我が家のお正月

いよいよ21世紀の幕開けとなりました。

2世紀をまたいで生きられる私達って、とても運が良いと思いませんか?

今日はおめでたい新年を記念して、我が家のお正月の風景を少し紹介したいと思います。

お屠蘇で祝う

お正月の朝は家族全員で新年の抱負などを語ります。

その時、お屠蘇(おとそ)を頂くのが我が家の常でした。

今回はお屠蘇のセットを写真に撮るのを忘れてしまったので紹介できませんが、子供の頃は朝から神妙な雰囲気の中で日本酒に口をつけられるこの瞬間が、オトナの気分を味わえてとても好きだったぽわんママです。(未成年の飲酒・・まぁ時効でしょう・笑)

京都のお雑煮

お雑煮というものは、その土地土地によって驚くほど違いの出る食べ物だと思います。

お餅ひとつとっても、丸なのか角なのか、また焼いてから入れるのか焼かずに入れるのか、など様々な違いがあります。

(確かどこかの地方では、お雑煮の中のお餅に餡が入っているんではなかったでしょうか?)

最近ではお正月に『お雑煮』を頂くという家庭自体が減少しているので、『我が家の雑煮』といわれてもピンと来ない人もおられるでしょうが、日本の古き良き伝統として、後世に残しておきたいと思う私です・・。

京都のお雑煮といえば、『白味噌仕立て』が有名です。

中に入れる具は各家庭によって様々のようですが、餅は丸餅を焼かずに入れるというのがポピュラーです。

ぽわん一家のお雑煮は『白菜・三つ葉・せり・かまぼこ・鰹節・海苔』を具として入れています。

ただ、ぽわん夫婦はなぜか二人ともこの白味噌雑煮があまり好きではないので、どちらかというと『お澄まし』で頂く回数の方が多いです。

この写真は『京都のお雑煮』を紹介するために作りました。

ちょっとわかりにくいですが、お椀もお正月用の塗り物のちょっと上等なものを使っているんですよ(笑)。

みなさんの地域では、どんなお雑煮を食べておられますか?

祝いの菓子

元旦の朝は、雑煮を祝った後に更に生菓子を頂きます。渋めに入れた緑茶に小梅を入れて、甘い和菓子でお正月を祝います。

今回は息子にもひとつ・・(笑)。

おせち料理

皆さんの家庭ではおせち料理を作られましたか?

私は今回も手抜きをして実家で作られた料理の数々を重箱に詰めさせてもらいました(爆)。

さてこの料理に入っている様々なおかず、そのひとつひとつに意味があることをご存知ですか?

  • 数の子===子孫繁栄
  • 黒豆・田作り(京都ではゴマメと言います)===マメになるように
  • くわい===芽が出るように
  • 昆布巻き===よろコブ
  • エビ===長寿

などなど、代表的なものの意味はこんな感じかな?

昔と違って、普段から贅沢な料理に慣れている現代人の口にはなかなか合わなかったり、すぐに飽きてしまう『おせち』ですが、なかなか奥深いですよね。

そう言えば去年、小学三年生の宿題で、『おせち&お正月の慣わしの意味を答えなさい』って言うのが出て、我が家にヘルプを求めてきたママがいたなぁ。

みんなそういうことって案外教えられてないのかも知れないね。

我が家ではこんな感じで『お正月』を迎え祝います。

(あとは初詣や年始の挨拶など、みなさんと同じ様なことをして、グータラ過ごしてます・笑。)

もうそろそろお正月気分も抜けて普段どおりの生活に戻りつつあると思います。

どうぞ今年もぽわん一家をどうぞよろしくお願い致します。

そうそう、鏡餅の上に乗せる『柿』の数のいわれを知ってますか?

『いつもニコニコ 仲むつまじく』・・『いつも2個2個 中6つまじく』です。

ぽわん夫婦もそうありたいと思います。

2001/01/11