〜紅茶とハーブ〜

紅茶とハーブはよく組み合わされて飲まれており、
ほとんどのハーブは紅茶と相性がよいです。
割合としては紅茶の茶葉とハーブの比率を8:2
くらいにし、沸かしたての熱湯で抽出します。
甘さが欲しい時には砂糖でも良いですが、
蜂蜜やジャムもを入れてもおいしく飲めます。

カモミール カモマイルともよばれているリンゴの香りに似た香りを持つハーブ。鎮静 作用もあるので、ハイティーにむいたハーブ。
セージ 名前は「救い」という意味のラテン語が語源で、昔はもっぱら薬として使用 されていたようです。その強い香りは万能薬として殺菌、精神安定化、更年期障害 に効くと言われています。
タイム 刺激のある個性のあるハーブ。疲労回復と鎮静効果があります。熱い紅茶 にいれても、香りも味もあまり変化がないので、安心して使えるハーブ。
ハスカップ ハスカップとはアイヌ語よりきている呼び方です。酸味と、少々の苦みが あるのが美味しく、お菓子や果実酒、ジャムにも利用されます。ビタミンC、カル シウムが豊富です。
フェンネル フェンネルは種・葉・茎のいずれも利用されますが、紅茶には主に種が 使われます。強い香りにはガス抜き効果があるといわれ、消化を助けます。
ミント ペパーミント、アップルミントなど種類が多い、独特の清涼感のある香りが 魅力のさわやかなハーブです。消化、強壮、消毒の効果があるそうです。
モナルダ ベルガモット・オレンジに香りが似ているので「ベルガモット」とも呼ばれる こともあります。花と葉はハーブティーに、また紅茶とのブレンドなどに利用されます。
ラベンダー 華やかな香りを持つハーブ。薄紫色の花をもち、滋養強壮にも効果が あります。また精油成分には、鎮静・抗菌などの作用があります。
レモングラス レモンと似た香りをもつハーブ。若干青臭い香りですが、さっぱりした香 りと味になります。消化促進作用もあるので、食後にいいかも。
ローズヒップ 野バラの実を乾燥させたもの。バラの香りとかすかな甘酸っぱい香りが紅 茶によくあいます。ビタミンCの含有量も多いです。
ローズマリー 香りが強く、料理ではよく肉料理に合うとされていますが、結構何にでも よく合います。中世ではお祭りや行事には欠かせないハーブだったそうです。