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- 木本靖夫 : Programming
- 山木秀夫 : drms sampling
- 矢野誠 : Horn Arrangement on " Gifted "
- 清水靖晃 : Horn Arrangement on " Nosferatu "
Apr, 10th. 1989, リリース。
ほぼ 6 年振りのオフィシャル・アルバム (オフィシャルのスタジオ録音としては 7 年振り) は、吉田美奈子プロデュース作。
Bells, 1986, 制作について「 もう、うるさい音楽は作りたくないし 」などと言っていたくせに コレ なのである。(苦笑)
ヴォーカルとアコースティック・ピアノ (by 吉田美奈子) 以外は「これで」全部打ち込みである。笑うしかない。 超弩級の名盤。 " Starbow " ラストの盛り上がりは、血管切れそう (まぁ、フォルテ 6 つぐらいと思っておけばよい。チャイコフスキーぢゃないって (笑)) 。是が非でも大音量でシャワー代わりに鳴らすべし。「質の佳い音とドライヴ感、このふたつを徹底的に追及した」結果は「ハードなオケ」に「ずっしりと重いセッティング」になった。まず、バランスが異様だ。ベース、ドラムスはこんなに前に出んぞ、フツー。例えば " Crystal " に顕著だ。それでもヴォーカルは負けていなかったりする。 :-P
" 凪 " は一転して Monochrome, 1980, にでも収められていそうなスロー。
" December Rain " はピアノの弾き語りで、ラスト近くの高音で思わず手に汗握る。
" Tang Tang " のミュート・トランペット似の音はミニ・ムーグ + フェアライトだそうである。
創美企画盤のジャケ写は、鋤田正義。アート・ディレクション & デザインはペイター佐藤。
1995 年 11 月 22 日再発された MCA ビクター盤は Art Direction by HAMADA Yohko. のジャケを背負う。ちなみに、 8 円安くなった。歌詞カードは、ブックレット形式から折り畳み形式に変更。ただし、紙質が、なんちゅーのかな、よく単行本とかの扉に使われるやつで、透けてるヤツ、アレを使っている。贅沢品。真ん中に鉱物のイラスト (?) を配し、それに被さるように歌詞が載せられている。ただ、インクが藍系統と薄緑系統の 2 種を用いており、後者は視覚的にやや見難い。