5日目:
ツアー最後のレース観戦となる第15ステージは個人TT。
我がチッポリーニは12時02分の出走予定。
(あ、レースで生チッポリーニを見たらファンになりました)
まずはチッポリーニを写真に収めるべく、サエコのピットに向かうことにした。
すでに入念にアップしている選手がいたのでしばし眺めていると、チッポリーニ登場!
おぉ〜、全身からオーラが出てます、そして身体も顔もデカイ。
写真も撮ってちゃんと握手もしました。

アップをするチッポ様。 |
目的は果たしたので今度はスタート地点に移動。
チッポリーニの出走時間まであとわずか。
急ぎに急いで観衆を掻き分け、ガードマンに留められそうになってもIDカードを振りかざしてなんとか移動できた。
スタート台にチッポリーニが登場するとひときわ大きな大歓声、やはりスターだ。
午後からはゴール地点での観戦だったけど、ここでも三度やってしまいました。
バスでの移動直前、激しい雨が・・・・。
この時間帯にスタートした選手の皆さんごめんなさい。
ゴール地点ではすでに雨が上がっていて、一転して厳しい西日が待っていた。
めちゃくちゃ暑い。
一通り街を歩いて残り500m地点に陣取ることにした。
次々と選手が通り過ぎていき、あとは上位の選手を残すだけになったが、ここでもパンターニファンは当人以外はどうでもいいみたいだった。

パンターニ。飛んできた新聞を踏んでしまっている。 |
オラーノは前にスタートした選手を喰ってやってきてかなりタイムを縮めてきた。
2位のフリーゴもかなりいい走りでやってきた。
こうなるとトップのシモーニのマリア・ローザはかなり怪しくなってきた。
シモーニが来たぞ!
でも、マリア・ローザを守るにはギリギリのタイム差な感じがする。
それでもシモーニは15秒差でマリア・ローザを死守。
ちなみにベッリは昨日の事でエントリーしなかった。

マリアローザパワァで、予想外の好タイムを
たたき出したシモーニ。 |
6日目:
いよいよツアー最終日。
飛行機の出発まで半日余裕があるので、今日はミラノの市内観光。
まずは自転車屋を探したけどなかなか見つからず、あきらめて中心部のドゥオーモへ向かうことにした。
今までのイタリアの田舎町と違って、建物こそ古い物が残っていてもやっぱりミラノは都会だ。
まずはマンゾーニ通りからスカラ広場の前に出てきてダ・ヴィンチ像とガッレリア。
でも、スカラ座の前だというのにこの時は気付かなくて、あとでまた来ることになってしまった。
ガッレリアを歩いていたら、スポーツウェアを売っている店があったので入ってみると、ジャージがちらほら。
このまま何も買わないで日本に帰るのもなんだからって事で、ビアンキのチームジャージ(MTBの)を買う。
でも、日本で買った方が安いんだよね。
さらに「お前、ビアンキ乗ってないじゃん!」ってのも。(笑)
ガッレリアを通り抜けると、そこはドゥオーモ広場。
で、でかいぞドゥオーモ!!
圧倒的な迫力、よくもこんな物を作り上げたもんだなぁ。
完成までに500年もかかったんだって。
広場の前で写真を撮ったりして、いよいよ内部へ。
外観も然る事ながら、内部がコレまたすごい。
芸術には疎い自分でもきれいだなぁと見とれてました。
詳しい事は分らないんで、ガイドブック等を見て下さい。
ここは1日いても飽きないかも。

イタリアゴシック建築の粋をきわめた、ミラノのドゥオモ
(やっとイタリア観光らしくなった(笑)) |

どこを見ても彫刻に埋め尽くされている。 |
屋上にも行きたかったけど時間が無かったので諦めて、昼食を食べて次の観光スポットへ。
街を歩いて気付いたけど、ミラノを観光するのには1日じゃとても無理だね。
美術館なんて一つも行けなかったし。
こっち方面が好きなひろひこには悪い事をしたな。
再びスカラ座に出て、スフォルツァ城に向かう。
この辺を見てた頃は午後も半ばを過ぎていて、強烈な西日を浴びながらへとへとになってしまった。
最後にホテルに向かいながら自転車屋に立ち寄ったけど、魅力的なブツが無くて買い物はナシ。
さすがに1日中歩き回って疲れた。
帰路に向かうべく荷物をまとめてバスに乗り込み飛行場へ。
けっこうハードな日程だったけど、ちょっと変わった新婚旅行ができて良かった。
まぁ、これも自転車夫婦だからこそでしょう。
イタリアはいいなぁ、また行きたいぞ。
この後、飛行場に着いてから、どうも調子がいまいちだなと思って薬を飲んだけど、あえなく発熱。
帰りの飛行機の中でうなされ(今度は14時間)、実家に帰ってからも高熱が下がらなくて結局5日間寝込んだ。
次の週になってひろひこと実家の母親もダウン。
イタリアの風邪は手強い・・・・。
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