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3日目(その1)

8時半頃に起床。ソファに座ってマルボロを吸いながらミネラル
ウォーターをゴクゴクと飲む。ジャネットちゃんがシーツを被っ
たままモゾモゾと起きだしてテレビをつける。


ワシはジャネットちゃんに「シャワー タヨ^^(一緒にシャワー
しようよ^^)」と言うと、彼女は「アヨコー(嫌よー)」と言
ってOKしてくれない。何でか聞いてみると、バレーボールの練
習中にボールがお腹に当たってアザができちゃったから嫌なの、
とか言っている。なんじゃそりゃ?(笑)

※)ジャネットちゃん
本人の申告(あくまで自己申告ですよ^^;)によりますと彼女
はマニラの大学に通っていてバレーボール部の選手です。学費は
スポーツ奨学生?みたいな形で免除されてるらしく、大学の対抗
試合とかに出てるらしい。ワシと初めてブルゴスで会ったときに
「明日の○時にテレビ見てね。私たちの試合があるから。私も試
合に出るの。赤のハチマキ(ユニフォームだっけかな?^^;)
が私のチームだから絶対に見てね!今から練習に行ってきます」
と言ってタッタッタッと軽やかに走り去っていきました。普通の
パターンとちょっと違っていたので彼女はとても印象的でした。
ワシの想像ではたぶん本当に大学生なんじゃないかと思います。
彼女とはブルゴスの某有名店○△□×ゴで会いました。自己申
告によりますとミス○△□×ゴになったことがあるらしいです。
あの人並み外れた『すごく大きなもの』があればそれも可能だ
と思います(笑)

なんかおかしいよなぁと思っていると、彼女がシーツの奥に潜り
込みながらワシが来るのを待っているような素振りをしてます。
そしてタガログ勉強会、第2戦が始まりました。彼女はその最中
にワシがシーツからハミ出ないように、そして自分がシーツから
ハミ出ないようにガードしてます。なんとなく彼女はシーツを使
ってワシの視界を奪おうとしているような・・・

なんかおかしい・・・
そしてワシの頭の中にはある2文字の言葉が浮かんできました。


3日目(その2)

マニラホテルの部屋にはマニラ湾側とイントラムロス側がありま
す。ワシはマニラ湾側をリクエストしたんですけど、今回はイン
トラムロス側の部屋でした。
その部屋からの眺望です。中央に見えるのはイントラムロスの一
部でしょうか? 周りにはゴルフコースが見えます。


ジャネットちゃんと一緒に朝食を食べに行く。マニラホテルの朝
食(バイキング形式)はなかなか美味しくてお勧めです。


食後にコーヒーを飲みながらジャネットちゃんとお話する。
「マハル、私の友達が日本に行ったの。彼女はすぐに日本人の恋
人ができて妊娠したの。彼女は子供を産んだのよ。でも日本人の
恋人は子供が嫌いなんだって。彼女がすごく困ってるから、私が
子供を貰って育てることにしたの。私は子供が大好きだからね。」



とか言っている。やっぱりな・・・(ー_ー;)
彼女のその話を聞いた瞬間、さっきベッドでワシの脳裏の浮かん
だものは確信へと変わりました。ワシと会わなかった8ヶ月の間
に、彼女は自分の子供を『出産』していたんだな、と(T_T)

父親が誰かは知らないけど、できれば嘘を言わずに本当のことを
言って欲しかった、という気持ちはあります。でも本当のことを
言えばワシが去っていくと思ってるでしょうし、細かな経緯を説
明するのは彼女なりに辛いものがあるかもしれません。まぁこの
嘘はしょうがない類のものだろう・・・と考えることにしました。
(もうこの際、何でもオッケーです。だってフィリピンだし^^;)


彼女がしきりに家に来て欲しいと言います。お母さんに紹介する
から一緒に家まで来てと何回も何回も言います。日記ネタの為に
行ってみようかとも思いましたけど、ナボタス市の彼女の家まで
片道1時間以上かかるらしいので、ワシは時間が勿体無いことを
理由に断ることにしました。


3日目(その3)

暇なのでエルミタのロビンソンまで買い物に行くことにします。
マニラホテルを出てロハス通りまで歩いてから交差点でタクシー
が通るのを待ちます。たまたまタイミングが悪かったのか、なか
なかタクシーが来ません。ちょっと試しに「マニラ湾まで歩いて
行きたいんだけど、大丈夫かな?」と聞くとジャネットちゃんは
「オーケイ ラン^^(大丈夫です^^)」と言ってます。そして
ワシらは交差点を渡り、ロハス通り沿いをエルミタ方面に向かい
てくてくと歩き出すのでした。

しばらくするとアメリカ大使館がありました。ワシが写真を撮る
と遠くの方からフィリピン人の警備員が「ここで写真撮影は駄目
だ!アッチイケ!」という身振りをしてます。ケチくせーこと言
うなよ!と思いましたが、まぁしょうがないですね。


2人でお話しながらズンズン歩いてると、マニラ湾に出ました。
汚い海で色の黒いフルチンの子供たちが泳いでます。キュッとし
まったお尻がフィリピン人ですねぇ(笑)


座ってジャネットちゃんの写真を撮ります。ワシの予定では今頃
マニラホテルのプールで、彼女のビキニ姿の写真を撮ってるはず
だったんですけど、なかなか予定どうりにはいきませんね^^;


ズンズンと歩き続けるとベイウォークまで来ました。元気な子供
たちが列をなして走ってきて、丸いのを跳び箱状態でポンポンと
跳んでいきます。


H氏から電話が入りました。今、連れの女の子とロビンソンに居
るんだけど、一緒に飯でも食べませんか?と言っている。ワシも
丁度、ロビンソンに向かってる途中なので着いたら電話しますと
伝える。H氏がどんな女を連れてるのかちょっと楽しみだ(笑)

だんだんジャネットちゃんが疲れてきたようです。「マハルコー
コンティ マサキッ ナ アコー(T_T)(マハルコ、私ちょっと
だけ痛いの・泣)」と言いながら足を見せます。彼女の足には小
さな靴擦れ(というかサンダル擦れ・笑)ができてました。
「じゃ、タクシーで行こう」と言うと彼女は「hmmmmn」と唸りな
がら大丈夫だと言います。ここまで来てタクシーに乗るのは勿体
無いと思ったんでしょうか。うーん、いい子ちゃんです(笑)

ペースを落としながら歩き続けます。もうエルミタ市街です。


彼女は一旦家に帰りたいと言っている。たぶん子供が心配なんだ
ろう。しつこく家まで一緒に来て欲しいと言っているが、今日の
行動予定を説明しつつお断りする。「そのかわりこのカメラで家
族の写真を撮ってきてね」と言ってデジカメを預ける。彼女は
「hmmmmmn」と唸りながらもコクりと頷いた。


3日目(その4)

ジェネットちゃんとマニラホテルから歩き続け、遂にロビンソン
に到着です。エスカレーターに向かって歩いていると、日本語で
「HaNaさーん」と声をかけられる。声の方向を見ると、通路に面
したカフェのテーブルから、H氏と連れのババエがこっちを見て
いる。ワシは「ちょっと待っててね、すぐに戻って来ますから」
と言って2階のDickiesにTシャツを買いにいきます。

ワシはVネックの胸を強調するようなTシャツを薦めましたが、
彼女は断固として拒否します。まぁあれくらいの『大きなもの』
を持っていると、そういう服を着て街中を歩くのは恥ずかしいの
かもしれません。『小さなもの』を大きく見せたがるババエは多
いけど、彼女は『目立ちすぎるもの』を隠そうとしながら生きて
ます。(ちょっと大げさか^^;) 世界中に誇れるほどの素晴
らしいものを持ちながら、それを見せびらかさない(できない)
性格の彼女が愛しくも思えたりして^^

ナショナルブックストアー側のエントランスでジャネットちゃん
と別れる。彼女は夕方までにマニラホテルに来ると言っている。
そしてワシはそのままH氏のいるカフェに向かいます。

H氏と連れのババエに挨拶してから、たしか4階?の「MAX」に向
かう。とりあえずサンミゲルとチキン等をオーダーしてからお話
しをする。H氏の連れのババエは今風の大きめでレンズが半透明
のサングラスをしている。サングラスごしに見る彼女の顔は結構
可愛いように見えるんだけど、なんとな〜くLA Cafeにいるような
ババエと共通のにおいがする。H氏がサンミゲルを飲みながら
「こいつ馬鹿でさぁ〜、嫌になっっちゃうよ〜。」なんて言って
いる。ワシは彼女に「あなた可愛い顔してるねー、サングラスと
れば?」と言うと「あとでね」とか言ってる。ワシはこのときに
ピンときました。たぶんこの女は昼間にサングラスを外せない理
由があるんじゃないかと。このエルミタ地区の近辺に恋人が住ん
でいたり、プータの友達が声をかけてくるのをH氏に見せたくな
かったり、韓国人の客から声をかけられたくなかったりなど(笑)

ワシはMAXでチキンを食いながら、心臓が毛むくじゃらの男と、LA
風のちょっとインチキくさいババエを眺めながら、サンミゲルを
ゴクリと飲むのであった。


3日目(その5)

H氏がとりあえず今夜の宿泊場所を決めたいと言っている。シテ
ィステートタワーホテルかロータスガーデンにしたいらしい。ど
ちらも飛び込みで行っても部屋をとりやすいとのこと。じゃあ行
きましょうと3人でロビンソンを出る。たいした距離じゃないの
で歩いて行こうとすると、H氏の連れのババエ(リオナちゃん・
仮名・25歳)がタクシーで行きたいとダダをこねている。しょ
うがないのでタクシーでホテルに向かう。

両方のホテルで部屋を見せてもらう。H氏はシティステートのJr.
スイート(3000ペソの部屋)が気に入ったようだ。なかなか広い
部屋で液晶テレビまである綺麗な部屋でした。3人で部屋でサン
ミゲルを飲んでから、マッサージに行こうということになる。
リオナちゃんに「今からリッツスパに行くけど、マッサージの前
に浴場でスッポンポンにならなくちゃいけないんだけど、あなた
大丈夫?」と聞くと大丈夫と言っている。過去に3回リッツスパ
に行ったことがあるらしい。(絶対にこの子は客の日本人か韓国
人と一緒に行ったに違いない、、、と思う^^;)

※)浴場でスッポンポン
フィリピン人は男も女も公衆浴場などでスッポンポンになるのを
非常に嫌がるようです。ババエを浴場付のマッサージに連れて行
くときは、前もって了解を得といたほうがいいかも。

リッツスパでマッサージを受ける。いやぁやっぱここのマッサー
ジは上手いです。利用料は900ペソで、チップをちょっとはずんで
200ペソあげました。いやぁ極楽極楽^^

ジャネットちゃんから電話が入る。今からマニラホテルに向かう
とのこと。ワシは一旦、H氏たちと別れてタクシーでマニラホテ
ルに帰ることにする。あとでタケさんたちがマニラに来るから全
員で合流しようとH氏に話す。H氏は今からリオナちゃんと姉を
連れて食事に行くらしい。


3日目(その6)

ホテルに戻ってしばらくすると、ジャネットちゃんが帰ってき
た。さっそく彼女の撮ってきた写真を見せてもらう。

部屋の中に棺桶があります。先週の水曜日にお爺さんが亡くなっ
たらしいです。この状態で1週間位は安置するらしいけど、あの
暑いフィリピンで遺体は大丈夫なんだろうか^^;


彼女の家の近所の写真です。やっぱりここも子供がウジャウジャ
いますねぇ。


彼女の写真には母親や親類、近所の人たちがいっぱい写ってま
す。チャイピーナやミスティーサ、現地系などいろいろいます。
ワシが写真を眺めていると、ジャネットちゃんが目を細めながら
「My son(私の息子)」と言いました。その写真に写ってい
たのは・・・バリバリの白人顔の赤ん坊でした(T_T)

「え? あなたの子供の父親は日本人なんでしょ?」
「オーオ(はい)」
「本当?? でもこの子はアメリカ人みたいな顔じゃん・・・」
「・・・・・」
「絶対に日本人の顔じゃないよ」
「オーオ・・・彼のお父さんは・・・(←だんだん小声になる)」

うー見なけりゃ良かった(−_−;)
彼女はブルゴスで仕事してた時に妊娠して、出産したんだと思う。
こんなの見ちゃったらもうエッチする気にならないよなぁ、なん
て不謹慎なことを考えながらも、彼女の気持ちを考えて「へぇ、
すごい可愛い子だね〜」なんて作り笑いをするワシでした。


3日目(その7)

しばらくするとタケさんとジョイがマニラホテルにやって来まし
た。ジャネットちゃんとは初対面なのでワシが紹介します。すぐ
にジョイがタガログ語で話しかけ、続いてタケさんもペラペラの
タガログ語で話しかけます。ジャネットちゃんはすぐにこの2人
のフィリピン人(いや、タケさんは日本人か^^;)が、善良な
人種であることを理解したようで、リラックスしながら笑顔で喋
りだします。ワシは3人のタガログ会話の20〜30%程度しか
理解できませんが、何となくいい雰囲気なのはわかります。

タケさんが遊びに行く前に今夜の宿を決めたいと言うので、H氏
が宿泊してるシティステートタワーホテルのパンフを見せます。
「へー安いねここ。スタンダードかスーペリアにしよう。」と言
うことになり、さっそくタクシーでエルミタに向かいます。

シティステートタワーのエントランスには大きなシェパードの警
備犬がいます。妙な薬や妙な煙草をスーツケースの中に潜ませて
いると、噛みつかれて大怪我するので注意しましょう(笑)

スタンダード(1500ペソの部屋)に空きがあったのですぐチェック
インします。タケさんたちは年に一度の帰省でファミリーたちと
毎晩大宴会をしているのでホテル代になんか金をかけられないの
です。ファミリー持ちは大変ですねぇ(笑)



値段が安いので部屋はそれなりです。狭くて高級感とは無縁です
けど、長期滞在するときに安くすごすにはいいかな? あと夜便
で到着した時の初日の宿とか。(L.A.Cafeも徒歩圏内だし^^)

荷物を置いてから4人で歩いてベイウォークに向かいます。タケ
さんたちは2〜3回しかマニラに来たことが無いので、タクシー
で移動するよりも街並みを見物しながら歩きたいみたいです。
「こんなにいっぱいストリートチルドレンが居るなんてブラカン
じゃ考えられないよぉ。こいつら本当に可愛そうだなぁ。」
なんて言いながら近寄ってきた子供たちにコインをあげてます。

ロハス通りに出る途中でL.A.Cafeの横を通ります。ワシは強力な
エナジーを感じて吸い込まれそうになりましたが我慢我慢^^;


3日目(その8)

ベイウォークに着きました。バンド演奏付きの屋台がいっぱい並
んでいます。どの店にするか歩きながら考えていると、ちょっと
古めの曲を演奏してる激ウマなバンドのいる店がありましたので
そこに入ります。


とりあえずサンミゲルとバーベキューとフィリピン料理を数品オ
ーダー、腹が減ってたのでみんなで一気に食べます。


しばらくするとH氏がリオナちゃんと一緒にやってきました。
サンミゲルをじゃんじゃんオーダーしながら6人で宴会です。


タケさんが「このバンドは本当に上手いよなぁ」としきりに褒め
てます。異国の地で気心知れた友人たちと、マニラ湾を背景にし
てサンミゲルをグビグビと飲む。いやぁいい気分ですねぇ^^

タケさんとジョイにカメラを向けるとチューしてます。


ワシもジャネットちゃんとチューしてる写真を撮ってもらいま
す。負けてはいられません(笑)


H氏にもチューを勧めるとリオナちゃんが「アヨーコ(やだ)」
とか言ってます。するとH氏は「何おーう!」とか言いながら、
リオナちゃんのオッパイをいきなり鷲づかみしました(爆)


酔っ払ってくるとジャネットちゃんがラブラブしてきます。いっ
ぱいチューしながら鼻と鼻をくっつけてクリクリしたりします。
ときどき彼女の『大きなもの』がワシの腕に触れたりして、酔っ
払いつつもちょっと反応してしまうワシなのでした^^;


3日目(その9)

そろそろ時間も遅くなってきたのでホビットハウスまで歩いて向
かう。みんな酔っ払ってフラフラと歩いてます。マニラ単独行動
のときはどこか緊張感が残っているものですが、この時は6人も
いたので緊張感が切れてしまい、ワシもヘロヘロ状態です^^;


ワシの日記にはよく出てくるホビットハウスですが、このお店は
本当にお気に入りなのです。キンキンに冷えたビールと心地良い
バンドミュージック、気さくな小人たち。「あぁワシは今マニラ
にいるんだなぁ」としみじみ思います。


2時間ほどしてからお店を出ます。ジョイが物売りの少年と何か
話してます。モゾモゾとお金を払うとバロットが出てきました。
そのバロットをみんなで食べながら今夜はお開きです。


ジャネットちゃんとタクシーでマニラホテルに戻ります。部屋に
戻ってすぐにベッドに倒れこみ、そのまま寝てしまいました。


帰国日

10時頃に起床する。ジャネットちゃんとタガログの勉強会をす
るが、どうもあの白人顔の赤ん坊の写真が頭の中をよぎってしま
って盛り上がれない(ー_ー;)
シーツの中から彼女の腹部をチラッと見ると、やはり産後のフィ
リピン人によくある、あのシマシマのラインが見えました・・・。

シャワーをしてからチェックアウトの準備をする。ジャネットち
ゃんは少し目をウルウルさせながらテレビを眺めてます。


彼女は決して悪い子じゃないので、また会う日があるかもしれな
い。産後数ヶ月?の彼女でしたが、それなりに楽しかったので良
しとします。彼女の家は空港とは逆方向なのでホテルを出てから
別れることにします。ワシのタクシーが見えなくなるまで彼女は
ずっと立ちすくんでましたっけ。


タケさんやH氏とシティステートタワーホテルのロビーで合流す
る。タケさんとジョイはあと1週間滞在するのでブラカンに戻り、
ワシとH氏とリオナちゃんは空港に向かいます。

タケさんたちと別れてからタクシーを拾います。タクシーの中で
H氏は「この女のジョークつまんなくてさぁー、嫌になるよ!」
なんて言ってます。するとリオナちゃんがタガログ語でワシに
「彼と会うのは今日が最後よ。もし次に会うとしたら来世紀かし
らね。」なんて言ってます。更に「彼ってモジャ公の顔に似てる
でしょ!ハハハッ^^」なんて言って笑ってます。
結構面白いじゃん、この女(笑)

ワシはPRなのでドメスティック空港でタクシーを降ります。H
氏はJALなのでそのままNAIAに向かいました。成田でまた
合流して、彼のジープ(ラングレー4000cc)でワシの家まで送っ
てくれる約束になってます。

ワシはチェックイン手続き等を済まし、免税店でマルボロを買い
ます。ピノイの店員が意味不明な言葉で話しかけてきます。何回
か聞き直しましたが全然意味が理解できません。つーか・・・
「ワシは日本人じゃい!韓国語で話しかけてくんな!(T_T)」


離陸した飛行機の中で、赤ワインをオカワリしつつ考えます。
また経験値が少し上がったなぁと。そしてあの白人顔の赤ん坊の
顔が頭の中をよぎりつつ、ワシは寝てしまうのでした。


−おわり−


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