-時は流れない それは 積み重なるだけ -

ナニもかも 崩れてしまっても ナニもかも 失っても
あなたへの 想いだけが あたしの心を満たしてくれる
それで いい それだけで いい。。

幸せ つかもうと 手を差し伸べても 全てを つかみきれない

この手の隙間から 逃げっていってしまう
   
流れる砂をつかむように 指の隙間から こぼれ落ち 流れるのは ただ 時間。。

無意味にも つかみきれなかった自分の 手を 開いてみる

ナニを つかめた? ナニを受け止められた?
まるで それは あたしが つかみきれなかった あなたへの・・・・。 

無理に 微笑まないでいい いつか、あたしじゃない ダレかに あなたの 笑顔みせてあげなよ。。
  その約束に 今は  あなたの中で あたし 無防備に泣いている  
  その約束に 今は  あたしから この言葉を きりだす。。。
      「 モウ、オワリニシヨウ・・・」

   時間が 解決してくれる。。今は そう 思いたい。。 

1999.4.29 群衆の中のぬぬ


-7年目の出会い-

4/25
あの悪夢のような日から7年
初めてあいつに会いに行った
坂道を登りきり墓標が見えたとき
『よう、遅かったな』と言われた
『すまない、なかなか来れなくてな
              でも約束通り来たぜ』
冷たいコンクリートに腰を下ろし、タバコを取り出す
『おまえも吸うか?』
そういいながらタバコを1本墓標の前に置いた
狭山の空を染める夕日を眺めながら呟いた
『おまえのおかげで俺もなんとか生きていけてるよ』
『・・・・』
灰がコンクリートの上にポトリと落ちる
『すまない』
今度はあいつが謝った
『なあに、みんな分かってるさ』
夕日が沈み、空がオレンジから紫に変わる
フィルター近くまで灰になったタバコをもみ消し
立ちあがった
『それじゃあ、俺行くぜ』
『ああ、元気でな』
『これが最後かもしれないな』
『そうだな、これからも強く生きろよ』
『わかってるさ』
坂道を下る俺に、あいつはいつまでも手を振っていた

7年目にしてやっとあいつに会えた
やっとあいつをわかった気がした
(1999.4.26 PM6:00
               狭山湖畔霊園にて)


        

1999.04.27 Toshi


-Y.Oきこえるか?-

こんなに時間流れたんだな
おまえ死んでからいろいろあったよ
ドラッグもやったし
現実まるで見えなくなるような恋をして
一人の少女の人生ぼろぼろにしたし
病院のベッドで張り付けにされたこともあったよ
自由になって「マリッジ」聞いたとき
いきてるっていいなぁっておもった。
そんときはじめて思った
もう俺は夢なんて見なくていいよ
今目にうつる世界だって
悪いことだらけじゃない
「あきらめないから」
そのことばしんじて、何年もかけて
ぼろぼろの自分つなぎ合わせて
現実しっかりと見つめて
心の余裕を一番に大事にして
いま、その少女と無事再会して一緒暮らしてるよ(もう少女じゃないけど)
生活に追われてるけど、なぜかすごく自由だ。
みんなゆるしてみれば 自由だ
それぞれにそれぞれの 理由があるもんな
信じるってそれを信じるってことだろ?
だけどおまえが生まれ変わって
今度は早死にしないような
そんな世の中になるように
戦うときは戦うよ
頭使って戦うよ、がむしゃらにぶつかっても、だめだって
おまえの人生が証明してるからな
おまえ天国でさいきん笑ってないだろ?
大人も子供も、なんかどうでも良いようなやつばっかしだもんな
おまえ死んでからほんとにバカらしい世の中になったよ・・
おまえもそうおもうだろ?
・・今おまえ少し笑わなかったか?
俺も言いたいこと言ってひさしぶり笑った。

いつかあおうな
       いつかあえるよな?

1999.4.26 S.H


ごめん。。
あたし まだ。。あなたの 歌、歌えません

声がね 声が・・。でなくてね。。歌えなかった
そこに 立っているが 精一杯だった
弱くてね、ダメだね。
でも、 また  そっちへ 行ってもいい?
また 泣いちゃうかもしんないけど・・・
   

1999.4.226 ぬぬ


-それぞれの4.25-

毎朝乗り飽きてる通勤電車。
今日はまた格別に混んでる。
日曜日だていうのに
あんまりにも混み過ぎて、息もたえだえ。
となりのおっさんのポマードがきつい。
ちょっと離れたい。

あーあー。今日はozakiの命日だってうゆうのに、
みんな今頃、東邦生命や狭山に行ってるんだろうなぁ。。。

昨日の夜から 眠れない。
仕事仲間に話してもしょうがない。
独りでozakiへの想いを抱えて電車に揺られる。

次の駅。こっち側のドアが無常に開く。
もう乗れないよー。ちょっとすさまじく混み過ぎ。
今日は日曜日なのになんでだ??と思いつつ、
詰めに詰めて乗り込む乗客たちに押されて、
俺も人を押しわけながら、振動に身をまかせる。
隣りの小さい子が、つぶされないように。
そうだよなー。乗らなきゃ家に着くの遅くなっちゃうもんね。
みんな必死だ。

そこへ真新しいスーツを着たちょっと新米サラリーマン風の人が目の前に。
ちょっと疲れ気味。
そしてウォークマンの大音量。音・音・音・・・
耳をつんざくドラム音。
ちょっとちょっと、そりゃないんじゃない?
混んでる電車では もちょっと音小さくして欲しいよ。

あー気分は最悪。到着まで30分以上このまんまか。
。。。でも、ちょっと待てよ。
この音どっかで聴いたことある。
電車の音にまぎれて、耳を澄ます。懐かしい感じ。
このリズム・・・この音の流れ・・・・
。。。これって、「LOVE WAY」だ!
はっきりとは聴き取れないけど、間違いない。
繰り返し聴いた、あのリズム・あのメロディー。
1曲終わると、「永遠の胸」。
そしてまた、、「LOVE WAY」。「永遠の胸」。とさらに同じ歌が続く。

この人にとって、きっとこの2曲は、とてもだいじな歌なんだろうなぁ。。。

。。。俺も尾崎好きなんだ。
今日は4.25.命日の日・あの日から7年たったんだ。
もう7年経ったなんて、信じられないよ。
「永遠の胸」は、俺もすごい好きで大切な歌なんだ。
もちろん、「LOVE WAY」も。

・・・いろいろ話してみたい衝動にかられたけど、
そりゃさすがに ちょっと変に思われるか。。。

到着までの30分ちょっと。
いつもは最悪な長い時間。

今日のそれは ちょっとしあわせ感じる時の流れだった。


1999.4.25 morry


-MON SHERIE (モン シエリ)-

もし あたしが あなたのなかへ はいっていけるなら

あなたを 離しはしない 
時で 計られて  あなたを  遠くで感じていたくは・・・ない。。
 
しがみついて 押しつぶされて ボロボロに なっても もっと もっと 傷ついても
あたしでは あなたのココロに 触れるコトなんて。。。できないのかもしれない

あたしが あなた以上に 傷ついて。。 全てを 解放してあげられたら いいかって。。
どんなに いいかって・・。  思うよ。。
 
分かち合うコトが   たとえ なくたって。。
 
   ちょっと 遅かったね     ちょっと 遠くなったね
   出逢ったのも  偶然なら  別れなんて。。別れの意味なんてのも。。<運命>なのかな

  救われるかもしれない・・・ 
  救えるかもしれない・・・・

なにも 代償を 求めない、試みない、  認めない。。

あの頃に。  もいちど、あたしが  戻れたら。戻ることが できたら。。
 
あたしのこと もいちど 愛してくれますか・・?

<MON SHERIE・・>  いとしいひと
 
もう とどかないかな。。   伝えられないかな。。
もう 遠すぎて   見えないよ



  
   

1999.4.23 ぬぬ


私を愛してください、そして強く抱きしめてください
1999.4.19


-他に何が出来る?-

人は結局一人だ
生まれるときも死ぬときも
誰も俺の事なんてわかりゃーしないし
俺も誰一人理解できない
だから裏切られる事もあれば足元をすくわれたりする
逆説的にいえばだからこそ人生はおもしろい
俺にも色々都合があるし自分が大事だ
俺にそのつもりがなくても誰かが俺に
裏切られたと思われたりもするだろう
でもそうやって磨かれていくもんだろう?
一度も裏切られた事のない奴になにができる
何も出来やしないさ
あっというまに骨まで食われておしまいだ
ならば出来ることはただ一つ!!
ひたすらに走り叫び傷ついてのたうちまわれ
痛いのは誰もが同じだそれくらいは解るぜ
血を滾らせば痛みなど屁でもない
朗らかに笑いながら剄烈に!!
時には傾いてもいい
だって他に何が出来る?


1999.4.17 藤野 智史


-同士へ-

尾崎は 人を信じて裏切られなかった事は1度もない と言った
わたしもそうだよ
でもね 今でもやっぱり信じてしまうのです
たとえ 何度裏切られても もういいんです
そんな事は たいした事じゃないんです

今までだって 色々あったんです
騙されて 追われて 東京から逃げたことも
いつのまにか 色々な事 わたしのせいになっていて
それでも いいんです

強いんじゃないの
強がっているだけ
でもね 人にわかってもらえなくてもいいの
尾崎 あなたがわかってくれるから
わたしには あなたがいてくれるから

ただ あなたを1人で逝かせたくなかった
1人は あまりにも哀しすぎて。。。・・・。。。
これからの人生は でも一緒だね
いい事ばかりじゃないけれど 一緒に歩んで行こうね
まだ これからだからね    おざき 


1999.04.14 bell


ときどきふっと想い出す
あなたとの2年少しの時間

あなたは、まだゲイであることを偽って、
女性と付き合っているんだろうか...?
それとも、カミング・アウトして、
同性とお付き合いしているんだろうか...。

それとも、まだ1人のまんま
孤独を抱えているの...?

もし自分も同じ立場だったら
カミング・アウトするのは勇気だけじゃ出来ない

あなたが「俺は独りだ」とわたしに言った言葉が
まだ胸にある

独りでいるくらいなら、
できるなら誰かが そばにいてあげて欲しい

たとえ、ゲイと分かっても、周りの人は変わらない

今は遠く離れ、もう2度と逢うことはないけれど、
あなたに分かち合える人が隣りにいることを
遠くから願います。

どうか独りでは
ありませんように。


1999.4.14 あき


いつ、どこへ行っても、君への気持ちは変わらない。
負けないで、必死に生きてきて下さい。

1999.4.14 ひょうすべ