Monsters in Town
Updated: Mar 16, 1997
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Monsters in Town, 1981
- アルファ ALR-28031, 1981.11.21.
- アルファ ALC-28030, 1981.11.21. (cassette)
- アルファ 32XA153, 1987.4.25.
- アルファ ALCA519, 1993.8.21.
- アルファ ALCA9121, 1994.12.21.
- Town 吉田美奈子 (6'18")
- Lovin' You 吉田美奈子 (5'57")
- Nights in her Eyes 吉田美奈子 (1'26")
- Black Eye Lady 吉田美奈子 (5'17")
- Monster Stomp 吉田美奈子 (5'16")
- Knock Knock 吉田美奈子, Aki (4'59")
- 窓 (Moment of Twilight) 吉田美奈子 (5'41")
- つかの間の時へ (Back in Town) 吉田美奈子 (3'05")
- 土方隆行 : gtr
- 松木恒秀 : gtr
- 中西康晴 : kbds
- 岡沢章 : bs
- 坂田明 : as
- 清水靖晃 : ts
- 富樫春生 : kbds
- 渡嘉敷祐一 : drms
吉田美奈子プロデュース作。録音は実兄の吉田保。 " Knock Knock " の共作者 Aki はデュオを披露している岡沢章であろうと思っていたのだが (苦笑) 、どうも違うようだ。ストリングス&ホーン・アレンジは清水靖晃と山下達郎。だが、ストリングスのようで実際はコーラスだったりする。
前作の " 重いサウンド & うねるビート " 上にジャパニーズ・ファンクが炸裂する。冒頭曲 " Town " での清水靖晃の狂騒的なテナー・ソロに唖然。今までで、いちばん「カッチョイイ」オープニング曲ではなかろうか。うねり逆巻くサウンドの渦に浸りきるのが、なんとも快感。こういう曲にごりごりした弦を入れるというセンスが、もう最高です。
メイン・ヴォーカルと多重録音のコーラスのみの " Nights in her Eyes " は短いが綺羅と光る佳曲である。
" Knock Knock " はベースの岡沢章とのデュオ・ナンバーで、いやぁ黒い。そして、岡沢章のヴォーカルが渋いぞ。
" 窓 (Moment of Twilight) " は Monochrome, 1980, に収められていても違和感がないクールな触感を持つ。
" つかの間の時へ (Back in Town) " は、掛け合いのコーラス、バックでブローしている清水靖晃のテナーが、まるでゴスペル。
" Monster Stomp " に顕著なようにリズムはどんどん重くなり、音程すらさだかでないままに蠢いている。渡嘉敷祐一のドラムスが軽めか。ジャストでなく、もうちっとタメてくれれば佳いのに。
ジャケ写は鋤田正義。
1993 年の re-issue は、通常ケース仕様で \2,000 (未確認)。1994 年、アルファ からミドル・プライスで再発。
このアルバムには、同年出演した、マクセルの CF 用の楽曲が入っているそうだが、どれだろう? --> " Black Eye Lady " だそうである。 " Nights is her Eyes " と思っていたが、ハズした。 (笑)
ファンクの女王 と崇められていたのはこの頃。
NISHIHARA Satoshi, <
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Created: May 25, 1996