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Broadcast BC2 | ESD ESD80822/832 |
Disk 1
Disk 2
*3 from " Greasy Truckers Live at Dingalls Dance Hall " (Grasy Truckers GT 4997), 1973
- Lindsay Cooper : basson, fl, ob, pf (*1, *2)
- Chris Cutler : drms
- Dagmar Krause : vcl (*1, *2)
- Fred Frith : gtr, pf
- John Greaves : bs, celeste, vcl
- Tim Hodgkinson : org, pf, cl, sax
- Robert Wyatt : vcl, (*2)
- Geoff Leigh : sax, fl, cl, recorder (*3)
超弩級の名盤。1995 年、 East Side Digital から ようやく CD 化される。やれやれ。おれはこの日が来るのを一日千秋の思いで待ちわびていた人間を何人も知っているぞ。
CD 化に際し、ESD は " Greasy Truckers Live at Dingalls Dance Hall " (Grasy Truckers GT 4997), 1973 に収められた、初期 Cow のライヴを抱き合わせるという大盤振舞に出た。実に良心的で喝采ものである。 GT 4997 は他に Gong, Camel のライヴも収録されている。ちなみに、 Locus Solus から LSI 1002/3 として国内盤もリリースされており、坂本理氏の詳細なライナーが付加されている。対訳も付されているインタビュー記事は、 Cutrer, Chris & Hodgkinson, Tim " The Henry Cow Book ", 1981. からの再録。
Henry Cow は、テクニカルな面のみを取り上げれば、今となっては、いくつかの例外を除き、お世辞にも巧いグループとは言えない (たとえば、同時期の Magma と比較してみよ ) 。が、その明確かつ強固な『意志』は、なかなか他で聴けるものではない。在原業平なのだが、その『意志』が、このアルバムを超弩級の名盤にしているとも言えるであろう。
アナログ盤の曲順