Gut



ODOUR OF TORTURE :1994


category gore grind
お気に入り度 ★★★★☆
ドイツの元祖ジャーマンゴアバンドのおそらく1st。ジャケの通りエログロ・ゴアグラインドとでも表現したくなるような、お下劣バンドデス・・・。曲中に女性の悲鳴、アエギ声のSEが・・・・キャーとかギャーとかアハ〜ンとか!!!・・・・言ってます。ムチでビシ!ビシ!とか叩きながら「ビッチ!ビッチ!」とか叫んでます・・・・あぁぁ、終わってる。。。なんか殴ってる音とか(SM??)も聞こえてきますね。どうもSEに力を入れているらしいデス。思わず笑ってしまうような、SEが頻繁に聞こえてきて楽しいデス。でもボリュームは大きくできませんね。。。曲は非常にカッコ良いゴア・グラインドでして、ノリの良いグルーブ感のある曲が多いデス。ヴォーカルはヴォーヴォーいってるゴア系voと高音でわめき散らすvoがいるようです。タンを吐いているようなガラガラしたヴォイスも使われていますね。。。汚らしいデス・・・・。あとメンバーの名前もふざけてますね。。例えば”GG Ollin-the Spermsoaked consumer of Pussy barbecue”とか非常にふざけた名前デス。。。しかもこのGG Ollinさん、白塗り&女装して悶えています。気持ち悪いデス。曲タイトルも笑えるものから、お下劣でエロイものまでお腹一杯デス、、なんせ39曲もあるんで、タイトル見てるだけでも面白いデス。特に笑ったのは「ANAL SUSHI」と「DIARRHEA SHOWER」デスネ。。。下痢シャワーて、、、ヒドイデスネ・・・。ということで、非常に格好良く、笑える好アルバム!




THE SINGLES COLLECTION :2000


category gore grind
お気に入り度 ★★★★★
1992-1994の間にリリースされた7枚のEP、Split EPをまとめたお得な編集盤。リ・アレンジ、リ・マスターしているので音質も良いデス。ということで元祖ジャーマン・ポルノ・グラインドの名に恥じない Bitch & Sickな内容。今でこそ一般的となったロウなGuttural Voiceも見事に炸裂しています。時々出てくる金切り声もおバカで面白いデス。SEも沢山あって楽しいデスネ。実は1stと半分くらい曲がカブってるのですがアレンジが違うためか印象がカナリ違います。昔の底なしのバカっぽさは控えめに、今のCBTのような完成されたジャーマン・ゴアに近い仕上がり。なので1st持ってる人でも充分楽しめるようになっています。ミドルテンポで骨太なサウンドに適度な粘り気とグルーヴ感が加えられ、ズッシリとした爽快感を味わえます。最後の方にはシークレットトラックとしてライブやMCなんかも入ってます。




TRIBUTE TO GUT : 2003


category gore grind, funny
お気に入り度 ★★★★
今は亡きGUTを偲ぶ愛に満ち溢れたトリビュート盤です。とまぁ参加バンドを見ても分かりますが影響を受けた多くのバンドからリスペクトされています。メンバーだったGG Ollinは今もLIBIDO AIRBAGで活躍しています。それはそうと Filth や Mucupurulent の参加はボツったみたいですねぇ・・・。ということで35曲収録の中で印象に残った曲にいちいちコメントをつけていきたいと思います。なかなか良いトリビュートアルバムですよ。
#1. LIBIDO AIRBAG "Dykeslayer"
 元GUTのGG Ollinが在籍しているバンド。さすがに気合入れてエレクト、、、ロしてます。
#3. KOTS "Grotesque Deformities"
 コポポポ・・・なヴォーカルが面白いエレクトロ・ゴア仕立て。
#4. TU CARNE "Dykeslayer"
 彼ららしいズッシリとしたグルーヴィング・ゴア。
#5. VAGINAL CARNAGE "Vagina Berserker"
 ほぼ完コピでカッコイイんですが、ヒステリックヴォイスを削ってますね・・・。まっ、彼らは
 オーストラリア人なんでバカになりきれないんでしょうねぇ。。
#9. FECULENCE "Corroded In Bestialized and Gorefying Wormjizz"
 ポンコツ・ポルノ・ゴアらしいんですが結構マトモにやってます。やれば出来る子なんです。
#10. NEURO VISCERAL EXHUMATION "Sperm Poisoning"
 渋い!って原曲がカッコイイんですが。つぅかこの人達のアルバムを聴きたくなりました。
#11. GRONIBARD "Cripple Bitch"
 GUTの遺伝子を受け継いでいるとのウワサのバンドだけにかなりハマってます。
#12. NAMEK "Women In Decay"
 最初のSEが豚さんに犯されてるっぽい男の悲鳴に変わってる以外は骨太でカッコイイ。
#15. UTERUS "Consequence"
 GUTもカバーしてるってことでULCEROUS PHLEGMのカバー。
#17. STOMA "Anal Sushi"
 出た、Anal Sushi!曲は大したことないんだけど;曲名だけでインパクトを持つ迷曲デス。
 なんだか非常にファニーでコミカルなSEを使ってますね。これは愛ですね。多分。
#19. AHUMADO GRANUJO "Cripple Bitch"
 エレクトロをやってない彼らは久しぶりデス。こっちのスタイルのが絶対いいのになぁ。
#20. OXIDISED RAZOR "Intestinal Cumshot"
 ダーティで渋いギターが、非常に彼ららしい仕上がり。彼らのアルバムに入ってても違和感
 ないくらいハマってます。
#22. ROMPEPROP "Anal Sushi"
 彼らならこの曲をやると思ってました。そうです、やることに意義があるんです。
#25. CARNAL DIAFRAGMA "Consequence"
 他のバンドよりカッコ良くカバーしてます。
#26. VAGINAL INCEST "The Taboo Room"
 原曲のカッコヨサまであともう一歩か。。
#27. MAGGUT "Confessions of a Necrophile"
 若干テンポが速くなっててカッコイイ。
#31. BUTCHER ABC "Consequence"
 音が篭っちゃってるのが勿体無い。