Regurgitate
EFFORTLESS REGURGITAITON... : 1999


category gore grind
お気に入り度 ★★★★☆
To Amazon.co.jpスウェーデンのゴア・グラインドの大御所です。このアルバム、93年、94年の音源をリマスターし、収録されているようです。それはそうと・・・、ジャケの人、口から内蔵が出てますが・・・、大丈夫でしょうか。
イントロからブゲッ、ブジュッ、ゲゴーッ、という腸を吐いているリアルなゲロサウンドで不快な気分にさせてくれます。最高デス。そこからは有無を言わせずゴアゴアな音の塊をぶつけられ、圧倒的な音圧に身をゆだねるしかなくなります。そう、腸が口から出てくるまで。楽曲はショートグラインドな腐った内蔵系で満たされており、いつ臓腑が口から出てきてもおかしくないようなゴアヴォイスで藻掻き叫んでいます。とても愉快。６０曲以上ありますが、勢いがあり短い曲でもリフが格好良くノリやすいので、すんなりと最後まで聴くことが出来ます。




CARNIVOROUS ERECTION : 2000


category gore grind
お気に入り度 ★★★★☆
To Amazon.co.jpスウェーデンのゴアグラインドの2nd。ジャケが笑えます・・・。スウェーデン特有のザラザラ感のあるショートグラインド。同じスウェーデンのNASUMに似てますが、こっちの方がサッパリしてて好きデス。この前聴いた初期編集盤では個人的に好みな低音重視なサウンドだったのデスガ、このアルバムでは低音に偏っていないバランスの良い仕上がりになってイマス。ギターサウンドがハッキリ聞こえて、しかもカッコいいので違う良さがありますね。ショートカットグラインドということで突撃感、強引さはかなりのモノデス。短い中にも展開を入れ、ブラストパートとグルーヴ感のあるノリノリパートを組み合わせるなど、飽きさせないアレンジも見事。何も考えずに暴れたい人にオススメのアルバムです。




TRIBUTE TO REGURGITATE : 2001


category gore grind
お気に入り度 ★★★★☆
４６バンド参加の５１曲収録。CBT, CSSO, DISGORGE(mex), GORE BEYOND NECROPSY, HAEMORRHAGE, INHUME, LDOH, MUCUPURULENT, NCC, OXIDISED RAZORなどなかなかSickなメンツが集まっています。大体原曲に忠実にカバーしてるんじゃないでしょうか。まぁ原曲知ってるのは半分ホドデスガ・・・。楽曲もいいのを選んでて大体カッコイイのバカリ。初期の曲が多いんですかね。「EFFORTLESS〜」に入ってたのが結構あったんで。聴いたことない曲もカッコイイのが多かったデス。オススメトリビュートアルバムデス。




HATEFILLED VENGEANCE : 2002


category gore grind
お気に入り度 ★★★★☆
To Amazon.co.jpコンプMCDです。1-8が"Effortless〜"から、9,10が"Concrete Human Torture"というデモから、11-18が新曲です。1-8は昔の曲ですが、代表的な曲バカリな上に再レコーディングされてるんでやたらカッコイイ。ヴォイスもギュボーゴポポポポとしてて、これはたまらん。9,10もすげーカコイイ。ヤバイ。彼ら特有のズッシリとしつつスピード感のある爽快なリフが目白押し。11からの新曲では最近のカスレ喚きヴォーカルにスイッチしていてちとガッカリ。でも音は変わってませんけど。後半もグイグイと聴き手を引き込む豪快で爽快な展開に終始します。スカッと聴き終えることが出来ます。サウンドプロダクションもカッチリ・ズッシリしてて文句無し。初めて聴く人には非常に良い入門編と言えるでしょう。




DEVIANT : 2003


category grind core, death metal
お気に入り度 ★★★☆
To Amazon.co.jpコンスタントに贈られてくるスウェディッシュ・グラインドな3作目。これがもう勢いよくブラスティックに疾走してまして、前作に比べると3割増くらい。ブラストマニアな貴方も貧乏揺すりが止まらなくなること請け合い。ということで非常にオールドスクール感のあるグラインド・コアに仕上がっています。ブラスティックな中にもスタスタビートを織り交ぜるなど、従来のフックのあるリズムメイキングがたまに顔を出しますが、今回はすぐ隠れちゃいますね・・・。より一層ストレートに突き進む展開が多いデス。むむむ。そして気持ちよく刻まれるリフ・ワークもしつこ過ぎず、、、というか足りないくらい。というか足りないデス（断言）。兼ねてから感じていたリフ職人としてのセンスをもっと発揮してくれないと困ります。リフ・マニアな貴方（そしてワタシ）は屈伸運動で我慢しましょう。あと、ギャワワワとした喚き系ヴォーカルは変幻自在なピッチシフト系を聴き慣れた耳には単調で少々退屈。おそらくNASUMのようなメタリックなグラインドが好きな人には堪らないアルバムだと思います。日本盤にはボーナスで「HATEFILLED〜」が全曲入ってるみたいです。