ポケットポストペットで Windows CE が非常に参考になります.
ワタシの場合,買ってきた "Secure Multi Media Card(TM)" メルコ, 2001, RSMC-64MB, はすでにフォーマット済みでした.必要があればフォーマットしてください.母艦が Macintosh の場合は DOS フォーマットすれば佳いと思いますが確認していません.
とりあえず,以下を入手します.
ディレクトリを掘ります.ルートは "Multimedia Card" として,見えています.以下はサンプルですが, CE\R4100 というパス名だけは変更しないでください..
\Multimedia Card +-- \CE +-- \R4100 +-- \Program Files +-- \My Dosuments +-- \Windows
入手したファイルをコピーします.同一の texplore.exe を 2 箇所コピーしています.
\Multimedia Card +-- \CE +-- \R4100 +-- texplore.exe +-- \Program Files +-- quack.exe +-- MemDiv.exe <- Squeak を入れたときに活躍する予定. +-- \Tillanosoft +-- pnotepad.exe +-- smenu.exe +-- stweak.exe +-- texplore.exe +-- \My Dosuments +-- \Windows +-- tgetfile.dll +-- quack.dll
さて, MMC を挿したときに \Multimedia Card\CE\R4100 に存在する AutoRun.exe が実行される というお約束があります.ここでは texplore.exe を実行させたいので,これを rename します.
\Multimedia Card +-- \CE +-- \R4100 +-- AutoRun.exe <- rename する. +-- \Program Files +-- quack.exe +-- MemDiv.exe +-- \Tillanosoft +-- pnotepad.exe +-- smenu.exe +-- stweak.exe +-- texplore.exe +-- \My Dosuments +-- \Windows +-- tgetfile.dll +-- quack.dll
MMC を挿すと,エクスプローラが立ち上がるはずです.続いて, tgetfile.dll と quack.dll を,本体メモリの Windows ディレクトリにコピーします.
エクスプローラが立ち上がるのは確認しましたが,必要なときにアクセスする手段がありません.というわけで,ここでの作業の目的は以下のとおりです.
エクスプローラからダブルタップ (ダブルクリックのようなもん) で \Multimedia Card\Program Files のファイルの初期設定を行います.
ついで,スタートメニュー用のリンクを作ります. pnotepad.exe, stweak.exe, texplore.exe, MemDiv.exe それぞれのショートカットを作り,本体メモリの \Windows\プログラム (実は半角カナ) ディレクトリに置きます. もちろん, smenu.exe の設定で参照ディレクトリを MMC にあるディレクトリに変更し,そちらに置いておいてもかまいません.
とりあえず必要なのはこれだけです.「おともだち帳」以外のアプリケーションはぜんぶ使用可能です (まぁ使いたいかどうかは置いといて).あとは,お好みに応じて……
MMC を使わない場合は,\Multimedia Card\Program Files の中身を本体メモリの \Program Files にコピーすればよいでしょう.あとは同じです.
ここでリセットを掛けます.エクスプローラが立ち上がりましたか.「おともだち帳」ハードアイコンを叩くと階層型ポップアップメニューが立ち上がって,各アプリケーションが起動できれば成功です.
んでは,いよいよ Squeak をインストールしましょう.