大団円をご所望ならば、現状では CodeWarrior しか選択肢がないんだけれども、こういうのを独占とは言わんのか? (笑) それはともかく、正式版 MRJ 2.1.4 (java.version 1.1.7 相当) は現マシン PowerMacintosh 8500/120 with G3 750/233 カードでは、かなり重く感じる (とくに Swing 1.1.1) ので、 CodeWarrior 導入も踏ん切りが付かないというか、単に金がないという説もあるが (日本語変)。 そんなこんなで、手持ちの環境でなんとかできないかと試行錯誤してみた結果がこれ。
使っているもの。
X-(
or (T_T)
Release 3.1b3 now works with MRJ 2.0ea6 and includes support for JAR files.
ということで、上記環境でも、ブラウザやエディタ、それにコンパイラのフロントエンドや Make, Runner 代わりとしてはそれなりに使えることが判明。
設定は Preferences... から、 Compiler と Project で MRJ を指定するだけ。
ただし、 Release 3 の IDE は JDK 1.0.2 対応版で、しかも jar ファイルが扱えないので JDK 1.1.* 目的では使えない。あの軽快さは相当魅力的だったんだがな〜 X-(
or (T_T)
。
MRJ だと重くて遅くて……
1.0.2 の頃、いろいろ試してみたのだが (CodeWarrior Lite, Mac Cafe demo 版, Visual Cafe demo 版)、当時は Roaster がいちばん快適だった。開発元から直接購入してどんどこレポート送ったら、ばんばこ返事が返ってきて、非常に期待していたのだが、うーん……。 ちなみに、 Roaster の国内盤は SRA が扱っていたのであった。 DR 1.0 の頃、「ざべ」にドクター K のレポートが載っていたぞ。
GUI 生成は諦めた方が佳い。根気があって忍耐力があるのなら、 Sun の NetBeans 2.1.2 を走らせて (ほんまに動くのだ、よろよろと、だけど)、そちらで GUI のソースを生成しペーストするという方法もある。
Windows 版の Swing1.1.1 や JDK 1.1.8 も拾ってきてソースだけ抜き出して、ブラウジング用のプロジェクトを作っている。 例によってファイル名がちょん切れるのがあるので、 Preferences... の File Types をいじって応急手当てする。ただし、 MRJ の方はちょん切れたファイル名は、正しい java ソースとは認めてくれんのでコンパイルはできない。が、 Swing1.1.1 や JDK 1.1.8 はブラウンジング用なので我慢する。
Jar ファイルを扱えるようになったと言っても、ソースからダイレクトに jar ファイルを生成できるわけではない。いったん .class ファイルを書き出すことになる。だもんで、長〜いクラス名を付けているとファイル名がちょん切れることもある。
どうでもエエが、 Java 環境を一通り揃えると、どうしてこんなにディスクを喰い潰すのか。ドキュメントやらもちょこっと入れると、あっと言う間に 300MB ぐらいなくなる。 「Smalltalk の環境はデカい」とか言うヤツがいるが、 どこがや! Java の方がよっぽど大きくて重いやんか。