MINAKO
Updated: Mar 16, 1997
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MINAKO, 1975
- RCA RVH-8001, 1975.10.25.
- RCA RCJ-1084, 1975.10.25. (cassette)
- RCA RVL-8019, 1977.?.?.
- RCA RCJ-1561, 1977.?.?. (cassette)
- RVC RHL-2005, 1981.?.?.
- RCA RHT-2005, 1981.?.?. (cassette)
- BMG ビクター B25D13015, 1989.11.21.
- BMG ビクター BVCR8007, 1994.10.21.
- 移りゆくすべてに Bernard Ighner, 吉田美奈子 (8'04")
- Rainbow Sea Line 吉田美奈子, 佐藤博 (3'54")
- 住みなれた部屋で 吉田美奈子 (4'43")
- わたし 大瀧詠一 (3'17")
- 夢を追って 吉田美奈子, 佐藤博 (5'56")
- Chinese Soup 荒井由実 (2'34")
- パラダイスへ 吉田美奈子, 佐藤博 (2'53")
- 時の中へ 吉田美奈子 (5'38")
- ろっかばいまいべいびい 細野晴臣 (5'25")
- 有馬すすむ : kbds
- 佐藤博 : kbds
- 吉原真紀子 : kbds
- 村上 (Ponta) 秀一 : drms
- 林立夫 : drms
- 高水健司 : bs
- 細野晴臣 : bs
- 伊藤銀次 : gtr
- 鈴木茂 : gtr
- 大村憲司 : gtr
- 松木恒秀 : gtr
- 浜口茂外也 : perc, fl
- 村岡健 : sax
- 新井英治 : trb
- 大瀧詠一 : back vcl
- 山下達郎 : gtr, back vcl
- 矢野顕子 : back vcl
- 伊集加代子 : back vcl
豪華なメンツに豪奢なジャケ、豪勢なヴォーカル。村井邦彦プロデュース作。ヴォーカリストとしての存在感が突出してくる、 1975 年 8 月〜 9 月の録音。
中学生の頃か、 Music Life 誌 or 音楽専科誌で見覚えがあるジャケだが、よくよく観ると、アート・ディレクションは、 Kenkichi (Pater) Sato だそうだ。サインもある。なるほど、この頃からのお付き合いだったのか。ゆえに、 Extreme Beauty, 1995, の " 星の海 " は、あれほど重いのである。
衆知だろうが、 " 移りゆくすべてに " は、 Bernard Ighner の " Everything must change " に、吉田美奈子自身の日本語詩を載せたトラックである。
" わたし " は大瀧詠一一流の能転気ソングで、お気楽なホーンがおしゃれ。
" Chinese Soup " は、荒井由実オリジナルのお気楽ヴァージョンとはまったく異なる。これはどう聴いても、新井素子版の解釈 (『ひとめあなたに……』双葉社) である。
完全なオリジナルは " 住みなれた部屋で " , " 時の中へ " の 2 曲だけで、
大瀧詠一の " わたし " ,
荒井由実の " Chinese Soup " ,
以外は、歌詞を提供しているのみである。後年の作品ほどの「らしさ」は望むべくもないが、それでも、ヴォーカルは、やはり跳び出している。
終曲 " ろっかばいまいべいびい " は、クレジット観るまでは、細野晴臣作品だとは思わない。完全に自分のものにしてしまったようだ。
1981 年の re-issue は廉価盤 (1,800円)。初 CD 化は 1989 年。 1994 年、BMG ビクター から Q 盤仕様で再発。
NISHIHARA Satoshi, <
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Created: May 25, 1996