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8日目(その1)

朝の5時にモーニングコールがあったはずである。しかしワシが
起きたのは6時20分。マオちゃんはモーニングコールに出てか
らそのまま二度寝しちゃったらしい。ワシは電話に全然気がつか
なかった。ワシが電話側で寝るべきだった・・・。

急いでチェックアウトしてからホテルタクシーで空港に向かう。
空港についたのは7時15分頃だったと思う。時間が無いのでマ
オちゃんと別れを惜しむ余裕は無い。目がウルウルしてるマオち
ゃんの写真を撮ってからバイバイする。


チェックイン手続きをしにノースウエストのカウンターに行くが
チェックインの受付は7時までだと言って断固拒否される。
「You are late」と言われてチケットにバン!と判子を押されて
はいおしまい。たぶんJALだったら受け付けてくれると思うがノー
スは時間にすごく厳しかった。

途方にくれているとノースの空港係員の女性に声をかけられる。
フィリピン人だけど日本語ができるみたいだ。(なかなか感じの
いい可愛い女性でした^^)ワシが事情を話すと2Fにあるノー
スのオフィスに行って下さいと言われる。ワシは2Fのノースの
オフィスに行って説明を受ける。ここに電話してみて下さいと言
われて紙ペラを一枚貰う。たしかチケット予約の電話番号が書い
てあったと思う。うーんこれだけかよ(T_T)

もうどうしようも無いので「ねもとレストラン」に向かう。タイ
子ママさんに事情を説明すると「とりあえずアメリカ大使館の近
くのノースのオフィスに行きなさい。うちの従業員をかしてあげ
るからさ」と言われる。うーんありがたい。この胡散臭いフィリ
ピンで旅行者が一番頼れるのはタイ子ママさんかもしれない。
従業員の若いフィリピン人のお兄ちゃんと一緒にノースのオフィ
スに行く。順番待ちで2時間半も待たされる。フィリピン人は本
当に仕事が遅い! 日本じゃこんなの考えられません(怒)
結局、明日朝4時から空港に並んでキャンセル待ちして下さい、
もしかしたら飛行機に乗れるかもしれません、追加料金はありま
せんから、と言われる。よし。明日は朝から空港に並ぶぞ!

ねもとレストランに戻ってメシを食う。ノートパソコンを使って
会社にメールを入れる(ねもとには無線LANがあります)。今夜は
アトリウムホテルに泊まることにする。タイ子ママにお礼を言っ
てから一人トボトボと歩いてアトリウムホテルに向かう。
はぁぁ、なんかスゲー疲れた。


8日目(その2)

ホテルに戻ってマオちゃんに電話するが全然つながらない。フィ
リピン人のJ氏に電話してもつながらない。M氏のVodafoneに電
話してもつながらない。うーん・・・もし連絡がついたとしても
今夜は遊びに行かない方がいいよなぁ・・・明日は3時起きで空
港に行かなくちゃいけないし・・・

しょうがないのでジョリビーのハンバーガーをテイクアウトして
独り寂しくサンミゲルで流し込む。まぁたまにはこういうことも
あるさ・・・。そしてワシは10時頃に寝てしまうのでした。


9日目(その1)

朝3時に起床。すぐにホテルタクシーで空港に向かう。4時すぎ
にノースのカウンターでキャンセル待ちを入れる。もし7時まで
にキャンセルが出ない場合、ワシは飛行機に乗れない。

周りには車椅子のフィリピン人の年寄りの集団がいる。おそらく
アメリカ在住のフィリピン人だろう。身なりの良さで外国在住な
ことはすぐにわかる。
ちょっと感心したのはノースの空港係員が彼らをとても大事に扱
っていたことだ。超デカイ荷物に車椅子。そういう人達を彼らは
とても丁寧に扱っていた。常に目配せをし、荷物をこまめに移動
し、車椅子を自ら進んで押していた。
もし何らかの力関係や直接的なチップによる関係が無くてもこう
いう行動をとれるならば、フィリピン人は悪くないなぁと思う。

本やネットにはフィリピンの良い部分の話がいっぱい出ているが、
ワシはマニラに数回来ているうちにそういう話に対して半信半疑
になりつつある。どうもこの国の人は根っこの部分で信じられな
いような気がしてならない。時間に平気で遅れる、すぐに忘れる、
責任感が全く無い。日本人的感覚とはかなりズレている部分が多
くて、基本的に日本人とはあまり相性は良くないんじゃないかと
思う。しかし此処にまた来たくなるのも事実であって、フィリピ
ンの何かがワシにひっかかってるんだろう。もうしばらくフィリ
ピンを観察してから将来の方向を決めたいと思う。

ワシは結局この日の飛行機に乗れなかった。空港の外でマルボロ
を2本吸ってからタクシーを拾って「ねもとレストラン」に向か
う。タクシーの運転手は50歳位だろうか?実年齢よりふけてい
るように見えるが本当のところはわからない。このオヤジ、道路
はたいして渋滞していないのに「トラフィック!」とか大声を出
してハンドルを何回もぶっ叩いている。そしてときどきバックミ
ラーごしにチラッとこちらを見る。たぶん大声でワシを萎縮させ
てあとでチップをねだる魂胆なんだろう。

ねもとレストランの10m手前でタクシーは停車。オヤジは渋滞
してたからチップ200ペソを上乗せしてくれと言ってくる。
「あなた500ペソ札持ってたでしょう?」とまで言ってくる。
ふ・ざ・け・ん・な!おまえになぞ1ペソもチップはやらんわい!
機嫌の悪いワシはバンッ!とドアをしめてタクシーを出た。

マニラにはこういうタクシーやポン引きやらが本当に多い。
まったくもう。


9日目(その2)

ねもとレストランで食事をする。サンミゲルが美味い^^
明日も朝4時から空港でキャンセル待ちするつもりだが飛行機に
乗れる確証はない。タイ子ママのアドバイスに従ってJALのチケッ
トを買っておく。もしノースに乗れてJALのチケットを使わなかっ
た場合には半額を払い戻してくれるとのこと。

タイ子ママに「アトリウムの広い部屋で独りでいるとスゲー空し
くて嫌になっちゃうんですよ」と言うと「あらそう?私だったら
体操とかしながら楽しくすごすけどねー」と言われる。ワシは
「女の子と一緒ならすごく楽しい体操ができるんですけどねー」
と言おうとしたが止めておいた^^;

今夜もアトリウムホテルを予約した。JALのチケットはあとで取り
に来ますから、とタイ子ママに伝えてワシはお店を出る。なんか
疲れがドッと出てきてすごく眠い。はやくホテルにチェックイン
してベッドで寝たい。

ワシはホテルの部屋でシャワーを浴びてからサンミゲルを1本飲
む。だんだん体調も良くなってきた。このまま何もしないで日本
に帰るのは嫌だなぁ・・・今夜はLA Cafeに行っちゃおうかなぁ、
なんて考えながら午睡をとるのであった。


9日目(その3)

2時間ほど寝る。時計を見ると午後4時。あまり暗くならないう
ちに外をブラつきたい。ワシはLRTでマラテのロビンソンデパート
に行くことにする。
アトリウムホテルの目の前にあるGIL PUYAT駅でLRTに乗る。LRTは
何駅乗っても均一料金でたしか10ペソ位(22円)だったと思う。
窓口でお金を払ってカードをもらい、そのカードを改札機に入れ
てバーをガコンと回してホームに入る。ホームに電車が入ってき
た。ワシは身なりのきちんとした男を探し、その男の後について
電車に乗り込む。こういうちょっとしたことが危険回避に役立つ
んじゃないかと思う。ワシは3駅目のPEDRO GIL駅でおりる。

駅から歩いてロビンソンに向かう。5分歩いただけで汗だくにな
ってしまった。この時期のマニラは本当にむし暑い。
ロビンソンに入る前に歩きタバコでニコチンを補給する。吸い終
わったタバコはポイと道端に投げ捨てる。日本では絶対にこんな
ことしないけどマニラではこんなのあたりまえなのだ。
巨大なロビンソン内を歩き回りTシャツとブリーフと靴下を購入
する。ロビンソンのエントランスでマルボロをふかしながら今夜
はどうしようかと考える。マッサージにするかLA Cafeに行くか。
とりあえず手持ちのペソが残り少ないのでEDZENに一万円だけ換金
しに行く。歩いているとインターネットカフェの看板を見つける。


以前にハマていたPCゲーム「カウンターストライク」の看板が
ある。ちょっと店内を覗いてみたいなぁと思ったがやめておいた。


9日目(その4)

EDZENで換金してからエルミタ界隈を歩きまわる。ブガウと呼ばれ
るポン引きのオヤジ達が声をかけてくる。こいつらはかなり色が
黒くて身なりがちょっと汚ない。しかしカタコトの日本語が喋れ
るのでつい奴らのペースに引き込まれそうになる。
「コニチワ。アナタ ニホンジン デショ? ワタシ ニホンジンノ
プライベート ドライバー。ダカラ ニホンゴ ワカル。」
なんて言いながら近寄ってくる。そして手の中にある手垢で汚れ
た汚い名刺をチラチラと見せながらその店に連れて行こうとす
る。そのときは「牝馬」って名前の店だったと思う。たぶんそこ
は東洋人向けのカラオケ置屋。こいつはその店のスタッフじゃな
くて紹介料だけくすねるつもりなんだろう。

ワシはブガウを無視してLA Cafeに向かう。もう暑くて汗だくでサ
ンミゲルを飲みたくてしょうがない。店に入るとすでにたくさん
の客と女がいた。ワシはカウンターの奥の席に座る。顔馴染みに
なりつつある「いつも帽子をかぶったヤリ手ババァ」がさっそく
ワシの横にやって来た。
1月のミラリーちゃんや今回の初日に一緒にいたジェミーちゃん
がいたら今夜も一緒にすごそうかなぁと思っていたけど二人共い
ない。うーんと唸っていると帽子のババァが女を紹介してくる。
しかしワシの好みの女がいないので、
「Gusto ko malake suso babae na!」
(ワシが欲しいのはオッパイの大きい娘な!)
と伝えると「オーケー」と言って若いババエを連れてきた。その
娘はワシの好みじゃないけど少しだけ日本語が喋れてなかなか会
話が楽しい。そしてすごいオッパイが大きい^^


帽子のババァがその娘のオッパイを人差し指でプニプニとしなが
らワシの表情をうかがっている。その娘は困ったような嬉しそう
な顔をしながら「ねぇ、はやく連れて帰ってよー!」って感じで
訴えかけてくる。

30分後、その巨乳のネリちゃんと一緒に帰ることにした。


9日目(その5)

ワシはネリちゃん(20歳・仮名)と一緒にLA Cafeを出る。彼女
はちょっとヒネた感じがするけど悪い子じゃなさそうだ。明日は
空港まで一緒に行ってくれる約束をしている。

彼女とこのままホテルに直行するのもつまらないのでLA Cafe近く
にあるゴーゴーバーもどきに行く。たしか「AMAZONIA」という店
だったと思う。店内に入ると体中にボディペインティングをした
女の子2人がユサユサと踊っている。ワシはミネラルウォーター
を注文してから店内を眺める。店の奥の方では半裸の女の子達が
ボディペインティングを実演している。ワシがネリちゃんに
「グスト モ?」
(あなたもやりたい?)
と聞くと彼女は顔をちょっと上に向けてヘヘッと笑っている。彼
女はコンピュータの専門学校に通っていて学校が休みの時にとき
どきLA Cafeで仕事してるらしい。プログラムの勉強をしてると言
っているが本当かどうかはわからない。まぁありがちなパターン
なのかなとは思う。チェックの際にネリちゃんに「外でミネラル
ウォーターを買えば100ペソもとられないのに。あなたってバカね
ぇ」と言われる。ワシはこの時に「あ、たぶんこの娘と一緒にい
ても安全だな」と直感する。あてにはならないけど直感ってのは
結構当たるもんなのです。

メシを食いに行こうかと思ったけど二人とも腹が減っていない。
とりあえずタクシーを拾ってアトリウムホテルに帰ることにす
る。アトリウムの前にあるディスコ「NIRVANA」にでも行こうかな
と思ったけどなんかメンドくさくなってきた。アトリウムの下の
ジョリビーでハンバーガー等をテイクアウト、売店でCORN BITS
(スナック)を購入し部屋に戻る。


さて、ボタンがはちきれんばかりの水色シャツのネリちゃん。
その下にはどんなオッパイが隠されてるんでしょう?


9日目(その6)

ネリちゃんと一緒にソファに座る。ワシはサンミゲルを飲みなが
らハンバーガーとポテトを食べる。ネリちゃんもコーンビッツを
バリバリと食べながらサンミゲルを飲んでいる。彼女はときどき
コーンビッツの粉だらけの手をソファに押し付けている。おいお
い、そんなとこで手を拭かないでくれよー(T_T)


彼女がカメラ付き携帯でワシの写真を撮りだした。携帯を見せて
もらうと彼女の携帯には日本人の写真が何人か入っている。たぶ
ん彼女は日本人だけを客にしてるのだろう。「私のカメラの中で
あなたが一番ハンサムなー!」とおだててくれる。お世辞だとわ
かってても嬉しいもんです^^

そろそろ汗を流してサッパリしたい。一緒にシャワーを浴びよう
と言うとネリちゃんは「オーケー」と言ってシャツとジーンズを
ポポイと脱いで先にバスルームに行ってしまった。ワシは下半身
に軽い充血を感じながらバスルームのドアをそっと開けた。

そこには巨大な黒いUFOがふたつありました(T_T)
あまりの大きさにフィリピン製のニプレスって黒なの?と一瞬思
ったほどでした。ワシの息子はヘニョニョニョニョ〜となってし
まいその後目覚めることはありませんでした。こりは・・・産後
まもないんじゃないか?と思うほどの黒さです(T_T)

こりゃもう駄目だと思いワシはシャワーを出てからソファに直行
してサンミゲルを飲み始めました。
彼女とLA Cafeで話ししてたときにYahoo! Messengerでたまにチャ
ットしてると言っていたのでワシは自分のノートパソコンのWEB
CAMERAを見せました。するとネリちゃんは「このカメラでヤッて
るところのビデオを撮るつもり!?」と言ってます。おいおい悪
いけどキミのビデオなんか撮りたくありませんよ(T_T)


明日のJALのチケットが無いことを思い出す。ネリちゃんにお願い
して「ねもとレストラン」まで一緒に付き合ってもらう。彼女は
ブーブーいいながらもワシと一緒に手をつなごうとしながら先導
してくれる。なかなかいい娘じゃんかよ、よし、部屋に戻ったら
最後のトライをしてみようかな?なんて考えだすのでした。


9日目(その7)

ねもとレストランでチケットを受け取ってからホテルに戻る。パ
サイのこの近辺は浮浪者やストリートチルドレン、目つきの怪し
い男とかが多いので夜はあまり一人で歩きたくない。フィリピン
人と一緒なら全然問題ないと思うけど。

部屋に戻ってベッドに寝転がるとネリちゃんがキスしてきた。彼
女がさっき食べていたコーンビッツ・ガーリック味のにおいがプ
ンプンする。キミは年頃の女の子なんだからそういうときは歯を
磨くか少なくともウガイくらいしなさいよ!まったくもー。

マオちゃんやジャネットちゃんはお泊りセットを持ってきていて
ちゃんと歯を磨きます。やっぱりこういう清潔感のある娘達じゃ
ないとワシは嫌だなー。LA Cafeの女の子は歯ブラシを持ってこな
い娘が多いのでアトリウムのような歯ブラシも無いような安いホ
テルに泊まってる場合は前もってこっちで用意してあげたほうが
いいのかも。

一通りのことをやってからいざ突入!と思ったけど中途半端な剃
り残しがチクチクと付け根にあたって痛い。駄目だこりゃ(T_T)

明日4時に空港に並んでもノースのチケットがとれる可能性は低
い。やっぱJALでゆっくり帰ろうと考えながら寝るのであった。


帰国日

11:00頃に起床する。最後のシャワーを浴びてからネリちゃんの携
帯番号とYahoo! MessengerのIDを聞いておく。ホテルをチェック
アウトしてからジョリビーで朝メシを食う。
アトリウムのホテルタクシーで空港に向かう。たしか350ペソだっ
たと思う。流しのタクシーより高いけど、最後はエアコンのちゃ
んときいた綺麗な車で空港に向かいたいのです。
最後にタクシーの車内から撮った写真です。



NAIA(ニノイ・アキノ国際空港)につく。ネリちゃんに帰りのタ
クシー代をあげる。また今度会おうねと約束して別れる。しかし
彼女の目に涙は無い(笑)


今回のマニラは前半は良かったけど後半はさんざんでした。水あ
たりに飛行機乗り遅れ、全て自分の不注意によるものです。しか
しまぁこんなのはどうってことないですね。マニラに来てもっと
不幸な目にあった日本人はいっぱいいるんでしょうから(笑)
そしてワシはJALの機内で赤ワインをおかわりしながら気持ち
よくなって帰国するのでした。


−おわり−


ジャネットちゃん その後

帰国後一週間位してからジャネットちゃんに電話しました。しか
し何回電話してもつながりません。まだマニラに居るM氏にお願
いしてブルゴスの店に行ってきてもらいました。
すると翌日にジャネットちゃんから電話がありました。携帯を失
くしたので電話番号が変わったとのこと。きのうM氏が店に来た
のよ!と嬉しそうに話してます。そして翌日も、またその翌日も
彼女から電話がかかってきました。それからは毎日かかさず日に
3回位メールをしあってます。これってインラブ?^^

↓右がジャネットちゃん

彼女は大学の学費を稼ぐためにゴーゴーバーで働いているのかと
思っていましたが、大学の授業料は某スポーツ部の選手として免
除されてるとのこと。たぶんスポーツ奨学生みたいな制度がある
んだと思います。彼女はお婆ちゃんの病気の治療代を捻出するた
めにゴーゴーで働いてたらしい。今は何も問題が無いから大丈夫
なの、もうゴーゴーに戻る必要は無いのよと言ってます。

ワシが8〜10月の間にマニラに会いに行きたいと言うと12月
まで大学が忙しいから絶対に来るなといいます。もし来て他の女
と一緒にいるならもう2度と電話もメールもしない!と言ってま
す。とりあえず12月か1月に彼女のリクエストであるボラカイ
に一緒に行く約束をしてあります。

もしあのスーパーボディがビーチに現れたら・・・全ての男の視
線をクギづけにすること間違いなしなのです。そしてその横には
勝ち誇った顔のワシがいます。あー楽しみ楽しみ^^


マオちゃん その後

帰国後にマオちゃんからメールが来ました。電話に出なかったい
いわけがいろいろと書かれている。ワシと別れてから家に帰り、
滞納していた家賃4か月分を大家に払いに行ったら大家がすごい
怒っていてもう出て行けと言われたらしい。いろいろ問題が発生
して行けなかった、ごめんなさい、私達は引っ越さなければなら
なくなったのでお金が必要になった、だからまた少しの間私は
EDSAコンプレックスで仕事をします、それをあなたが理解してく
れることを望みます、マハルコ。と書いてある。ウーン。ワシに
援助を希望しているようでもあり、自分の力で金銭を得るつもり
のようでもあり、ワシはどうしようかと考えたけどやっぱり送金
はしないことにした。


彼女にメールをしても返事が来たり来なかったりする時期が続き
ました。ワシはジャネットちゃんに心が移動中なのでまぁいいや
と思ってました。ワシはメールで、もうこっちからメールも電話
もしないからね、でもマニラに行くときは教えます、もしあなた
の都合が合うならばまた会いましょう、と伝えて彼女のことはほ
ったらかしにしてました。

数週間後にYahoo!Messengerをひさしぶりにチェックするとマオち
ゃんからメッセージが入ってました。メールくださいとのこと。
たぶん金が無くて自分の携帯からメールできないんでしょう。
ワシはCMM・パサロードで彼女の携帯にペソをLOADしてあげてから
メールしました。すると彼女からすぐにメールが来ました。

「マハルコ、いつも連絡ができなくてごめんなさい。私の家族は
今問題がいっぱいあるから。私はコンプレックスで働くことは出
来ませんでした。短期間だけだと仕事させてもらえないの。あと
私のタタイ(お父さん)が死にました。私はお墓をつくるお金が
ありません。本当に困ってます。10000ペソ送ってください。あな
たが次回マニラに来たときに私はベストをつくしてお金を返しま
す。恥ずかしいけど助けてくださいマハルコ・・・」
ワシは遂に来たかー!と思いました。父親が死んだってのは絶対
に嘘だなと思いましたが仕事がなくて金に困ってるのは本当じゃ
ないかと思います。ワシは送金は絶対にしない人です。過去に付
き合ったジャパユキちゃん達には一度も送金してません。

しかし今回は下記の理由により送金することにしました^^;
1.次回(8月)のマニラ行きは一人旅になるのでマオちゃんを
  キープしておいたほうが安心できる。
2.ジャパユキのはじくソロバンだと4〜5万円を要求してくる
  が彼女の場合は額が少ない。
3.ボーナスが入ったばかりなのでちょっと金がある(笑)

どうもマオちゃんに対しては判断が甘くなってしまうワシなので
した。しかしタダではお金をあげません。ワシにカラマンシーを
送ってください、もし到着したらチョコレートと2万円を送って
あげます、これはあなたにあげるスモールビジネスです、だから
お金は返さなくてもよいです、という条件にしました。これを聞
いたときのマオちゃんの喜びようは普通じゃありませんでした。
その翌日にはさっそくポストオフィスに向かったようです。
そして到着した2万円のカラマンシー。ちゃんとスナックの袋に
入れてカモフラージュしてありました。


フィリピン産の蒸留酒、LAMBANOG(ランバノッグ)。ヤシ酒を蒸
留して作った酒です。ワシはこのランバノッグにカラマンシーを
搾って飲みたかったんですよー^^


とうぶんマオちゃんとは連絡を取り続けるつもりです。でも彼女
と会うのはあと1回かせいぜい2回になるような気がします。
金が無くなったら勝手にカラマンシーを送りつけてこないように
教育しとかないとなー^^;


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Quickvoter

Q.マニラに行ってみたい

行ったことがある
行ってみたい
行きたくない
どちらともいえない


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