アナタの地方に「だるまさんが転んだ」という遊びはありますか?
鬼の役の子が「だるまさんがころんだ」と言っている間にそっと近づいてタッチするゲーム・・・。
普通は1・2・3・・・と数えるところを「だるまさんがころんだ」という10文字に変えた、鬼ごっこの一種です。
懐かしい子供の頃の遊びって思いました?
でもこのゲーム、京都ではちょっと違うんですよ。
そういう遊びが無いのではなくて、言う言葉が全く違うんです。
今から思えば、良くそんな恥ずかしい事を大声で叫んでいたなぁって、ちょっと赤面するような言葉・・・。
それは「坊さんが屁をこいた」です(笑)。
坊さんも「ぼうさん」とは読まずに「ぼんさん」と読むのですが、何故こんな言葉になったかという由来は定かではありません。
まぁ「だるまさんが転んだ」にしても、転んだからどうだという問題でもないですが(笑)。
ところが近頃、この遊びに少し変化が現れています。
近所の子供たちが「だるまさんが転んだ」と叫んでいるのです。
そういえば小学生くらいの子供が話をしているのを聞くと、とても関西の子供とは思えないような流暢な「標準語」を使っていることがあります。
テレビの影響なのか、学校で標準語としてそう教えているのか・・。
とりあえずオトナになるまで「だるまさん・・・」を知らなかった私には解せない変化が起きているのです。
もともと私は地元の言葉を大切にすることは素晴らしいことだと思っているので、こんな些細なことでも少し残念に思います。
子供の遊びというのは元来「親」が教えていたのではないでしょうか?
でもその言葉に変化が現れているということは、今の子供達は「親」に教えてもらったのではなくて「先生」や「テレビ」に教えてもらっているってことにはならないでしょうか?
確かに「だるまさん・・・」よりは「ぼんさん・・・」の方が程度が低い感じがするし、ちょっとお下品な感じも受けますよね。
でも何か私には「だるまさん・・・」は馴染みません。
それに「だるまさん」は転んだあとどうなったのでしょう?
起き上がったのでしょうか?
それともこわれちゃったのでしょうか?
2番の歌詞ってあるのでしょうか?
近所の子供達はいつも「だるまさんがころんだ」を繰り返しています。
気になるなぁ(笑)。
関西人ならちゃんとボケ&ツッコミを完了して欲しいとつい思ってしまいます。
ちなみに「坊さん・・・」には2番の歌詞があるんです。
「坊さんが屁をこいた。においだら臭かった。ぷぅ〜!」って・・・(笑)。
下品すぎて怒らないでくださいね。
でも起承転結がはっきりわかるでしょ?(笑)。
私なら絶対「だるまさん・・・」より「坊さん・・・」を伝承したいと思うんだけどなぁ。
それだけ世間(京都の)に遊び心が無くなっちゃったのかなぁ。
子供の遊びまで共通語にする必要なんてあるのかどうか、すごく疑問に思うぽわんママです。
みなさんの地方ではどんな言葉を話しておられますか?