ピック




メーカー/機種名
Ibanez CE20H-SH / Pickboy META CARBONATE
当時の定価
どちらも100円
コメント
 愛用のピックです。大量に持っていますが、使うのは下の画像の2種類がメインです。それ以外は、試行錯誤中に買ったものや、トーンによる使い分けのために買ったものなどがほとんどです。上の写真を見ると、めずらしいものもありますよね。ValleyArtsのピックとか、色んな形状のべっ甲ピックとか・・・。ここには写っていませんが、6ペンスコインも持っています。
 ピックによって音は変ります。特にアタック時の音。音の要素としては最も重要なアタック部ですので、それも考慮して使い分けすることもあります。誰かの音を真似る場合、ギターやアンプやエフェクターを同じ物にする前にまずピックを同じ物にしてみるといいですよ。アタック音はエフェクターでは作りきれませんからね。
 私の場合はやはり硬さが重要で、1mm厚のピックが合っているようです。高校時代はアコギで薄い“THIN”を使ったこともありますが、ストロークでシャラシャラした音を鳴らす以外は使い道がありませんでした。“MEDIUM”もよく使いましたが、音のコシが欲しい時、あるいは強弱をうまく使い分けたい時には“HEAVY”が都合よかったのです。エレキギターでも同じピックを使うのですが、“HEAVY”でも削れてきますので、なるべく削れないピックはないものかと探したところ、ピックボーイのメタカーボネイトというピック(下の写真の左側)が発売されたとのこと。で、使ってみたら、そう簡単に減らないし、割れることもないので、しばらく使ってみることにしました。ステンレスピックやべっ甲ピックには一長一短がありますが、このピックにはそれを感じることもなかったので、かれこれ20年以上使っています。真中の白いピックが最初に発売されたもので、以降、このようなカラーのものが発売されました。廃番カラーもありますね。
 ある時、とあるエレキギターをこのピックで弾いたところ、たまたま違和感を感じたことがあって、このピック以外に使えるものはないかとまた探し始めました。すると、ピックの先の角度がもっと鋭いものがいいことに気付き、いくつかの候補の中から下の写真の右側のピックを発見しました。ただ小さいのが難点で、最初は使い辛かったのですが、出てくる音は気に入っていました。それゆえ、このピックが上手く使えるように慣らしていったのですが、おかげでピッキングのヘンな癖も取れ、それ以前よりも上手くなれた気がします。写真の左からモデルチェンジ順に並べましたが、4番目が現行のものです。このピック、今ではすべてのエレキギターで使うようになりました。しかし、どこの店でも必ず置いているピックじゃないので、見つけたら5枚か10枚はまとめて買っています。このピックも、そろそろ20年ぐらいの使用歴になりますね。



厚みのわりに硬いピック。
どんなギターでもこれでOK。ベースもこれ。
このピックが一番長い付き合いです。
サイズは標準のティアドロップです。
やたらと小さいこのピックですが、
使い慣れるとこれが一番よかったのです。
最初はカッティング時に向きが変わったり・・・。
どんな大きさのピックでも
実際使うのは先の方だけですからこれで充分。