世界的タブラ奏者ザキールフセインが中心となって結成したグループ。タブラ奏者/DJ/コンポーザーな
Talvin Singhや Karsh Kale、インド系コンポーザ/パーカッショニスト
Trilok Gurtu、サーランギの Sultan Khan、そしてBill
Laswellと、蒼々たるメンバーが参加しています。グループ名から分かるように、タブラビート+エレクトロなアルバムです。#1、#3、#9はザキールとビルによる曲。ザキールが大活躍しててタブラ好きは悶絶間違い無しなんですが、特に#9は小気味良く響くタブラ・ビートにベースの図太い音が絡むまさしくタブランベースな曲になっててカッコ良過ぎ。#2、#6はこの2人にサーランギの名手Sultan
Khanが加わり曲の官能度がグッと増します。Talvin
Singhによる#4はタブラビートによるブレイクビーツ。つぅかTalvinもタブラかなり上手いですねぇ。。Karsh
Kaleによる#5はチルアウト風のアレンジで彼らしいですね。#8はTalvinとKarshによる今考えると非常に贅沢なコンビによる曲で、宇宙っぽいシンセに、Talvinによるタブラ・ビート。ラストの#10はザキールによるタブラ・ソロ。古典ぽくなくて自由にやってますね。まぁいつものように超絶テクを駆使しまくってて凄いのは相変わらずです。どの曲もコンポーザがタブラ奏者ということで最初から最後までタブラ尽くしです。タブラ好きはマストです。 |