Vaginal Carnage



DILDO DETENTION : 2002


category gore grind
お気に入り度 ★★★★★
オーストラリア産ゴアグラインドのMCDです。いやー、久々に熱いデス、コレ。血が滾(たぎ)るという言葉はこういう時に使えばいいんでしょうか。そんな怒涛の重低音ゴアサウンドです。CBT系グルーヴィングゴアにBrutal TruthやらUS系ブルデスやらの如き爆発力を加味した近年稀に見るブルドーザー系サウンドに驚きを禁じ得ません。むー、生きてて良かった。。まぁ、コレも整合感のある爆音という言い方が出来ると思うんですが、音割れ寸前な音の塊と土砂崩れのようなブラストに巻き込まれカオス的な様相を呈しつつも整合感を崩さない、そのサウンドバランスというかポテンシャルの高い爆裂演奏に思わず笑みがこぼれます(ついでにヨダレも)。凄い。さらにこのサウンドだけでも凄いのにヴォーカルがまた凄い。実は、インナーにNO VOCAL EFFECTSとか書いてて一概には信じられない、いや、信じたくない。だってCBTも真っ青な喉ゴロゴロ系ゴアヴォイスにUSブルデス系の超クールなディストーションヴォイス(唸り系)なんですもの。もうウットリです。とりあえず鼓膜が破れるまで聴き続きたいアルバムです。11曲じゃ物足りないゾ!!オススメ。