富士宮やきそばVS小倉焼きうどん めんツかけ、挑戦受けた−−食べ比べ /静岡
◇14日、敵地・北九州で食べ比べ−−意気込む富士宮勢
「焼きうどん発祥の地」といわれる北九州・小倉の挑戦を受けた富士宮市の富士宮やきそば学会が14日、北九州市の小倉城で行われる「富士宮やきそば」と「小倉焼きうどん」の食べ比べイベントに参加、焼き手のプロらとともに乗り込む。「鉄板対決」を制するのは果たしてどちら――。
焼きうどんでまちおこしに取り組んでいる北九州市のまちづくりグループ「北九州青年みらい塾」のメンバーが9月12日、富士宮市役所を訪れ、果たし状を突きつけた。書面には墨で「十月十四日、小倉の地で待つ」。これに対し、やきそば学会も「受けて立つ」と一歩も引かない。
イベントは「天下分け麺(めん)の戦い」と題し、大きな鉄板で焼きそばと焼きうどんを400食ずつ調理。地元の人に両方を食べてもらい、どちらがおいしいかを投票してもらう。公平を期すため、隣接する山口県下関市の江島潔市長がジャッジに立ち会う。敗者は勝者の名物(焼きそばか焼きうどん)のPR活動に1年間取り組むペナルティーもある。
これまでも、秋田県横手市との「焼きそば対決」などを繰り広げてきたやきそば学会の渡辺英彦会長は「下手な小細工はしない。本来のオリジナルの形を出すだけ」と気合十分。めんや野菜だけでなく、調理に使う水までも持参する気の使いようで、当日焼きそばを焼く小林千尋さん(29)も「敵地というハンディはあるが、こっちには長い歴史と多くの市民がついている。ハートで勝負したい」と顔を紅潮させていた。【稲垣洋介】(毎日新聞)
焼きうどん研究所
http://www.young-network.com/miraijuku/yakiudon/yakiudon_top.html
(Yahoo!!トピックス10/17版より抜粋)
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