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新商品NEWS

市場のトレンドを先取りする耳寄りな新商品の情報を
いち早くあなたにお届けします。



◆新製法ブレンド茶

 ○サヒ飲料から、現代科学の粋を結集した新製法によるブレンド茶が登場。
 「重力茶」とネーミングされたこの商品、「おもわず引き寄せられます」がキャッチフレーズで、初年度900憶トン以上の出荷量を見込んでいるという。ブラックホールへの臨界値ぎりぎりに設定された質量と、渋味の絶妙なバランスがおいしさの秘密。
 同社では流通向けに売り場補強キット、消費者向けにキャスター付特製キャリングケースなどの販促ツールを用意しているが、時空のゆがみについては対策が遅れている模様。


◆かゆみ止めに新効能

 沼田模範堂から、本格的なアウトドアシーズンを前に、「ムヒSSS」が発売される。
 従来の「かゆみ」を止める成分に加え、「ねたみ」や「そねみ」を抑制する新酵素の配合により、自社比140%の爽やかさを実現したという。同社では、夏場に偏りがちだった従来品に対し、通年での売り上げが見込めるとして、今後は積極的なプロモーション投資をする方針。
 本商品の発売にともない、影響を受ける業界は少なくない。同社が一社提供していた端田寿賀子ドラマも、大幅な内容見直しが検討されている他、剃刀業界、画鋲業界では早くも生産調整が計画されている。


◆都会的イメージのミネラルウオーター

 業界最大手の○ントリーから、「南青山天然水」が発売される。
 従来のミネラルウオーターと比してダイオキシン、トリハロメタン等が豊富に含まれ、ほんのりとしたカルキ臭が味わえるのが特徴。
 ニア・ウオーターの伸長による若年層のミネラルウオーター離れが進む中、従来の自然/郷愁イメージではなく、都会的イメージを前面に訴求。同社マーケティング部によれば、「従来の都市部需要に支えられたミネラルウオーター市場は飽和状態にある。今後は地方の潜在需要を掘り起こすことが必要」とのこと。
「郡部、町村に住みながらも上京をもくろむ若者たちに、一足先に都会の水に慣れていただければ」と開発担当氏(46)は語るが、パッケージに施された唐草模様に込められた意図がわかる若者は、そう多くないとの声も強い。


◆JT、次期主力商品は「鯖の天然水」

 「桃の天然水」「りんごの天然水」の成功を受け、着実にマーケットシェアを伸長するJTは、次期主力商品として「鯖の天然水」を発表した。
 先発二品はフレーバーは評価されたものの、機能性を前面に訴求した追随商品に対しての競争力が疑問視されていた。「鯖の〜」は「DHA+ほんのり魚くさい」が売りで、常温での飲用により、風味がいっそう引き立つという。東海地区でのテストマーケティングを経て、好評ならば味噌風味/しょうが風味等のイクステンションを加えていく予定。






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