![[Squeak on Pocket PostPet home]](../../../icons/back.gif){kind=icon}
![[using]](../../../icons/next.gif){kind=icon}
Pocket PostPet は開発コード名が「ピータン」，正式名称が「ポケットポストペット」というハンディな機械で．「ちいさなポストペット専用端末」 (「ポケットマニュアル」 p.4) です．本体だけでできることは
などがあります．メールの送受信には NTT Docomo の 9600bps 対応携帯電話が必要で， PHS やパケット通信では使用できません．これ以上は下記を参考にしてください．
こんだけなら (ワタシには) 全然役に立ちませんが (失礼!)，さる人から， ポケットポストペット で動いている Squeak の画面を観せられました．ちょいと見，キーボードはめちゃくちゃ打ちにくいし，画面は小さいしで，「よぅやるわいなぁ」ってな感じでしたが，お値段を聞くと「にっきゅっぱ」とのこと，「え〜， 3 万円も出してコレですかぃ?」，「ちゃんと聞いててくださいよ， \2,980 円ですってば」，これなら一つ入れてもエエじゃん，というわけで，あとは坂道を転げ堕ちるようにハマっていくのでありました．とにかく史上最小 (320*240) かつ最安値 (数千円で入手可能) のカラーディスプレイ & キーボード付きの Smalltalk マシンです．
名称はいろいろ流布しているようです．「ピ〜タン」，「ポポペ」，「ぽぽぺ」，「PoPoPe」などです．「ぽけぺ」というのも聞いたような記憶があります．
懺悔しますが，こういったガジェットの類，はっきし言ってバカにしてました．モバイルギアにせよ CE マシンにせよ，キーボードはないか，「これでどうやって入力するんぢゃぃ?」的なシロモノしか付いてないし， 青木さん が勧めるにも関わらず，持っている人たちを斜めに見ながら エエ年コイたおとながなにやっとんぢゃぃ とハナで笑っておりました． 「そんなモンに金掛けられっかぃ」． それが今ではこのザマでございます． 電車でデバッグ するようになってしまいました．そうです，すべては YY 氏と KA 氏のセイでございまする．おまけに過去の自分をすっかり忘却しくさって， 「64MB カード を積んでなきゃぁ，『ぽぽぺで Squeak を使ってる』とは言えねぇぜ．にぃさん，味噌汁で顔 (ツラ) 洗って出直して来な」 なんて暴言を吐くようになってしまいました．しまいにゃぁ，たまたま帰りの電車でいっしょになった 青木さん に Voronoi が動いている Squeak を見せて自慢している始末でござりまする．
でもですね，やっぱエエです．回転系はまったくないです．動作中に振り回そうが，サムラ・マンマス・マンナやマグマをバックに踊り狂おうが， へっちゃら です．ふつう，ノートマシンなら，机の上から床に落とせば壊れますが，平気の平左で動いています．動作は遅いですが， 青木さん 曰く『太古の (ある種の) Smalltalk よりかは速い』そうです．これで \3,000 ちょいでっせ．メモリカードも 32MB ありゃ楽勝， 16MB でもダイジョブ．これで，フルトヴェングラーの『トリスタンとイゾルデ』初期盤よか (大幅に) 安価い． City Preachers の "Back to the City" なんか，カットアウト盤のくせして \25,000 というお値段でしたが，それの半分です．それが最大で \13,000 ちょい，うまく行けば数千円です．これなら「メシ喰うときも風呂入るときも Jazz だ，」ぢゃなかった「Smalltalk だ」，トイレはおろか入浴しながら Smalltalk だって可能です．
でも，やっぱもっと大画面，大メモリ，大ストレージ，超高速の CPU が欲しいですけどね (笑)．でも，たぶん，そんな時代も「すぐ」でしょう．