RCA RVS-536, 1978.7.?
- 夢で逢えたら 大瀧詠一
- Last Step 吉田美奈子, 山下達郎
- 林立夫 : drms, perc
- 細野晴臣 : bs
- 松任谷正隆 : kbds
- 浜口茂外也 : perc, fl
- 山下達郎 : gtr, back vcls
- 鈴木茂 : gtr
- 鈴木正男 : as
- 稲垣次郎 : ts
- 田中五郎 : ts
- 砂原俊三 : bar-sax
- 大貫妙子 : back vcls
- 伊集加代子 : back vcl
- 矢野顕子 : kbds, back vcls
- 村岡健 : as, ts
両サイドとも、 Flapper, 1976, に入っていた曲。なんでここでシングルをリリースしたのか不明だが、おそらく、カヴァー・ヴァージョンがヒットしたので、オリジナルも出した、ということではないだろうか。それとも、この年、RCA との契約が切れるというのが関係あったのか。
『自分の本来のものでないものが代表曲となることはイヤだ』という「シングル・カット事件」なるものがあり、制作側と本人とで、かなり揉めたそうである。以下の必読
- 大瀧詠一 Songbook II, ビクター エンタテインメント VICL2154, Mar 24, 1995.
のライナーを参照。もともとはアン・ルイス用の曲だったらしい。それが、アン・ルイス側の路線変更 + 吉田美奈子担当ディレクターの強い要望で、セカンド MINAKO, 1975 の "わたし" に続いて、大瀧曲のレコーディングとなったそうである。ちなみに、曲間の「語り」は、都々逸からネタを取ったシャレなんだそうだ。面白がって入れているのは聴けば判るが、まさか都々逸とは。この項、大受け。さすが、大瀧大人。