<威圧感>

2隻の戦艦を両腕に持ち、ロボットにも変形が可能な全長1000mを超える要塞マクロスの事。他、生で見た土田晃之の顔面の大きさ。


<イアン・ソープ>

30cmを超えるサイズの足を以って2000年・2004年のオリンピックで多数の金メダルを獲得したオーストラリアの水泳選手。2006年に現役を引退。
しかし彼がどんなに優れた選手であっても、ソープと聞くとまず俺は特殊浴場を思い浮かべてしまう。同じくボディソープと言う言葉にもドキっとしてしまう。


<「いいかげんにしろ」>

実はとっくに「いい加減」だと思っているにもかかわらず、その時は何も言わずに「いい加減」を遥かに過ぎた辺りで発せられる全くトンチンカンな言葉。


<「いいわね!?いくわよ!!」>

モモレンジャーが、自身の武器であるイヤリング爆弾を敵に投てきする際に放つセリフ。
有効半径の広さと破壊力が抜群なので、あらかじめ宣告しても敵方は逃れる術がないと言われている。
が、そんな強力な爆弾を普段イヤリングとして耳にぶら下げているのだから何とも危険極まりない。
モモレンジャーに変身した際にはその格好で町を歩くのだけは勘弁して欲しいところだ。いや、イヤリング爆弾が付いていなかったとしてもあの格好での闊歩は困る。


<「言うまでもない事だが・・・」>

と偉そうにしているくせに結局言ってしまうポリシーの無さ。


<「行くぜ!」>

と聞き、弾んだ声で柴田恭平っぽく唱えた人は「あぶない刑事」世代。
舘ひろしと柴田恭平のトラブル刑事コンビ。フォロー役の若手に仲村トオル。ヒロインに浅野温子。スパイス的存在の中条静夫や木の実ナナ。そしてベンガル。
正にバブル期の代名詞と言えるTVドラマである。
・・・ベンガルは関係ないか・・・


<イソジン(うがい薬)>

イソジンのうがい薬と聞くと、昔CMでカバと思しきファンシーなキャラがガラガラとうがいをしてた、と言うとっても身近な存在として知られているが、イソジンの殺菌能力は凄まじいもので、あの宇宙船アポロ11号だか12号だかが地球に帰還した際、宇宙にはどんな細菌が蔓延っているか予想もつかなかった事から、それらを殲滅する為に海に着水したアポロ宇宙船にしこたまイソジンをぶっかけたと言う史実がある。(それほどまでの破壊力を誇る薬剤を口に含んで大丈夫なのか、と言う不安はあるが)
そんなイソジンは薬用でありながらも作っているのが明治製菓と言う菓子メーカーであるところがまた何とも面白い。
薬学を専攻しながら間違ってお菓子メーカーに就職してしまう様なおっちょこちょいのおかげと想像出来るが、彼の功績は「味の素」のビンの出口穴を大きくする事で消費量をアップさせようと目論む様なチンケな発想とは訳が違い大変素晴らしい開発なのだ。


<いただきますの歌>

俺が所属していた少年野球のチームでは、人間教育の一環として定期的にキャンプ(野球のキャンプではなく自炊したりテント張ったりする方)が行われていた。
そのキャンプで特徴的だったのが、ご飯が完成する度に「いただきますの歌」と言う、今考えると理解に苦しむ歌を歌わされてから食べる、と言う決まり。
曲は「線路は続くよどこまでも」で、歌詞が

ご飯だご飯だ
さぁ食べよう
風もさわやか 心も軽く
みんな元気に感謝して
楽しいご飯だ
さぁ食べよう

と言うものだった。
初めてのキャンプの際(小学4年生)勝手を理解していなかった俺は、この「いただきますの歌」を歌う前についうっかり目の前で網焼きされていたピーマンを口にしてしまった。
その時、同じチームの友人からの「あ!いただきますの歌を歌ってないのに!」と言う告発により俺は吊るし上げられる形となった。
当時の俺は青野菜が大嫌いで、ピーマンなぞ普段は進んで食べようともせず、いつも親に「食べなさい!」と強制的に言われ渋々箸を運んでいたものだったのだが、キャンプと言う同世代の仲間と一緒に過ごす楽しい空間、そして空気の美味い自然の木々に囲まれた環境において、俺は目の前の網上で焼かれるピーマンを見た時に「あ、今ならイケるかも・・」と言うある種の自己催眠的な作用をバネに大きな決心でそれを口にしたのだった。そんな切ない心理が裏にあろうとも俺の個人的な思いや事情は監督に理解されよう筈も無く、俺はルールを守れない少年と言うレッテルを貼られてしまった。
一種のトランス状態でピーマンを口にした際、その友人の告発で我に帰った俺はピーマンの味をそこではっきりと感じてしまい、思わず吐き出してしまった。俺のピーマン克服がこの事件によって先延ばしになった事は言うまでもなかろう。


<イチロー>

大リーガーのイチローが世に出て来るまでは「イチロー」と言えばキカイダー01(ゼロワン)の人間形態の名前を置いて他に無かった。
・・・たぶん。


<「1回だけで良いからお願い」>

絶対に1回では満足しない。


<イビルっちょ>

昭和50年代に放送されていた特撮ヒーロー番組「アクマイザー3」は3人のヒーローで構成されていたのだが、その中のリーダー的存在であるザビタンはあらゆる人物に変装する能力を持っていた。そしてお笑い的存在のガブラは「ガブラっちょ」と言うダチョウに変身する事が出来た。しかしもう一人のヒーローであるイビルは変身能力を持っていなかった。そこでガブラが「イビルっちょって気合を入れて言えば必ず変身出来る」と適当な事を言い、それを真に受けたイビルが何度も挑むのだが、何故かバケツやコップにしか変身出来ずに落ち込んでしまう、と言う件があった。
イビルはゴレンジャー言うところのアオレンジャー的な存在で、いつもクールを気取り俺にとってはかなり好きなキャラだったのだが、そんなイビルが変身したいとガブラ如きお笑いヒーローに弟子入りし、あまつさえバケツやコップにしか変身出来なかったと言うオチを見せられた時の俺のショックは相当なもので、アクマイザー3の記憶が年と共にどんどん薄れ行く中、そのエピソードだけは克明に脳裏に焼き付いている。


<イメージ>

たまたまであっても、スヌーピーのネクタイをしてメイド服を着たゲームのキャラクターがプリントされているマグカップでコーヒーを飲んだ後に宅配物へ分かり易い様に自らが描いたクロネコのイラストを貼り付けているところを連続で見られてしまったら、どんな言い訳をしようが新入社員からは変態扱いされる。


<因果応報>

地球は丸くて引力が存在するからヤケクソになってウンチを投げたりすると1周して戻って来て自分の後頭部に当たってしまうと言う意味。


<飲尿健康法>

昔、自身の尿を飲んで健康増進を図ろうとする「趣向」の人たちが存在していた。
単純に考えると栄養を吸収し尽くした、いわゆる「出がらし」が尿な訳で、そこには栄養素なぞ含まれていないと思えるのだが、それでも彼らは独自の理論を展開し毎日尿を飲み続けていた。(「朝1番の尿が良い」とかのたまっていた覚えがある)
その後、彼らが健康になったと言う話は一切聞かず、今やそんな事をしている人間は居ないと思える為、やはり飲尿健康法はアデランスのサンク増毛法(さ行下部参照)並みに眉唾物だったと思える。
今各所に存在しているであろう、かつてこの健康法を信じて尿を飲んでいた人たちは、自らの過去を封印するかの様に、はたまた何事も無かったかの様に日々を生きているのであろう。
一度該当者に今の心境とあの時「信じていたもの」について聞きたいものだ。



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