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2年前、バラムガーデン最大の死傷者を出した「ティンバー解放作戦」。
容易と思われていたその作戦に、当時、十五歳の風神が、受験の為に参加していた。
ところが、部隊はほぼ全滅。投降者も拷問にかけられ、獄死するものも多数出ており、急遽、救出部隊が編成されたが、死傷者が増えるばかりであった。
第二次救出部隊に参加したサイファーは、撤退を申請した分隊長を殴り、独自小隊を率いて、生存者数名を救出した。(雷神はこの時のメンバー)
そこには、かろうじて一命を取りとめていた風神がいた。
重営倉の独房から出たサイファーは、学区内軍事裁判にかけられ、なんとか退学は免れることになった。(この時の記録は極秘扱になり、「解放作戦」自体も、公式には記録が無い)
気まぐれで(?)、生存者の見舞いに訪れたサイファーは、そこにいた風神が、以前に見かけた風神と、あまりに違うことに驚く。
負傷と拷問で体の一部が欠損していて、いまだに重症なのだが、その恐怖体験で、色素が飛んでしまい、白髪、赤目になっていた(いわゆるアルビノ)。
そして、重度の失語症になっていて、話すことができなくなっていた。
それから、サイファーは軍事病院にあしげく通い、風神の回復に努めた。
その、ひとコマ。
退院祝いに無理やり海に連れ出すサイファー(考え無しだけれど)。
色素活性添加剤投与のため、若干、色素沈着している(ホントはもっと黒くなるのだったかな?)
サイファーの努力の甲斐あってか、次第に風神は回復していった。(言葉は変だが)
しかし、その回復と同時に、サイファーの中で、SeeDになるということに、少なからず疑問が生まれていた…。
退院OKって言うわりに、凄く治ってません。当然、海になんて入れませんし、本来なら日に焼くのもご法度。しゃべれないのをいいことに、やたら引っ張り回します、サイファー。らしいですけど。
ただ、この時の風神は、支えてくれる人がいないと、ものすごく不安定なので、この強引さは、風神にとって、かなり救いになったと思われます。
なお、SeeDは、対拷問訓練も受けているので、かなり、肉体的損傷しています。右腕の指は、すべて骨折の上、つめがありません…。
サイファーが、スコールに加えた拷問は、一種のトラウマかもしれません。
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