ENSEMBLE
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category | tabla |
お気に入り度 | ★★★★★ |
キングレコードが出している、World Music Libraryの68番。 北インドのタブラと南インドのムリダンガム、ガタムなど、北と南の各打楽器のトッププレイヤーが競演している。インド古典音楽に沿ったターラ(リズム周期)を駆使した、強烈なリズムと人間業とは思えないテクニックなど、聴き応え充分の出来。やはりインド音楽は凄いデス。あとこのアルバムで凄いのはコンナッコールと呼ばれる「口唱歌」。打楽器の音を「タ、キタ、ディン」などの擬声音により発声する、この口唱歌、とにかくこれも人間業とは思えません;;;舌を噛みそうになる「ターキタディンディン、タリダカディンタカドゥンタリタカタカタカドゥン、カリタカタカタカドゥン・・・・・・」などを超ハイスピードに連続でリズミカルに口唱しているんです。ムリダンガム、タブラなどの打楽器の代わりと言うにはあまりにも強烈な本物の楽器以上の好演奏を聴かせる。#2の最後の方では、この口唱歌と、各打楽器が、クライマックスを作り上げ、どうにもこうにもとんでもない事態にっ!!!!!!!もうこれは神業・・・・。あとムリシンっていう鉄製の口琴はビヨ〜ンとした個性的な音を出す楽器でソロパートでは派手にビヨビヨさせていて面白い。金属を混ぜて焼いた壺を楽器にしてしまったガタムはカンカンとした音が特徴。ソロパートではやはり派手にカンカンとさせていて聴き応えがあります。20分以上ある曲が3曲収録されているが、そのどれもが緊張感のある展開でだれることがなく、全く時間を感じさせずに最後まで聴くことが出来ます。 |