生懸命の姿は文句無く可愛い。

でも。でもね。何もこんな時期にエストの番外編じゃなくてもいいでしょぉ!?
んまぁ、P数のこととか、いろいろあるのでしょうけれど。切ない。切ないです。
だって〜、今アドビス編なのよ !? この一か月、私がどんな思いで待っていたと…!(涙)
最近のGファンタジーってばみんな袋入りとか紐かかってたりとかして立ち読みできないから、諦めて私買ったというのに !
これも全て愛するアドビスのためだと言うのに !!
うわ〜ん !! (泣き逃げ)

そんなこんなで切なくて、18日にちゃんと読んだのに更新が遅れてしまいました。
すみません。来月はその分はじけていたらどうしようと今から心配です(苦笑)

余談ですが、私Gファンタジーとは創刊当初からのお付き合いでございます。
(立ち読みだけど)ちゃんと創刊号(=当時はまだガンガンファンタジーだった)から読んでたんですよ。
DQ好きの私としましては、ルビス伝説が読みたくて。
結局思いっきりハマったのはレヴァリと、エルナサーガと、FEと…だったんですけど。
レヴァリ全盛気の頃ですねー。あの頃が一番好きでした。本屋に行けばどこの店頭でも山積になっている今と違い、一時期は
売っている店探すのだけでも一苦労だったんですよね。でも、地味ながらにすっごく面白くて、私は夢中でした。
あぁ、懐かしいな。
今は最遊記と、ESと、派手になりましたけど、いまいち私ははまりきれないです。
というか、今回買って初めてちゃんと読んだんですけど。みんなP数が少なくて、話が断片的でわかりにくいと言うのが素直な
感想です。何だか寂しいな。大切だった雑誌が有名になって、逆に遠くなってしまった心境です( ^ ^ )

 第十巻補足--シオイリの本音の話

石投げられてもいいけど…(苦笑)
というか、こーいうことすると、ますます私のハグレっぷりを強調するだけなんですけど。

でも、今月号の刻の大地(2001.8月号)があんまりにも一部でウケが悪かった事が、実はかなり意外でした。
シオイリ!な人ならショックを受けるべきところだったのでしょうか…ι

でも、正直な所私もう随分前から、シオンは死んでいると思ってしまっていました。
レヴァリが終わった時はね、私もそりゃあ泣きましたよ。「いやいや!シオンは死んでないの!!」って。クライマックスだって、シオンは絶対に死なないと信じていたから、最終話で絶望を感じたほどです。ってゆーか、納得できませんでした。
この頃まわりにレヴァリを語る相手なんていませんでしたから、何にも言ってなかったですけど、実際このサイトがあったらものすごい事を言っていたと思います。そのぐらい、当時の私にレヴァリのラストは受け入れがたいものだったのです。

でも、いつだったでしょうか…刻の大地の番外編の時に、夜麻先生のコメントで「死んだ人が出てるけど…」みたいなものがあって。本当はそれがザードを指していたのかシオンを指していたのかはわからないんですけど、私はその時に「あぁ、シオンは本当に死んじゃったんだぁ…」と早々に諦めてしまったのです。ファン失格かしら。
でも、いざ、シオンは死んだと納得してしまうとレヴァリのラストもそれ程最悪なものには思えなくなりまして。いや、今でも酷い終りだとは思うんですけど、少なくともシオンは幸せだったのかなぁ…とか。勝手に思ったりして、でもイリアの事が心配で、それで私は、ガンガンの刻の大地でイリアの登場を心底願ったのです。
長かったですわ…。一度出たのに、すごいチョイ役で、実際活躍するまでにまたしばらくかかって。その間私がどんな思いをした事か(苦笑)そして、イリアが出てきて、イリアが未だシオンを忘れていないのは痛々しかったけれど、本音の所はすごく嬉しくて。この子は「シオン」という存在を失って、それからどう生きていくんだろう…と、初めて「イリア」を見る事が出来たのです。(それまでは、イリアはあくまでもウリックの延長上にすぎませんでした)

正直な話、イリアが主要キャラとして登場してから、私は刻の大地にシオンが生きて登場することはまったく期待していませんでした。というか、あまりにもなこじつけで登場するぐらいなら、最後まで出なくていいとさえ思っています。だって、刻の大地はレヴァリの終りでシオンが死んでいなきゃ成り立たない話じゃないですか。というか、レヴァリはシオンが死んで終わる話なんですよ。納得いかないけど。だから、シオンは刻の大地の基盤になればいいの!(極論)
ともかく、私はずっとそういう目で刻の大地を見てきました。だから、今月のどこにそんなショックを受けるのか、私にはわからなかったのです。今月の〜を見て気分を害されたとしたらごめんなさい。

刻の大地が作品として好きかどうかといわれれば微妙です。これがレヴァリの続編でなければ、まったく興味を持たなかったでしょう。ただ、レヴァリの続編として刻の大地を愛するならば、やはりシオンの死は受け止めなければならないものだと思っています。
刻の大地がどんな話で、どれだけ矛盾があろうと、どれだけ破綻していようと私は別に構いません。私はイリアが幸せになってくれさえすればいいんです。それしか、刻の大地に期待はしていないんです。だって、レヴァリのラストで、少なくともシオンは「満足」していたんだもの。


だったらなんでこんなページを作っているのかと問われそうですが、それはもちろん同人だからです。それしか言いようがないです。私にとって同人とは「原作で見れない夢を見る場所」もしくは「原作で足りなかった願望を果たす場所」です。つまり、シオイリをやろう!と思ったのは、このカップリングがもう原作では有り得ない、と思ったからです。原作で幸せな二人が見られるなら、なにも私ごときがこんなことしなくてもいいのよ(苦笑)
それでも私の夢は中途半端で、シオイリの現在ラブは書けません。いや、イラストなら描けるんですけど。小説は、多分無理でしょう。シオンの死を受け入れてしまっているので。こんなだったらいいな、とは思うのですが。形に出来るほど、私は夢が見れません。きっとこの先もシオウリなら書けてもシオイリは書けないと思います。 (それ以前にシオンがレヴァリで死んでいなければ、イリアの気持ちは「恋」にはならないと思う…)というか、今でさえラブなのか微妙なんですけど。でも乙女の夢越しに見ればそれはラブ…vv)

私はそんな人で、ここはそんなサイトです。シオイリファンに夢を振り撒けなくてごめんなさい。でも、考えはやっぱり変えられないので、こんな管理人でこんなサイトでも良ければお付き合いください。

繰り返すようですが、私はシオンもイリアも心の底から愛しています。それだけは、他の皆さんとも変わらない自信があります。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
みなかみ瀬亜