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千葉県大多喜町

東長寺


2009年09月20日

この寺は、寺に伝えられた由緒書によると、永正11(1514)年の建立と記されてありますが、天文元(1532)年であるという説もあります。
開基は、大多喜根古屋城主武田信清で、開山は、大岩大和尚と記されています。武田氏・正木氏など戦国期城主の菩提所でありました。その後本多忠勝の長男忠政の夫人熊姫の信仰厚く位牌所にもなりました。
熊姫は徳川家康の長男信康の次女として生まれ天正18(1590)年14歳のときに大多喜城へ輿入れをして、やがて長男忠刻、次男政朝らの生母となりました。
寺には、武田氏の系譜、城主正木大膳亮時茂の墨書銘のある蜀江錦法衣、本多家所用の御膳、熊姫愛用の金欄袈裟などが伝えられていて、県立総南博物館(大多喜城)に収蔵され、町指定文化財になっています。
(看板資料より)

 

 
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