日々、あまり活動をせず、ただ会社と自宅との間を往復する事のみで俺の人生が成り立っているよう な状態を打破すべく、本日はあちこち出歩いてきました。 ・・・とは言うものの、普通の人に比べると全然足りないと思うけどさ。まあする事無いと寝て暮ら す人間なんで。割と珍しい行動なんだよ、自分としては。 で、やった事はというと、来週月曜日からとある場所に教育を受講しに行かなくてはならないので現 地の事前確認、って奴をやったんですよ。どうにも性格上『当日にこの地図に書いてある場所にいけ』 というのは嫌なもんでして。 考えようによっては『無駄金』つかって電車でえっちらおっちらと。結局その場所は駅からすぐにあ り、仮に当日探したとしても10分も迷わない事請合い。この時点で『しくじったな・・・』とか思い 始めてきまして。 折角なんで、その建物周辺を一周し、さらに内部に侵入し、開く扉、開かない扉、フロアの確認等全 て目視&指差し呼称で確認してきました。もうこれで当日俺が迷う可能性は全く無くなったという訳。 ・・・犯罪でも犯すつもりなんでしょうかね。不審人物としてとがめられなかったのがちょいと不思 議でした。なんか祭りでもあるのか外に露店が並んでたし、そのお陰かも。 現地の下調べが終了し、時間を確認。『14:00』と表示されてました。いまどき小学生でも起き てます。そんな下らない言葉が頭をよぎり、他にする事が無いという事実に気がつきます。 しかし、いつの間にやらこんなにも引きこもりに成長したのやら。久々に外を歩くと何をしていいか 全く解らない、ときたもんですよ。 とりあえず、どうしたものかと考え、やがて『秋葉原には数ヶ月行ってなかったな・・・久々に行っ て見るか』ってな結論にたどり着きました。 考えた末が『秋葉原』ってのがなんとも。それはさておき、秋葉原へ向かう俺。 冗談みたいな話だけど、駅から一歩足を踏み出して途方にくれてたりしてます。よく考えればこんな ところに何の目的ももたずに来る方が間違ってるんですよ。 そんな事実に呆然としながらも『本の品揃えは確か良かったはず』と気を取り直し『書泉』へ。しか し特にめぼしい新刊もみつからず、かといって今から何か集め始める気にもならず。 速攻で白旗宣言。でも悔しいのでブラブラと見て回っていると、友人が欲しがっていた本があったた め、それを購入することに。 自分の為に秋葉原に来たのに、他人の為の本を買って帰る俺。何なんだろう・・・とか思いつつ店員 に『まんがサイエンス[』の会計を依頼。すると店員は営業スマイルで、黒く変色した『ガム』がこび りついている100円玉のお釣りをくれました。 こういう場合、どういった顔をしたら良いのか本当に解らなくなるもんです。キレて『他の硬貨よこ せ』と要求しても許されたんでしょうかね? その場はしぶしぶ100円玉を受取ったんだけど、さすがに財布に入れるのは・・・って心境だった んで、硬貨を手の中で遊ばせてしまう状態に。 そうしていると段々イラついてくるもんで。そのうち『ここで貰った物なんだからここに返すのが筋 ってもんじゃないだろうか』と思しまして。 後々考えると、完全に馬鹿な考えに踊らされている状態でした。最終的に欲しくも無い小説を1冊買 うことにしたんです。知ってる作家さんの新刊さえあれば・・・って状態だったけど・・・ 適当に小説の棚を見て、手にとって中身をパラパラ。ええと、なんだこれ?『LAST KISS』 ね、ハイハイ。「私が死んだら、きっとお兄ちゃんは泣くと思います―――。」 『天国に涙はいらない』の佐藤ケイが贈る、ちょっと切ない、ひと夏のラブ・ストーリー。っと。 ・・・知らない作家さんだけど・・・こんなに山積みにされてるんだし、人気があって売れてるんだ ろう、ってな判断を下し購入することに。 現在の時刻は『18:45』。帰宅して、読み終えて。あはは〜。これ、地雷だわ。しばらく身動き が出来なかったのも久々だ。ってか、とある記憶も蘇りましたわ。 畜生、忘れてたのに、忘れてたのに、忘れてたのに、忘れてたのに!!!! 某作品知ってて、その上でコレを読むと、ちょいと見劣りするかもしれないけど。それでも・・・な んていうか・・・『切ねぇ・・・』 しかも主人公の名前、これ、絶対俺を陥れる罠だろっ!(絶対考えすぎです) まあいいです。なんか久々にページ更新する気も湧きました・・・ふぅ・・・鬱だ・・・今日はもう 寝るかな・・・明日が休みでよかった・・・多分、今夜は変な夢見ることになるだろうさ・・・ |
2002/08/24 作成者 〜猫人〜