流れを見極める:

これまでの、つもや配牌から流れの良し悪しを判断し、今現状の流れがどうなっているか把握する事を「流れを見極める」と言う。

流れを見極めるためには、最初に全体の流れと対戦相手、そして自分自身の流れを把握する必要がある。全体の流れとは大きく分けて「対子場」「順子場」や、小さな手しか和了ない「小場」等がある。対戦相手と自分については、このまま「流れ」にそって打った場合に和了るか、もしくは振り込むか。つもは良いか悪いか等が上げられる。

全体の場を読み、「対子場」「順子場」に合わせて手を作るのは「流れ」を信じる物としては当然だが、「小場」は全体の雰囲気より意図的に作られたものだが、それに合わせて行く事も大事である。

そして、対戦相手と自分の流れについては和了る流れであるか、振り込む流れであるかを判断し、振り込む流れになっているようならば、流れを変え和了を阻止するまでは行かなくても出来れば振り込むのを避ける。

流れが良い。つまりは意図した牌が来る流れになっていれば、「通常」の考えの元に手を作り上げて行けば、自然と和了に向かう。だが、流れが悪い場合はいつも通りに打っていては永遠に和了には向かわない。この場合、流れが自分の意図する所とどの様にずれているかを見極め、そのずれに合わせた打ち方が必要となる。この打ち方、または流れが良い悪いを判断することを見極めるという。