Seiji at PTNA Piano Concour 2008


 4ヵ月あまりにわたって本人、先生、親の三者が一体となって取り組んできたせいじのピアノコンクール(PTNA、小6以下の級=C級)がようやく終わった。
 結果は、残念ながら予選の奨励賞(次点)で本選には進めなかったが、C級に合格し、三者とも「本番がこれまででいちばんの出来という、納得の演奏が出来たので、みな少し悔しくはあるが、満足感もある。
 審査員の先生方から、今後の励みになるよいコメントもたくさんいただいたので、せいじにはせいじのよいところ、個性を伸ばしていってほしいものである。ピアノもヴァイオリンも、自分の演奏で何を表現したいか、どういう音楽をつくっていきたいかということが、プロ・アマ、大人・子ども問わずいちばん大切なことなのだから。

●ショパン ワルツ15番 ホ長調 (リハーサル) (Seiji, 2008.7.5録音)
 31人の出場者のうち、課題曲の中からこの曲を選んだ子はせいじ1人だけだったので、本人にしてみれば、自分が目立つことができて嬉しかったよう。せいじにしてみれば、「ショパンが弾ける!」ということで、昨年懲りた嫌いなコンクール(別のコンクールだが)に出ることを承知したので、審査時間短縮のため、途中までしか弾かせてもらえなかった本番が少し不満だったようだが仕方ない。
 本番の方が演奏としてはずっとよかったが、You Tubeには全曲弾いたリハーサルの模様をアップした。




●プロコフィエフ タランテラ (本番) (Seiji, 2008.7.5録音)
 先生はもっとゆっくりしたテンポで丁寧に弾かせたかったようであるが、せいじはたとえリズムが少々崩れようとも、このテンポで弾くといってきかずに結局このテンポになった。結果的に、テンポ的にはこの曲を弾いた出場者の中で最速、荒削りなところもあるが、男の子らしい演奏だったと思う(出場者31人中男の子は2人だけ)。これもYou Tubeにアップした。



 これで、長かったこれら2曲とのつき合いも一段落で、これからは、せいじも10月の発表会で演奏する曲に取り組むことになるが、私も息子とヴァイオリンとピアノのデュオで出演することになっているらしいので、まじめに練習しないといけないな…。
(2008.7.6)