SmalltalkAgents はデフォルトで 6 つの共有ライブラリ書類が、アプリケーションと同じ階層にインストールされます。 添付の Installation_Notes.html には
The installer also places a native "ANSI C Lib" code fragment into the Extentsions folder, since it may be needed for other CFM-based applications.とありますが、わたしの環境 (インストール・ディレクトリとシステム・フォルダが別パーティション) では、アプリケーション・ディレクトリにインストールされます。
これらは、 SmalltalkAgents で作成されたアプリケーションも必要とします。 試しに、ローカル・ディレクトリを掘って、そこでアプリケーションを作成し、ダブルクリックで起ち上げると、
The required "AOS PowerPlug" PPC DLL (fragment) did not load properly.というアラートが出てきます。これは "終了" ボタンしか持っていないので、これ以上先へ進めることができません。
これをなんとかするには
なんとかならんかなと思っていたところ、 fj.sys.mac で以下のような投稿を見かけました。
共有ライブラリ書類は、通常は、アプリケーションと同じ フォルダか、機能拡張フォルダおよびその下位フォルダ に あれば、認識されます。で、試しにやってみるとちゃんと動く。
で、わたしは機能拡張フォルダの下に AO/S Extensions というディレクトリを掘って、共有ライブラリ書類を全部そこへ移動させました。
System Folder + Extensions +-+ AO/S Extensions <- このディレクトリを新規に作って、ここに放り込む +-+-+ ANSI C CFM68K Lib +-+-+ ANSI C PPC Lib +-+-+ AOS PowerPlug +-+-+ AOS Runtime +-+-+ GNU RegEx (fat) +-+-+ WASTE (fat)これで、もうどこでアプリケーションを作ってもダイジョブです。 しかも、見た目もスッキリ (笑)。 あ、蛇足ですが、 "AO/S Extensions" というディレクトリ名にこだわる必要はありません。なんでも佳いです。 この名前は Preferences ディレクトリにある AO/S Preferences という名前にあわせたに過ぎません。